ジュゴンの家・日誌
「ジュゴンの家」の賛助会員、募集中
「ジュゴンの家」は沖縄・名護にあるリサイクルショップです!!お店を開けつつ、「基地建設をとめたい!!」という思いで、日々行動しています。
「ジュゴンの家」では「ジュゴンの家」を支えてくださる賛助会員を募集しています。
「力になろう!」という皆さま!!
ぜひ、賛助会員になってください!!よろしくお願いします!
会員申し込みは・・・FAXまたはメールでお知らせください。
  電話&FAX 0980−54−2948 
   e−mail   dugonghouse_in_okinawa@yahoo.co.jp
会費・・・月1000円、年10.000円となります
同基金への協力は 
●琉球銀行 普通口座 名護支店
 口 座 番 号   23−130
 口 座 名  西 陽子 まで

よろしくお願いいたします

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10月C
参加者募集!!!
阻止船に乗る人、カヌー隊、座り込みする人が必要です!!!
少ない時間でも、行動できる人は集まってください!!
あなたが行動することで現場の状況は変わる・・・・!!
どうか、よろしくお願いします!!
辺野古に来てください!!!
夏が過ぎて、海の上はだんだん寒くなってきています。普通の衣服では、濡れて風に当たっているとかなり寒いということです。
カヌー隊、プカプカ隊、ダイバーが着るダイビングスーツも募集しています。使わない物があれば、是非ジュゴンの家の住所まで送って来てください!!お願いします・・・!!

海上調査阻止行動のための緊急カンパのお願!!
現在、辺野古ではボーリング調査を阻止するための阻止行動が行なわれています。とりわけ「海上調査阻止行動」が重要になっています。リーフ外での防衛施設局の調査を阻止するための行動船を調達するための資金が圧倒的に不足しています。

 今すぐに数100万円の資金が必要です。全国の皆さんに緊急カンパをお願いしたいと思います。皆さん応援をよろしくお願いします!!

 カンパを振り込まれる際は、下記の口座にお願いします。(このカンパのお願いは「ジュゴンの家」が、「命を守る会」を応援する気持ちで独自でやっています。振り込まれたお金は、辺野古でのボーリング調査阻止行動のために使われます。)
●郵便局 17040−14225611
西 陽子

国会前座り込みホームページヘ!!

10月31日(日)

ジュゴンの家日誌
植物博士が辺野古からゆっくんたちを送ってきてくれました!ジュゴンの家に初来店!!お休みの篠原さんも来てくれました お客さんが釣った「ミジュン(小魚)」の刺身をいただきました!!新鮮でおいし〜い!! そのお客さんの家まで行って、さばき方とカラ揚げのしかたを教わったAちゃん。ハウスに帰って早速お料理!!
みんなで協力!! 晋くんは今日の日誌を書いています できあがりました!!揚げたては熱くてサクサクでとってもおいしーい!!
←ミジュンの唐揚げを肴に、
大阪から座り込みに来た女の子も交えて
飲む


10月30日(土)

座り込み195日目
今日の日誌はゆっくんが作りました
東京からストップ劣化ウラン弾キャンペーンの方たちがテントの設営から参加 差し入れのサーターを食べる3人娘
土曜集会始まる 今までの経緯を話す晋くん お疲れ様でしたー

晋くん日誌
10月30日(土)
・防衛施設局による調査は行われていません。

土曜日なので朝から土曜日浜集会。
まよなかしんやさんと28日の「まっぴるま満月コンサート(県庁前)」を行った「STOP DU WEAPON」という団体の人達がテント立ち上げから来ていてくれていたのでとても助かりました。
テントを立ち上げた後、久しぶりに調査もなく和んだ雰囲気で「土曜日浜集会」。
「土曜日浜集会」は一年前の4月8日に防衛施設局が「ボーリング調査のための事前調査」で辺野古漁港に乗り込んできた時からこの辺野古の状況を変えるために週に一度、午前7時に浜辺に集まり、浜掃除をして集会を持ち、カヌーの練習をしてきました。
今は、座り込みで土曜日の朝に土曜日浜集会を開いています。

この頃の座り込みはなんでかとっても低年齢化しています。平均年齢23歳という所でしょうか。
今日はSTOP DU WEAPONの人達も来ていたのでにぎやか。座り込みに参加している一人一人からあいさつがありました。
STOP DUの代表者の方からは
「一日しか座り込めないことを許してください。おととい私達はまよなかしんやさんのコンサートに参加しました。ビラをまいたりしましたが、通り過ぎる人達が立ち止まって聞いてくれていました。それから基地の前で米兵達に対してイラクに行かないよう呼びかけてきました。私達はここだけを現場とするのではいけないという思いを受け止めて、ガンガン東京で訴えて行きたいと考えています。」
と話しがありました。
宜野湾の方が家族で参加していましたが、
「ここまで来るのにたったの40分でした。辺野古という場所を知らず、2時間ぐらいかかる場所にあると思っていました。でもたったの40分。来れますね!!今日は家内と子供と来ましたが、次はおじぃ、おばぁもつれてきます!!」
ととても力強い言葉でした。

