ジュゴンの家・日誌
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沖縄タイムス http//www.okinawatimes.co.jp/
琉球新報  http//www.ryukyushimpo.co.jp/

同基金への協力は 
●琉球銀行 普通口座 名護支店
 口 座 番 号   23−130
 口 座 名  西 陽子 まで
●郵便局 17040−14225611
西 陽子
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4月C

  緊急カンパのお願い!!
現在、辺野古ではボーリング調査を阻止するための泊り込みの監視が行なわれています。この行動に必要となるお金(食事代等)のカンパをお願いしたいと思います。皆さん応援をよろしくお願いします!!
カンパを振り込まれる際は、必ず「ボーリング阻止緊急カンパ」と明記し、下記の口座にお願いします。(このカンパのお願いは「ジュゴンの家」が、「命を守る会」を応援する気持ちで独自でやっています。振り込まれたお金は、辺野古でのボーリング調査阻止行動のために使われます。)
●郵便局 17040−14225611
西 陽子

名護新基地建設絶対反対!   ボーリング調査絶対阻止!
 
座り込み支援カンパ!!
         
よろしくおねがいします!



4月27日(火)

ボーリング調査阻止・座り込み9日目
防衛施設局が来ましたが4月27日(火)現地、午前10時報告。
先ほど、午前8時50分に防衛施設局と業者が10名ほどで漁港に来ました。用件は「作業場の強化をさせてほしい」とのこと。「容認できない」とこちらの代表者。「撤去するなら歓迎する。」と伝える。1時間ほどのやりとりがあり、こちらは戦争の問題にまで発展させ説得。午前10時になり、こちらの説得に応じる形で引き上げていきました。最後に大西さんが「有効的な話し合いを望むのなら事前に連絡を入れてね」と言っていました。「はい」と答えていたからしてくれるのだろうか。
今日は4時半に辺野古に来ました。ちょっと早すぎたかな・・・ うららちゃんが東京土産に篠原さんにあげたサンダル。 朝、新聞をチェックする夏芽さん。「読谷で混穫されたジュゴン無事放流」の記事が載っている
体の筋を伸ばす悦美さん。かるーく足が上がる 腕立て伏せをする人 「私たちも腕を鍛えなきゃっ!!」と
悦美さんと篠原さんも腕立て伏せを始める
那覇市議会議員・高里鈴代さん 雨が降りそうなのでブルーシートで屋根を作っておく。手際よく作業する男性陣。 ひょいひょいっ!!と小屋の屋根まで上って行く。
朝の集会。
東京から杉並区議会議員の新城せつこさんが来ています
上空を轟音をたてて飛ぶ米軍戦闘機 座り込み開始
キャンプ・シュワブ内・那覇防衛施設局の監督官事務所。こちらの様子を監視しているはず 宜野湾・伊波市長の後援会会長 施設局らが突入してきた時の練習
←差し入れの有機トマト



→あまくておいしーい!!!
当山さん・仲村善幸さん 午前8時50分、防衛施設局が来る
「資材置き場が建設途中になっており、安全が気にかかるので現場を確認させて欲しい。柵を補強させて欲しい」との施設局の言い分に対峙する夏芽さん・大西さん。「安全が気になるなら撤去しましょう。お手伝いしますよ」「建設途中な事が問題なのではなく、あんな物を作る事自体が問題なんだ」「『防衛施設局』とは一体何を守るんですか。大切な海を埋め立てるなんて、これじゃあ破壊施設局じゃないか。」「あなたたちが来る事で、私たちがどれだけ緊張と不安を強いられているかわかりますか」 私服警官がいっぱい
責任者の土木課長 説得の様子をビデオで撮る
大西さん 山内徳信さんも説得に加わる
「沖縄は戦争を経験してきた場所なんだ。基地を作るなんてやめるべきだ。
夏芽さん「私が行ったイラクのファルージャで、辺野古のキャンプ・シュワブから飛び立った米兵が、イラクの人達を殺しているんです。私はイラクの人に何て言えばいいんだ。もう決まった事だから基地は作りますよー、とでも言うのか?答えてください!!!」
長い長い説得が1時間以上続く。根気強い働きかけの末、午前10時、施設局は帰ることになった。
「市民アセスなご」の森山さん・浦島さんが、緊急で集めた、ボーリング調査延期を求める署名3352人分を施設局に渡す 施設局が帰ったぞーーー!!!
座り込みの場所で警戒しながら見守っていた人達が、拍手で迎える!!! 報告。「施設局に、話し合いにはいつでも応じる。今度来る時は前もって連絡してくれと言っておきました。そうしたらこちら側も余計な緊張をしなくて済むのだから・・・・」
晋くんからのメール
現地より、報告。4月27日(火)午後3時