その後はこの間のことをレクチャーしたりとゆっくりと一日が過ぎていきました。

イラクで香田さんが拘束されています。政府の対応は絶対に許されないものです。小泉首相が「自衛隊の撤退はしない」と言ったこと。イラクの抵抗している人達の逆鱗に触れたことは間違いないです。この政府は私達の声に耳を傾けようとはしていません。香田さんのためにも私達の手で今すぐに自衛隊を撤退させなければなりません。
イラクに行ったMさんが言っていた。
「私がイラクで拘束された時、沖縄からファルージャに海兵隊が出ている話を武装闘争をしている彼らにしました。そして、今沖縄がイラクでのアメリカの攻撃を止めるために普天間基地を返還させ、基地建設をさせない行動を力強く続けていることを。私はイラクの協会の人達の助けがあり解放されました。彼らの対応は拘束されていた時もきわめて紳士的でありましたが、その話をした後、彼らのガードの元で町内を案内していただいた。」ということ。
沖縄の怒りが私達の行動がイラクに繋がっているということ。
辺野古の基地建設を止める行動がこの国を変え、イラクから自衛隊を撤退させる行動に繋がっていくことをイラクの人達を強く望んでいるのだと感じました。


ジュゴンの家日誌
座り込みに参加している
バックパッカーのOさんが来店!!
辺野古テント村に歩いて来て、初めて知った基地建設の計画。
「カヌーで海に出て、辺野古の海の素晴らしさを実感した」と言っていました。

旅の体験談など、いろいろ聞かせてくれました!
←歩いて辺野古に戻る


10月29日(金)

座りこみ194日目
東京から座り込みに参加している若者達が写真を撮ってきてくれました!!
朝、まだ月が出ています・・・ キャンプ・シュワブ第一ゲート向かいで、中に入る施設局の車をとめる・・・!!!
そちらから入れないと諦めて、第一ゲートから入ろうとする施設局。第一ゲート前にいた人が急いでとめに入った。
向かいゲートからも第一ゲートに走り、車を止めた。しかし、そこに名護署が介入してきた。もめている間に、車は第二ゲートの方へ走り去った。
座り込みへ移動!
今日は施設局はリーフ内の調査はせず、リーフの外の調査だけをしていた。カヌー隊・阻止船も一旦出動したものの、リーフ外のため、引き返す。その後再び、阻止船は全隻外洋へと向かう。外洋には大型調査船4隻、小型船2隻+作業船「ゆいまーる」、「未来」が調査を開始していた。大型船4隻、及び小型船2隻は潜水調査を行い、作業船「ゆいまーる」「未来」は”磁気探査”をしていた。阻止船は磁気探査を止めるために作業船「未来」への阻止行動を行い、磁気探査を阻止!!調査船が昼休みに入ったため阻止船は一時戻って、昼食をとる。午後1時に外洋へと向かったが、調査船は全隻引き上げていった。
座りこみテント前で辺野古の海の写真を展示しています! 今日は海に出なかったカヌー隊。
練習をしよう!!と海に乗り出しました
置いていかれたMくん・・・さびしそう
お昼の風景 お弁当(Mくん用) 座りこみに東京からきている女子大生
午後、リーフ外の調査の様子を見に行こうと船をだしました

晋くん日誌
10月29日(金)リーフ内での作業は終了か!?外洋で阻止行動!!
・防衛施設局の違法な強行調査に対して阻止行動を行ないました。

午前7時、ゲート前からの連絡では「午前6時30分に防衛施設局員の出入りがあった」とのこと。
午前8時20分、漁港内の大型船舶4隻と小型船舶2隻が出港。カヌー隊、阻止船も出港。今日は漁港内のリーフ内の調査をするための小型船舶に動きがないようでした。
しばらく、リーフ内でカヌー隊を曳航して待機していましたが、リーフ内での調査船に動きがないため、私は外洋へと出ることにしました。

外洋では、マナヌ岩近くで大型船2隻と小型船1隻がチームを組みダイバー達を乗せていました。久志集落の沖合い、外洋には作業船「未来」「ゆいまーる」が調査をしています。どうやら「磁器探査」の作業をしているようでした。
私は「未来」に向かいました。

「未来」は船首から2本のロープをたらし、海底になんらかの機器を備え付けているようでした。船首から「OCEAN」と書かれたヘルメットをかぶった業者数人がしきりに海底を覗いています。磁器探査の作業は少しづつ船を前進させ、何か反応があった場合にはその場であたりを調べます。その通りのことをしていました。
私達は「未来」の前に立ちはだかり、作業をとめに入る。
警戒船「ゆいまーる」が私達の船を追走し、後ろから船をぶつけるようなそぶりを見せつけながら迫ってくる。「ゆいまーる」を避けて「未来」の前へ。その繰り返しです。
「未来」の前に船をつけられるのが相当嫌なのか、「未来」の作業員達は「ゆいまーる」へ私の船をどかすように何度も指示を出していました。
阻止船2隻の阻止行動に「未来」が右往左往している。その内に海底で何かがあったのか、「未来」の動きが止まる。
作業員達が話し合いを持ってダイバーを降ろすようなのでいったん船をその場から離す。どうやら海底で磁器探査の機器にロープが絡まり、海底に引っかかっている状態のようでした。
「未来」は磁器探査機器を船尾に上げ、「ゆいまーる」と共に私達の前から逃げ出しました。
時計を見ると12時を回っていたため、昼休みに入ったのだろう、ということで他の調査船も見つつ漁港へと戻りました。他のダイバーを積んだ調査船も昼休みに入っていました。

昼ごはんを詰め込み、小休止した後、午後1時30分に再度、阻止船を増やして外洋へと出ました。
しかし、「ゆいまーる」「未来」は戻るわけもなく、私達を確認するとそのまま外洋へと出て行きました。他の作業船もシュワブへと戻っていくようでした。
私達もその場を引き上げました。

この日カヌー隊は今まで船に乗ったことがある人が少なかったので乗れる人で海を走りました。途中、別の船を操船中の大西さんから声をかけられ、大浦湾の案内をしてもらいました。
「この辺に枝浜サンゴが群生していて、そこにくまのみがたくさんいるんだ。見えかー?」と大西さん。
「うーーん、これかなぁ?」透明度は高いのですが、水深が5メートルほどあるのでちょっと上から見ることは出来ませんでした。
次は潜ってみるぞ!!


10月28日(木)


←ヨッシーたちは那覇・県庁前のコンサートに向けて出発しました!

→伊江島の儀間さんが買い物に来ました!
ちょうど千鶴子さんが来て、一緒にお話してました


座りこみ193日目
今日のゲート前行動は、ダイバー達の車が基地の中に入るのをとめられなかった。関係者のものらしき車が地下道でキャンプ・シュワブにつながっている第一ゲート向かいから中に入っていく。
午後
午後3時頃、今日の調査が終わったようだ。カヌー隊から「平島にあそびに行こうよ!!」と提案が出て、牽引したままみんなで行くことにしました! 平島にとうちゃーーく!! 船から海に飛び込んだ晋くん!!
勢いあまってメガネをしたまま飛び込んだので、メガネが海中へ!!!
みんなで探す・・・・透明度が高いから見つかりました・・・気をつけてね! 港に帰ります

晋くん日誌
10月28日(木)
・防衛施設局による違法な強行調査を止めるために阻止行動をしました。

今日は防衛施設局の定例の記者懇談会があったようです。
西防衛施設局長は「36ポイントの潜水調査を終えた」と発表。9月24日までに全ての潜水調査を終わらせるなどと言っていた防衛施設局の強弁はどこにいったのやら、と感じています。「工期短縮で辺野古基地建設を進めていく」と話していました。「工期短縮」というのはずさんな調査を行なうと言っているようにも聞こえます。実際、36ポイントでの潜水調査も「調査した」と言ってもちょうじりをあわせるためだけの調査が強行されていただけでずさんでした。これで「調査をした」と本気で言っているのでしょうか。とっても疑問です。

記者懇談会はさておき、今日も阻止行動のために午前8時より海に出ました。
午前9時にキャンプシュワブで資材を積み終えた調査船が出港。調査ポイントへと高速で向かう。私達も後を追う。
調査船が着いた場所は昨日と同じ場所でした。昨日は何も出来ていなかったことが明白です。
調査船からダイバーが降りる。フィリィア号から私達のダイバーも降りる。昨日と同じ展開でした。カヌーを曳航していた私達も遅れて到着。カヌー隊を船から離し、調査ポイントで海上と海中での阻止攻防戦が始まります。
防衛施設局のダイバーは何も出来ず、15分と立たない内に船にあがりました。
調査船は急いで次のポイントへと向かう、しかし、先ほどのポイントで海中の機材を船に片付けていないことは分かっている。これは陽動でした。
アンカーを降ろしたと思っていたらまたすぐに上げ、先ほどのポイントへと戻っていく。少し出遅れたが、阻止行動隊全体がそちらへと走る。
少しの間調査を許しましたがまたも途中で止めました。

向こうのダイバーが私達のダイバーに話しかけてきました。
「今、私が潜っている海域には海草が驚くほど群生しており、サンゴ礁も再生しています。ですから、このポイントでは保全のための潜水調査です。」と断りを入れに来ました。
防衛施設局員にも確認する。「そうです。」と答える。私達はいったん退くこととしました。ただし、何か動きがあればすぐにとめに入るということです。
その調査の間、カヌー隊は小休止のため陸に上がり、私とフィリィア号は海上で監視をしながら昼食をとりました。
その間に調査船の海人達と会話をしたりと和んだ雰囲気が海上にはありました。大西さんの昨日の話などで笑い声が響いていました。
夏芽さんの丁寧な話しで初めて海人達は私達がお金をもらって動いているのではなく、すべてボランティアで動いている、純粋に基地建設を止めたくてこの海にいることを知ったということでした。
海上での新しい出会いに感謝の気持ちでいっぱいでした。

午後に入るとダイバー達は海から上がり、調査船は平島、長島で昼休みに入りました。私達はそれを確認し、漁港に戻りました。
午後1時30分にカヌー隊、阻止船共に海上へと出ましたが、調査船はシュワブ海域へと戻っている様子。調査をしていた船に声をかけると「今日は終わりだ」という。