午後1時15分にボーリング調査を請け負っている「応用地質」の責任者岡本が警察何人かと1人で漁港にあらわれました。
こちらになにふりかまわず写真を作業場建設場所に向けているので「ちょっと待ってください」ということになりました。
写真撮影していた理由は「写真を撮り、給料を要求しなければならないので来た」とのこと。私達としても労働を請け負った会社の人達が給料を要求することに物を言うものではなく、むしろ権利だと考えるので、それを見ているということにしました。
しかし、現場がかなりの緊張関係にある中で混乱を招いたことは確かで「もしそういうことがあるのなら説明をして欲しい」と話した。
しかし、警察の対応、ふるまいはエスカレートしている。意図的にやっているのは見え見えで相手にしているものはいないが。
この責任者との話し合いの時に周りに対し「警告」を発した。完全な脅しであり、認められるものではない。
業者の責任者は写真をいくつか撮り、帰っていきました。緊張は続きます。
新聞より

<普天間代替>反対派、中止の署名提出

ボーリング調査延期を求める署名を施設局の職員に提出した地元の有志ら=27日午前9時50分ごろ、名護市の辺野古漁港

 【名護】普天間飛行場代替施設建設に向けたボーリング調査を阻止しようと反対派の住民、市民団体は27日午前7時から、名護市の辺野古漁港内で、約60人が9日目の座り込み行動を開始。午前8時40分すぎ、訪れた那覇防衛施設局の職員に、全国から集まった調査延期を求める3352人分の署名を手渡した。受け取った施設局の職員は「上司に報告する」と述べた。

 署名はインターネットやメール、座り込みの会場などで集めたもの。呼び掛け人の1人、浦島悦子さんは「16日から呼び掛けを始め、日本各地から署名が集まった。調査阻止へ力強い激励をもらった」と話した。

 施設局の職員は市民団体の代表に、「安全のために漁港内に設置した(調査用の資材置き場を囲う)仮設の塀を補強させてもらいたい」と申し入れた。反対派代表らは「安全は確保するので、引き揚げてほしい」と拒否したため、約1時間後に施設局の職員は漁港内から引き上げた。

 現場では、資材置き場前に座り込む市民団体のメンバー全員が立ち、市民団体の代表と施設局職員とのやりとりを見守った。周囲には警官十数人も警戒にあたり、緊迫した空気に包まれた。

<2004年4月27日 朝刊 23面>

名護市議会辺野古調査意見書否決/宙に浮く「説明責任」

 米軍普天間飛行場代替施設の建設に伴うボーリング調査と海象調査をめぐり、辺野古漁港で座り込みを続ける反対派メンバーと那覇防衛施設局との対立が続く名護市で二十六日、市議会臨時議会が開かれた。ボーリング調査について、県が那覇防衛施設局に対し環境配慮事項を求めたことに伴い、議員八人が市民と議会に作業計画の説明を求める意見書案を提出した。結果は一八対一〇の賛成少数で否決。しかし、反対議員からの質疑はゼロ、賛成討論六人に対し反対討論は一人。十分な議論が尽くされないまま、否決の結果だけが残った。(北部支社・岡部ルナ)

 座り込みを続ける住民はこれまで一貫して「せめて説明会を開いてほしい」と要望している。

 提出された意見書案は、県はボーリング調査に同意する際に環境配慮事項を示し、施設局もそれに対し環境配慮事項を県に報告したが、その内容は市民や市議会には説明されていないと指摘。