早めに調査を終了したということもあって余裕が出ました。カヌー隊から「久々に平島まで遊びに行こうよ!」と声をかけられました。
フィリィア号に声をかけると夏芽さんがうれしそうに「行く!」と。
皆で本当に久々に遊びに行きました。
平島へ着くとそれぞれすごいはしゃぎっぷり。久しぶりに海で心から笑顔になれました。私はさくら丸から海に飛び込む時にうれしさの余り眼鏡をつけたまま降りてしまって、眼鏡が海の中に!!「あちゃーー」と思いつつシュノーケルを着けて海の中に素潜り。海の中がものすごく透き通っていて見渡せます。眼鏡はすぐに見つけ出すことが出来ました。
波が少し荒かったですが、ほんとに久しぶり海を見たような気がします。


沖縄の新聞より

墜落事故と同型機3機が普天間から岩国向け飛行


岩国基地に向けて飛び立つCH53D輸送ヘリ=28日午前、宜野湾市の普天間飛行場

 【宜野湾】在沖米海兵隊は28日午前9時56分から58分にかけて、8月13日に沖国大に墜落した事故機と同型のCH53D輸送ヘリ3機を普天間飛行場から岩国基地に向け離陸させた。県は「十分な再発防止策が示されていない」として飛行中止を求め、同機の再飛来を容認しない方針を示した。宜野湾市は「住宅地上空の飛行移動は到底認められない」と米軍に抗議した。県議会は28日午前、13日から始まっている民間地上空での飛行再開に対する抗議決議・意見書案を全会一致で可決した。

 3機はKC130空中給油機を随伴し、鹿児島県の海上自衛隊鹿屋航空基地で給油し、午後4時ごろには岩国基地に到着する。

 事故機の同型ヘリはハワイのカネオヘベイ基地所属で、事故機を含む12機が今年4月に岩国基地に配備され、その後に普天間飛行場に移駐していた。うち6機が事故の9日後に日本政府の反対の中でイラクに派遣された。残る2機は点検飛行を完了した後、11月中旬に岩国に向かう予定。

 普天間飛行場では28日、早朝から事故機と同型のCH53D輸送ヘリ3機が格納庫から出され、数人の兵士が機体を点検したり荷物を積み込んだりした。午前9時35分に3機ともエンジンを始動し、同43分に同時に回転翼を回し始めた。

 同50分には自走して格納庫前から滑走路の真ん中まで移動し、56分から1分おきに、機体に「04」「03」「01」と記されたヘリが順に北側の中城村、北中城村の方向に向けて飛び立った。空中給油機は午後1時現在、飛行していない。

◇再発防止策の徹底なされぬまま残念 稲嶺知事

 CH53D輸送ヘリ3機が岩国基地に向け飛行したことについて稲嶺恵一知事は28日午前「日米合同委員会の場で事故原因の徹底究明と実効性ある再発防止策が確認されるまでの間の飛行停止を求めてきたところであり、それがなされない段階での飛行は残念だ。事故分科委員会での日米双方の専門家らの協議結果を踏まえた勧告が日米合同委員会で合意され、その結果を県民に公表し、不安を払しょくする必要があると考えており、日米両政府は十分配慮してほしい」との談話を発表した。



10月27日(水)


晋くん日誌
10月27日(木)
・防衛施設局による違法な強行調査がありました。

午前6時45分、キャンプシュワブ第一ゲート前に行くと阻止、監視行動のために何人かの人達が立っていました。現在の状況を聞くと「いまところ防衛施設局が入った様子はない」とのこと。
防衛施設局は午前5時55分に来たこともある。わざと時間帯をずらして来る時があります。しかし、そこに立っているという行動がとても大切なことです。

午前8時、漁港よりリーフ内の調査のために小型船舶4隻、外洋の調査には小型2隻と大型4隻出港しました。私達も阻止船とカヌー隊を出港させる。
私はさくら丸に乗り込んでカヌー隊を曳航、フィリィア号にダイバーが乗りました。

午前9時キャンプシュワブから資材を積み込んだ調査船がリーフ内に入ってくる。カヌー隊を曳航している私達が立ちはだかる。調査船は私達を4隻で撹乱し、私達の阻止線を抜いていく。すぐにフィリィア号が後を追う。
久志集落の沖合いに調査船がアンカーを降ろします。ダイバーを投げ入れる。フィリィア号からもダイバーが降り、海中での攻防戦が始まります。少し遅れてカヌー隊が到着。調査ポイントの確保をするため円陣を組む調査船の中に入っていく。
防衛施設局のダイバーは15分と調査をせずに船にあがる。このポイントでの調査を完全に阻止。
調査船は慌てる様子で別の調査ポイントに高速で船を走らせる。すぐにフィリィア号が追う。私はカヌー隊に集まってもらってまた曳航し、次の調査ポイントへと船を走らせる。焦る気持ちがスピードにも出る。カヌー隊が1度転覆してしまった。やはりカヌーを引っ張るのに無理は絶対に出来ない。
フィリィア号のがんばりを信じ、しかし、早く駆けつけて援護しなければいけない。
キャンプシュワブ沖で調査を開始した調査船をまたも止める。
調査船は焦る、焦る。次のポイントへと30分も立たない内に走り出す。

今日はそういう一連の行動を繰りかえし、4ポイントの調査の内の3ポイントをとめました。
外洋での調査は残念ながらとめに入ることが出来ていないが、リーフ内は確実に止めることが出来ています。

・ちょっと面白いエピソード
今日の調査を阻止する闘いに参加していた大西さん(ヘリ基地反対協共同代表)の日誌にこんなことが書いてありました。
アドレス:http://www.geocities.jp/teruo024/

「 船の上の愚直、愚直な抵抗
 今日は1日中船の上、調査現場で昼食を始めた。よほど台風と海の上での抵抗で仕事が遅れていると思う。船とカヌーでの昼食となる。おなかの調子が悪くチビル、潜水具に変え海で洗う。水中ビデオの訓練で3回泳ぎ調査ポイントですでの訓練をする。40代までは数時間泳いでいたが、耳も悪く途絶えていたのでなれる目的でもある。」

大西さんの日誌ってとっても面白いです。「愚直」の言葉の通り、愚直で素晴らしい文章が毎日更新されています。「チビル」なんて言うことをまじめに書くところがまた面白い。
ついでに言うとカヌー隊でがんばっていた人が一生懸命そばを泳いでいたのでちょっと心配。




10月26日(火)


事務所内で辺野古のビデオ第4巻を見ました! 弁当を取り合うゆっくんと晋くん スコットランドのジャーナリストの方が来ました。辺野古周辺を案内。
絡み合う2人

悦美さんが初めてきた人にカヌー隊の状況を説明→→
ゆっくん 師匠とセッション


10月26日(火)
ジュゴンの家日誌
お客さんがいっぱい来ました!!
売り上げ好調!!
則子さんたちは与論島へ出かけていった。残ったたかちゃんたちが、21世紀の森公園にピクニックに行く途中でお店に寄った 常連さんが、「おいしい豚カツ屋さんでご馳走するから、食べにいかない?」と誘ってくれたので、いっときお店を閉めて食べに行きました!!
教えてもらった「お子様豚カツ定食」!!けっこうボリュームがあって、おいしかったです! 「いっただっきま〜す!!」 大家さんから差し入れの醤油と、
ユキさんから差し入れの料理酒!!
煮物ができるね!
お客さんに、お姫様の柄のついた着物を着せてもらうサオリちゃん 森住さんと、今日辺野古に来ていたジャーナリストの方達が来店



10月25日(月)

7時過ぎ、キャンプシュワブ前で監視活動。台風接近のためか、今日はダイバー達は来なかった。良かった良かった・・ 辺野古に着くと、琉球大学の学生がゼミの授業で沢山訪れていました!
辺野古の浜から海を眺め、基地の大きさを実感。
琉球大学の方が作ってきたプラカード
学生の方、一人一人が感想を語る。
「新聞では知っていたが、実際に来てみると全然違う。」
「作りかけの作業ヤードを見て、これが税金無駄遣いの結果か・・と思った。」
「新聞とは違ったと言ってらっしゃるかたが多くいましたが、メディアには限界があります。爆弾を落とされる側の凄まじさは伝えられません。」
晋くんの三線教室!! 「難しい・・」
歌いながら弾く練習をしないと上達しないらしい
HPを携帯で作っています!!
見てね!!
「沖縄辺野古想いをつなげる」
http://blog.livedoor.jp/fukukuru7775/
森住さんがイラク報告をしてくださいました!
破壊された原発から放射性物質がイラク中に撒き散らされていることなど、知らないことがたくさんありました。
ヒサ坊さんの船、無事に陸に上がりました!

晋くん日誌
10月25日(月)県内の大学生が来訪しました。
・今日で190日目。台風24号の影響で阻止行動は行なわれていません。

後、10日間で200日を迎えます。これから那覇市長選挙も始まります。いえ、始まっています。相手候補の原色尾長氏は自民党政権の中でも大きな力があるとのこと。厳しい選挙戦となりそうです。基地建設、基地に反対を掲げている高里鈴代さんにぜひ市長になって欲しい。県知事のお膝元の那覇市長が基地建設に反対するとなれば状況は一気に動き出します。

今日の座り込みは事務所前での座り込みとなりました。ゲート前で監視行動をしている方からの連絡で「防衛施設局員が基地内に入った」とありました。漁港内は大型船一隻が停泊していましたがその他の船は台風対策をしたままの状態でした。
辺野古の浜辺、シュワブ側には調査をやる場合にいるガードマンがパラソルを立ててこちらを見張っているようでした。
午後になりガードマンも引き上げていったため、今日はないということを確信しました。

事務所前座り込みにはたくさんの来訪者がありました。午前中には県内の大学生が30人ほど座り込みに参加してくれ、座り込みの思いを大学生達にそれぞれが語りました。
大西さんから基本的なレクチャーがあり、私も話させていただきました。私だけではなく、
・座り込みのニセーター達一人一人から話しをしてもらいました。
26歳Mさん
「僕は県外の大学生でカヌー隊に参加しています。毎日来る防衛施設局の調査船に対して皆で止めに入っています。この座り込みが毎日50名以上の人達によって行なわれているために国は陸上から手を出せずにいます。この190日間は沖縄の状況を変えました。戦争に向かう状況も変えられると感じています。」
25歳Iさん
「一緒にカヌーに乗りましょう。絶対に止められます。」
20歳Sさん
「戦争が起こっている状況や、基地を作るような状況はこの辺野古から変わっていっています。私もがんばります。カヌー隊募集中です。」
23歳Nさん
「僕は自然保護の活動をやっています。この自然は残していかなければいけません。ジュゴンを守りましょう。」
24歳Hさん
「沖縄や全国の基地は戦争をするためのものです。沖縄で基地建設を止めるということは戦争を止めるということです。私はNO WARを貫いていきたいと思います。皆さんもここに時間のある時に座り込みに来てください。」