 さらに「調査関係者と市民の衝突は、説明せぬまま調査を強行しようとする施設局への市民側の反発」とし、説明することでこう着状態の打開をねらったものだった。

 だが、意見書案に反対した議員の一人は「今までの一連の流れもあり、調査は既定方針。環境配慮事項は報道でも公表されており、説明する必要はない」と冷ややか。

 別の議員は「名護市としても説明を求めない結論に達している。市政を支える与党の立場としても、説明を求めることはない」と、市への同調を反対の理由に挙げた。環境配慮事項については「議会事務局に資料がある。見たいならそれを見ればいい」とした。

 「基地に賛成、反対ではない。市民に説明し理解を得てやるのが筋だ」。意見書案に賛成した議員の呼びかける声は否決の前にむなしく響いた。

 名護市議会は昨年四月に同調査に対し、十分な説明と理解を得た上で実施することなどを求める意見書、十二月には地域住民への説明を求める決議を行っている。その説明もいまだ行われない中、「説明は必要ない」との姿勢を示したことになる。

<2004年4月27日 朝刊 22面>

迷いジュゴン無事放流/読谷村都屋沖

 読谷村都屋の都屋漁港の沖合約三キロに設置された大型定置網に迷い込んでいたジュゴンは、二十六日午後一時五十分ごろ、駆けつけた海洋博覧会記念公園管理財団の職員らによって無事放流された。

 作業には同財団や漁協組合員ら約二十人が参加。大型定置網漁船のクレーンで網を絞り込み、網の上端を砂袋で沈めた。できたすき間からジュゴンが自力で逃げるのを待った。

 放流されたジュゴンは全長二―二・五メートル。雌雄は判別できなかった。同財団によると、目立った外傷はなく、呼吸も順調で比較的元気な様子だという。

 過去に定置網による「混獲」で死亡する例が数例報告されているが、同財団の職員によると、「天候が良く、網を引き揚げずに連絡してくれたことが良かった」と漁協の発見後の措置を評価した。

<2004年4月27日 夕刊 5面>

連携救出経験生きた/読谷沖・定置網のジュゴン
漁獲しわ寄せ対策検討も

 読谷村漁協の定置網に迷い込んだジュゴン一頭が二十六日、組合員と海洋博覧会記念公園管理財団の連携により無事、沖に放された。これまで定置網で死亡するジュゴンが相次ぎ、県は昨年から、救助マニュアル策定や漁協への啓発を実施してきた。同漁協は県から特別な指導を受けていたわけではないが、今回の成功例は今後のモデルケースとなりそうだ。一方、救助活動で漁獲量に影響が出ており、「漁民救済策」などの課題も残る。(中部支社・島袋晋作)

 「発見後、網を引き揚げずに放置し、早急に連絡してくれたことが幸いだった」

 漁協から通報を受けて現場に急行した財団職員は、漁協の対応を高く評価する。

 読谷村漁協は、救助について県から特別な指導を受けていたわけではない。しかし、過去にはザトウクジラやジンベエザメなどが迷い込んだことがあり、その経験が奏功した形だ。

 一九九〇年以降、希少な天然記念物であるジュゴンが定置網に迷い込む「混獲事故」は今回の事案も含めて十件発生。そのうち七頭が死亡した。

 最近の事例では、二〇〇〇年十一月、宜野座村漢那沖の大型定置網で、ジュゴン発見後に網を引き揚げたことが影響し、窒息死している。

 ジュゴンの保護活動に取り組むジュゴンネットワーク沖縄の細川太郎事務局次長は、定置網を「海の獣道」と例える。魚をおびき寄せる構造は、ジュゴンも当然引き込まれやすいのだという。

 細川さんは「ジュゴンは、泳いでいる人間と似ていて、海上に浮上し呼吸する。呼吸ができない状況下では生きられないデリケートな生き物だ。発見時の状況にもよるが、現場を保存し、専門技術と知識を持った関係者に早急に連絡すべきだ」と訴える。

 一方で、漁業者の立場からは課題も残る。

 定置網にすき間をつくり、ジュゴンを逃がした結果、かかっていた魚も逃げてしまった。

 また、漁業者は普通なら定置網を揚げ、午前九時ごろには競りにかけるが、この日ジュゴン発見は午前七時半。沖に帰した後に漁を開始、漁港に戻ったのは午後三時ごろだった。

 ジュゴンの救助に参加した漁師の中には「ジュゴンを守るためには仕方ないが、漁獲量を落とすのは手痛い。午後からの仕事もできない」と複雑な表情を浮かべる者も。

 細川さんは「漁獲を少しでも上げたいのが漁民の本音だ。網でジュゴンを発見しても、『魚をとってから連絡しよう』という発想がでてくる恐れもある」と懸念する。

 県自然保護課の我那覇晃課長は「ジュゴン保護に全面的に協力してもらっている漁民に配慮した救助体制の確立が必要だ。今後、国や関係部局と連携しながら検討していきたい」と話した。


今日のジュゴンの家
?回目の誕生日を迎えたユキさん。
ケーキを買ってお祝いしようね!!



4月26日(月)

きのうの夜。

「サオリちゃんくらいの歳の時は
毎日体を鍛えていたものよ!!
お陰で今もバリバリよ!!
明日も早起きして座り込むぞーー!!」
と、帰ってきてから
学生時代よくやっていた「空気イス」を披露する富田さんと中馬さん。
頼もしい・・・

→やってみたけど「ムリムリ!!」と座り込むサオリちゃん
座り込み8日目
午前中、1度防衛施設局が来ましたが、こちらの丁寧な説得により帰っていきました!!!
早朝。「命を守る会」事務所前 篠原さんは毎日うららちゃんにおにぎりを作ってきてくれています。今日はタコライスおにぎり4人分。 篠原さんありがとう〜〜!!!感謝!!!!おいしーです!!
バナナの差し入れ プチケーキをみんなに配る晋くん いっただっきまーす!!
夜が明けてきました 悦美さんがはいているモンペは画家の丸木トシさんがはいていたものだそう。これをはいて絵を書いていたという
ジュゴンがボーリング調査で痛めつけられている様子を書いた看板 毎朝続く座り込み。祐治さんにマッサージをする晋くん 朝の集会
昨日あった辺野古区の会合の話をする祐治さん。会合では座り込みの話は一切出なかったそうです。 全国からの応援メールを読む晋くん 座り込み開始!!
「市民アセスなご」の吉川さん 名護市議・大城ヨシタミさんは今日臨時議会。行ってらっしゃい!!!
「ニュース23」のキャスター 漁港の中には私服刑事がうようよ。10人くらいいました
午前8時40分、施設局が来る がっちりと座り込む皆 交渉を終え帰ってきた夏芽さん
「施設局に丁寧に話をして帰ってもらいました。私達は話し合いで解決したいんです。」 東恩納琢磨さん
安次富さん「大義は我々にある!!」 まよなかしんやさんがきょうも歌う 一緒に歌う悦美さん
漁港の入り口で監視をしている夏芽さん。座り込みの場に来てちょっと歓談 県民会議・山内徳信さん お昼ごはんはぼろぼろジューシィ!!
「おいしーー!!」 始まりました、植物博士の教養講座。 興味津々!!
ニガナをなめてみる富田さん。
「・・・にがーい!!」
野いちごを食べるサオリちゃん 甘酸っぱくておいしかったです
会場からは質問がとぶ。博士が答えられないものは他の人が答えます 「命を守る会」前。「イラクから10カ国が撤退」というニュースを読んで笑顔がこぼれる夏芽さん。
東京から来た応援メンバーも、今日の飛行機で帰る。祐治さんに挨拶 「また来ます。東京でこのことを伝えます。頑張りましょうね!!」 イェーイ!!絶対勝つぞー!!!!
↑テレビ局からのインタビュー↑
監視を続ける夏芽さん達 大西さんの教養講座は「じょうずなタコの採り方」 豊見山さんは梅香里(メヒャンニ)からの米軍基地撤退の報告
議会から帰ってきたヨシタミさん
「辺野古でのボーリング調査について説明を求める意見書案が賛成少数で否決されてしまいました。」
ヨシタミさんの資料を見ながら報告を聞く
今日は曇り空。風が強く、リーフのところで白波が立っています さて、体をうごかしましょう 筋肉を伸ばして息を吐いて・・・
きょうのまとめの集会 金城祐治さん 平和市民連絡会・当山さん
晋くん日誌
4月26日(月)
・午前に一度防衛施設局が来ました。阻止線をはり止めました。今日は引き上げていきました。