その後、奥間川保護基金の伊波さんからも話がありました。
「人は理想を持って生きていかなければいけないと私は思っています。基地建設ではなくて、私達が生きていける世界を理想を持って作っていきましょう。」

大学生を砂浜に案内して基地を見てもらったりもしました。
・大学生達は帰り際一人一人が感想を残していきました。
「新聞紙面で見ていた時はその表面のことしか見ていなかったことを感じました。」
「さきほど話しがあったように"理想"を持って生きていける社会に変えて行きたいです。」
「親近感が湧きました。また来たいです。」
「僕も一本の小さくても木になって出来ることからやっていきたいです。」
「まだ座り込みに参加するとか、関われるか自分の中ではっきりしていませんが、ここで感じた思いを周りに伝えていきます。」
「沖国大の事件があってから考えが変わってきました。普天間基地はいりません。辺野古にもいりません。基地建設には絶対に反対です。」
「現場に来て、賛成せざるを得ない人達もいると聞き、その人達にどう接して反対の意思を伝えているのか聞きたい所ですが、頑なに反対を続けていることが伝えるために必要なのだということも知りました。自分自身がどう伝えていくのかを模索したいと考えています。」
一人一人、とても思いがこもっていました。
最後に平良修さんがあいさつ。
「さきほどの感想の中で新聞紙面では見れなかった、親近感が湧きましたという話しがありました。今日、あなた方が来て下さったことをうれしく思います。さきほどの話ですが、新聞紙面の限界性というものは知っておいて欲しいと感じます。沖縄戦の映像は多くの衝撃的な部分を見せていますが、それは全て"爆弾をぶっ放している側"からの映像です。爆弾を浴びさせられている側の人間はそれどころではありません。イラクの報道でもそうですが、記録として残されているものは"余裕"がある所で撮られているものだということは認識して欲しい。ですから、今日あなた達は座り込みに来て座り込みを見ましたが、それはほんの一部でしかありません。本当に激しい部分は見ていません。今日来たというだけで終わらせてはいけません。このことを一人一人の中にしっかりと芽吹かせて欲しいのです。ただ、見るだけだとそれは"記録"としてしか語られません。持ち帰ってこのことをしっかりと掴む努力を惜しまないでください。座り込みに来るのも良い、自分の場所で広げていくことも必要です。今日はありがとうございました。」
大学生達の顔色が変わっていた。何をそこで話せるか、出来るか、人の出会いとはその一瞬です。繋げる努力、広げる努力は大変な労力ですが、そのことを日々学びとって基地建設を止めるためにつなげて行きたいです。

その後も座り込みにはたくさんの来訪者がありました。弁護士の方々もたくさん来られました。
途中雨がザーーッと降ったりもしました。
座り込みは多くの出会いとともに終えました。私は本当に自分が人が好きなことに気づかされます。人との出会いが常に自分を成長させ、自信へとつながっています。




10月24日(日)
じゅごんの家日誌
和歌山のOさんから沢山のお洋服の寄付をいただきました!
ありがとうございました!!!
お客さんからの差し入れ! 座り込みに参加されている方が辺野古からじゅごんの家まで歩いて来られました!!



10月21日(金)

座り込み187日目
←キャンプ・シュワブとの
境のフェンスが台風で壊れて、
素通りできる入口ができていた。
仕切っている鉄条網がなければ
ほんとにただの浜だ。こっちと繋がっている辺野古の浜だ・・・。
船救出大作戦!!そのA!!(前の日も数人でやってみたので、正しくはそのBらしい)
「ダムを作ってやってみたらどうか!?」という提案で、6人で川まで行ってみた。
板で水をせき止めて、ダムを作ろうとする 船の通る前を掘って道をつくる そして後ろから押す!!しかし、人数が少ないこともあってなかなか進まず・・・!!
座り込みから応援が来ました!!頼もしい!! みんなで押すと、進む進むー!!!
さっきまでが嘘のように、スルスルと進みます!!
ヘドロに足が埋まって動けなくなった
ところを、助けられたうららちゃん。ヘドロまみれ・・・・。
うららちゃんが助けられている間に、船は応援に来た人たちを乗せて遠くへ行ってしまった・・・。足が埋まらない小島に避難して、船をみつめる4人「置いて行かれちゃったー・・・・」
川から上がって、下流で船を待つことにした。
まだかな、無事にこっちまで来られるかな・・・。 来ました来ました!!! みんなで櫂で漕いでる
船は深い場所を選びながら、
少しずつ海のほうへ進んでいきました。
3回めでようやく、
無事に船を海へ戻すことができました!!
やったぁ!!!
午後は植物博士の水泳教室です!!!
準備体操 息継ぎのしかたを教える 足の使い方
けのびの練習 最後はテストがあって、全員合格しました!
水泳教室のあとは「命を守る会」事務所前であったかいシブイ汁をご馳走になりました!!
海で冷たくなってる体に、よく煮込まれたシブイとソーキが超うまい・・・!!
座り込みテントに戻ると、新聞労連の方達が来ていました


ジュゴンの家日誌
サオリちゃんが作ってくれた
夕ご飯!

鶏のフライと、2種類のサラダ
(ポテトサラダとキャベツのサラダ)

晋くん日誌
10月21日(木)
・台風による余波で阻止行動は行なわれませんでした。

今朝の新聞には「台風23号により46人死亡、48人が不明」とありました。台風による被害が確実に広がっています。
平和を願い行動することと共に自然災害での甚大な被害は私達に大きな課題を突きつけていると感じています。
今日は防衛施設局側も作業に手が付けられませんでした。防衛施設局が調査の主力を出港させている馬天港は船が台風によってなぎ倒され、転覆している船が相次いだとのこと。辺野古漁港は全ての船を陸に上げているので被害はなかったものの、沖縄の漁港及び周辺地域は農業にも甚大な被害を与えています。
10億円以上の被害が農作物に出たとの情報がありました。
台風での被害への救助が遅れていたことがニュースを見て伺えました。バスの上に取り残された人々が56時間後に救助されたとありました。

辺野古でも漁港周辺の家々で浸水があった場所がありました。
今日はおばぁ達の家で浸水があった場所に行き、畳を上げたりという作業もありました。事務所はなんともありませんでした。

今日は座り込みを建て直し、平常の座り込みへ戻りました。台風の後で人は少なかったものの、ゆっくりとした一日です。

今回の台風では波が漁港を飲み込み道路や家々にまで浸水するということがありました。基地建設が行なわれればその防波堤によって「ただの波」が「津波」となり、周辺の地域へと襲い掛かっていきます。海は今、私達の生活を守っています。そのことを台風によって肌で感じます。リーフによって多くの波はさえぎられ、防風林によって畑の被害は最小限になります。それでもすごいですが。
基地建設や泡瀬の埋め立て、佐敷干潟埋め立て、塩屋湾の埋め立て、西表のリゾート開発、離島開発、中城湾の埋め立て、などの開発は沖縄に大変な状況を呼び起こす可能性がとても強いということが分かってきています。
沖縄の新聞より

報道規制は「指令」違反 基地外の航空機事故


現場で取材するテレビの撮影記者を規制する米兵ら=8月13日午後、宜野湾市宜野湾

 在沖米海兵隊が普天間飛行場での航空機事故発生時の対応を定めた基地指令の中に、基地外の事故の際、事故現場での報道規制や撮影したフィルム、テープの押収について「武力や強制力を用いることはできない」として権限がないことを定めていることが22日、分かった。8月の米軍ヘリ沖国大墜落事故では、現場の米兵が報道陣や民間人のフィルムを押収しようとしたり、撮影規制をしており、海兵隊が定めた指令に違反していた疑いが高い。

 9月の参院沖縄北方特別委で川口順子外相(当時)は、事故現場での米軍によるフィルム没収を「(日米地位協定上は)排除され得ない」と述べ、没収も可能との認識を示しており、米軍内部でも権限がないとしている行為を政府が容認とも取れる姿勢を示していることに、あらためて批判が集まりそうだ。

 基地指令は米軍の事故報告書に一部が添付されている。それによると報道部の対応として「民間地域で航空機の事故が発生した場合、米軍側は報道関係者や市民が事故現場に近寄ることを拒否する権限を持っていない」と定めている。その上で機密扱いの部品、手順、情報、死傷した乗員については「撮影しないよう(中略)協力を求める必要がある」として、規制ではなく協力依頼にとどめている。

 また「どんな状況下においても海兵隊員は事故現場で、写真やテープ、あるいは写真のような物を没収するため、もしくは民間人のカメラマン、報道関係者を物理的にさえぎろうとして、武力や強制力を用いることはできない」と定めている。

 ヘリ墜落事故では、大学の校舎内に入ったテレビ記者を米兵が追いかけ、撮影した映像テープを没収しようとし、写真撮影をしていた大学生や記者らもフィルムを押収されそうになった。部品が散乱した民間道路でも米兵が記者の撮影をさえぎるなどして取材を妨害している。

◇表現の自由も剥奪 米軍に怒りの関係者

 事故直後に抗議声明を発表した沖縄弁護士会の与世田兼稔会長は「自ら定めた管理規則を『知らなかった』では、済まされない問題だ。米軍が事故現場の沖国大の樹木を伐採したという財産権の侵害だけでなく、表現の自由も脅かされた。日本の憲法、主権そのものがないがしろにされている。日本政府は見過ごさず、米政府に厳重に抗議すべきだ」と指摘した。

 琉球大学の保坂廣志教授(マスコミ学)は「私も当日、事故現場近くでテレビ局のインタビュー中に米兵から追い出され、激しい憤りを覚えた。米軍の司令官は、事故はもちろんのこと、日本国民の持つ憲法上の自由、表現の自由を剥奪(はくだつ)したことに対し、県民に真摯(しんし)に謝罪をすべきだ」と強調した。



10月20日(水)

座り込み185日目
漁港内は台風で飛んできた草やゴミでいっぱい!