先週の月曜日、防衛施設局がボーリング調査を強行しようとしました。私達はそれを止めました。それから一週間が立ちました。1年にも感じる一週間です。
しかし、誰一人として光を失わず、体力を補い合い行動を続けています。その結果がボーリング調査をこれまでとめ続けています。
全国の意識ある人達の行動が県外のマスコミを動かし、「イラク人質事件」でかき消そうとしていたものをぶち壊し始めています。
1人1人の力が集まり形を作ろうとしています。しかし、まだまだ知らない人々が多すぎることも確かです。私達はさらに訴えを続け、広げなければいけません。
文章なら作れる、抗議なら行ける、街頭に立って訴えることができる、体なら動く。
できることの少し背伸びをしましょう。腰が動かない人が車に乗って毎日座り込みをしています。

・先週は午前5時30分に奇襲をかけてきたこともあって朝5時ごろから50人あまりの人達が事務所に集まりました。
座り込みが始まる頃には100人を超えていました。
午前9時に防衛施設局員が6名で漁港に入ろうとする。座り込み参加者は「鉄の鎖」を組み防衛施設局が突破してきた場合に備えます。警察は車両を5台に増やし、全員がカメラなどを持っています。あからさまな脅しです。「だからなんだ!!」と立ち向かう参加者。
こちらの代表が対応、15分ほど話し合いが続き防衛施設局員は帰っていく。
報告では前回、金曜日にきたときと同様だったという。形だけの「退去命令」をとり、私達に圧力をかける。「暴力的な反対派に追い出された」とマスコミにポーズをとる。しかし、向こうが「帰ろう」「帰ろう」とした。
私達の代表は引止め話し合いを求めた。マスコミの目を狙った行動にも完全にボロが出ている。こちらの迫力に圧倒されている証拠だ。

午後になり、「読谷村でジュゴンがあがった」との情報があった。「死んでいるのか、生きているのか」確認はとれていなかったのですが、すぐに「定置網で混穫されていたが海に離された」と良いニュースが飛び込んできました。
ジュゴンが危機にさらされているのにもかかわらずそれでもボーリングを続けるのか。許せません。

今日のニュースはもうひとつ名護市議会で臨時議会が開かれていました。内容は「ボーリング調査に関する住民説明会を開け」というものので反対した議員達が議会を動かすに至っていました。しかし、それを議会は僅差で否決。「住民への説明会をも開かせない」と国からの圧力がかかったのでしょう。「民主的な国」が聞いてあきれる。

しかし、どんなに理不尽な多数決で「社会的にボーリング」を認めても人として許せないことに行動することになんらかわりはありません。私達は座り込み場所から立ち退かない。
海人が海にも出られなくしているのは基地建設をしようとしている国であり、それを認めた県です。私達の生活を破壊しておいて「退去して欲しい」などとよくもそんな差別的な事を。
私達の力で基地建設を止めましょう!!!!
琉球新報より

<普天間代替>施設局、反対派に立ち退き要求

反対派代表に漁港からの退去を通告する那覇防衛施設局土木課長ら=26日午前、名護市辺野古漁港

 【名護】那覇防衛施設局の土木課長らは26日午前8時40分、名護市辺野古漁港内で座り込みを続ける住民、市民団体の代表らに、普天間代替施設建設に向けたボーリング調査の「作業を行いたい。立ち退いてほしい」と通告した。反対派代表らが「住民への説明会が開かれない限り、応じられない」と拒んだため、施設局職員らは漁港を立ち去った。

 反対派の住民、市民団体らはこの日午前5時に集結。漁港内の調査に向けた資材置き場前に約60人が座り込み、施設局の作業を阻止する構えを見せている。警察官13人が見守り、緊迫した雰囲気に包まれている。

 反対派代表らは「調査の作業計画書を住民に説明せよ」と要求。これに対し施設局土木課長は「施設局のホームページで公開している」と説明したが、「現地で説明会を開くべきだ」として納得せず、平行線をたどった。同土木課長は報道陣に対し「現時点では話し合いで理解を得たい」と、当面、作業を強行しない考えをあらためて示した。