ウミンチュの人たちが
みんなで掃除をしていました。

座り込みの人たちも「命を守る会」事務所前をきれいにします。


→台風で曲がった漁港のフェンス!!
日本山妙法寺の、「平和祈念行脚」の方たちが辺野古に来ました。平和を願いながら、沖縄本島北端の辺戸岬から南端の摩文仁まで歩きます。
お昼の風景 差し入れのケーキ 名護でまく予定のビラ。座り込みしている人たちの気持ちがこもった、丁寧なビラです
晋くんが船の免許を取った時の教科書で、GPSの事とかロープの結び方など見ました。 屋根の骨組で遊ぶ男子 ダイビングのことを話す。辺野古の海は冬場のダイビングにいいそうです!!ダイバーの皆さん、潜りにきてね!!
ヒサ坊さんの船が、台風で、漁港からつながっている川の上流に流された。「見物にいくぞー!!(笑)」とみんなで出かけた。
車(と自転車)で、漁港から離れた川まで移動する。奥までは入れないので、途中で車を降りて、歩いて船がある場所まで向かった
雑草や木が生い茂った川沿いの道を、よいしょよいしょと進んでいくと、・・・船発見ーっ!!!見物に来た人の大方は向こう岸の道路に行ってしまった。晋君たちが対策を考える
それにしてもよくこんなとこにぴったりと座っているなぁ・・・船は川端の草むらにどっかりと乗っていたのでした。
・・・船の先に綱を結びつけて、向こう岸から車で引っ張ってもらって船を川に落とすことにしました。壊れるかもしれないのでエンジンは外します。引っ張り下ろす時に邪魔にならないように、茂っていた草をどけました
渡してもらった綱を船にくくりつけます。ロープの実習が役に立ったようです 「引っ張るぞーー!!!」あっ!!動きましたーー!!!!
あっっ!!!ちょうどいい所に森住さんが来ました!!写真を撮ってます!! 「引っ張るぞー!!」
ちょっと方向を変えては、また引っ張って、を繰り返し、着水ーーー!!!こんなにうまく行くとは!!!おめでとう!!ヒサ坊さん!!喜ぶみんな
←船に乗り込むヒサ坊さん。

→船はまかせて一旦車までエンジンを運びました。

しかしここからが大変だった・・・・
川底が浅すぎて途中で船が進まなくなってしまいました。若者たちが川に入って力のかぎり船を引っ張る、後ろから押す・・・きゃーきゃー騒ぎながら長い時間がんばりました(なんかすごく楽しそう)が・・・。
それ以上進めずに、満ち潮を待つことにして引き上げました。

←疲れて川から上がれないヒサ坊さんを助ける


久しぶりにめちゃくちゃ楽しかったです。
でも助けに川に入った若者の一人は「間接が痛くなっちゃった・・・」と言っていました。
お疲れ様・・・!!!
「命を守る会」事務所に戻って、森住さんが前回辺野古で撮った写真を見ました。


晋くん日誌
10月20日(木)
・台風の余波のため、阻止行動は行われませんでした。

台風は大変な被害を人々に与えます。今年の台風の動きはものすごく異常だと感じます。今年だけで何号きたのでしょう。すでに「24号」が近くまで来ています。変な地球になってきています。
沖縄の気温はこの20年間で「4度」上がったと聞きました。昔、沖縄で氷河が降る年は「まれ」ではなかったようです。20年で上がった気温はこれからうなぎ上りに上がっていく可能性が強いことを多くの学者さん達が言っています。
防衛施設局、基地建設なんてやっている場合か。何やってんねん!と怒鳴ってやりたいです。このままでは地球が人類をタックルス(殺すよりも強い意味の言葉、滅するとか。)よぉ。

今日の辺野古は台風の余波で大変な波でした。しかし、明日には治まる気配が感じられます。
すごいのは事務所前と漁港。波が事務所前の道路まで来ていたようです。土が盛られていました。
漁港内は海人達が一生懸命掃除していました。事務所前はカヌー隊のメンバーが数人で一生懸命片付けていました。漁港はトラクターも入って大掛かりです。それだけすごい状況でした。
事務所前でゆんたくしていると、海人の一人が「自分の船が川の方まで流されて困っている」と駆け込んできました。
みんなで状況を見に行きます。本当に流されてる!しかも陸地に乗り上げて大変な状況。車とロープで吊り上げる大変な作業になりました。
しかし、鍛え上げられたカヌー隊と普段練習してきたロープワークが生きます。見事!川に船を戻すことに成功!!
上流まで流されているので下流まで船を押すことになったのですが、この作業が大変。辺野古の川は国立高専の建設などでヘドロがかなりたまっていて、足がとられます。途中、はいていたスリッパがヘドロの中へ。焦ってとろうとするとオレンジ色のものが!「やった見つけた!」と思った瞬間、そのオレンジ色のものが「わしゃっわしゃっ」と動いている。「ううわぁっ!」かにだった!!しかも、ヘドロの中にわんさか。さっきからヘドロに足を突っ込むたんびにあたっていた「コリコリ」は全部これか!!気持ちをるぅ・・・。
押しても全然進まないので満潮を持って船を下流まで持っていくことになりました。いやぁ、かにがいるって良いことだけど。う〜ん・・・。

なんだか人が集まると毎日なにか事件に巻き込まれます。面白いんだか、大変なんだか。

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