◇県と施設局に質問状提出へ/山内県民会議代表

 【名護】基地の県内移設に反対する県民会議の山内徳信共同代表は26日、名護市の辺野古漁港で記者会見し、交渉の場と住民説明会を求める公開質問状を県と那覇防衛施設局に出す見解を示した。山内代表は「県に決議文を提出した22日、住民の頭越しに作業はしないという回答を得た。交渉で座り込まなくてもいい状況をつくるべきだ

<普天間代替>意見書案名護市議会が否決

 【名護】名護市議会(宮城義房議長)は26日、臨時議会を開いた。普天間飛行場代替施設建設に伴うボーリング地質調査と海象調査で、県の配慮事項に基づく那覇防衛施設局の追加措置など作業計画について、市民や市議会への説明を火急に求める意見書案を審議し、採決の結果、賛成少数で否決した。

 意見書案は、野党議員と保守系議員の8氏が連名で提案した。同案では今回の同調査着手にあたり「県より示された環境配慮事項に対応して、施設局から環境配慮事項が報告されたようだが、市民および市議会にはなんら説明がなされていない」と指摘。市民および議会に説明を行い、幅広く理解を得るよう求めた。

 討論では与党の島袋吉和氏(新風21)が「県が調査に同意する際に、配慮事項を出し、施設局は環境配慮事項を議会事務局へも届けた」などと主張して、反対した。

 宮城康博氏(無所属)ら6人が賛成討論を行った。

<読谷村>比謝川定置網に2メートルのジュゴン

読谷村漁協の定置網にかかったジュゴン=26日午後、読谷村都屋漁港沖

 【読谷】読谷村漁協が比謝川河口沖に設置した定置網内で26日早朝、体長約2メートルのジュゴンが泳いでいるのが確認された。国営沖縄記念公園「美ちゅら海水族館」の専門家が現場を訪れ、種の確認などを行った後、現場で放す予定だ。本島西海岸でジュゴンが見つかるのは珍しく、同現場海域では初めて。

 同水族館の専門家によると、顔と尾びれなどの特徴からジュゴンであることは間違いないという。

 同漁協の組合員が26日午前7時ごろ、魚の引き揚げのため、都屋漁港から約2キロ離れた定置網に向かったところ、網にかかっているジュゴンを発見した。途中まで引き揚げたものの、いったん海に戻し、水族館に連絡した。

 一帯にはえさになる海草が生えていることから、戦前までは西海岸側でもジュゴンが捕獲されていたという。

 発見した船長の儀間重隆さん(43)は「初めてのことで、珍しいなと思った。網を上げる前から、息継ぎしている姿でジュゴンと分かった」と発見した様子を話していた。

 西海岸では昨年7月、恩納村の沖合でジュゴン2頭が確認されている。


4月25日(日)

24日の夕ご飯
中馬さんが作ったゴーヤ・チャンプルー モズク モーイと中華イカのサラダ
←田芋の素揚げ


→「東京の店で沖縄物販をやってるんです」と話したら
「これ、使いなさい。持ってけ」
と島田善次さんがくれました!!
沖縄で魔除けに使う貝殻と、灰皿や小物入れにできる貝殻。スゴーイっ!!善次さんありがとうございます!!

4月25日、今日は防衛施設局はきませんでした。
朝。一人でカヌーを運びはじめる与那覇
さん
朝のヨガ 差し入れのパンを配る、広島から駆け
つけた女性
←うららちゃんが「ジュゴンの家」に届いた座り込み応援のメールを読む



→夜の間漁港の入り口を塞いでくれる車
体操コーナー。体をほぐします 先生 足の指をマッサージ。いててて
サオリちゃんが作る予定だった「イラク料理」を楽しみにしていた修さん。「作らなかったの?楽しみだったのに困ったなぁ・・・」「“街”に帰ってから作って日誌に載せます!!」とサオリちゃん 今日は辺野古でジャングサウォッチ(ジュゴンの餌となる海草の調査)が行なわれます 船に乗って出ていく調査団
施設局が来ない間、綿ぬきをする とれた綿から種を抜き 糸状に紡ぐ
まよなかしんやさんが歌う 歌にあわせ踊るヨシタミさん 平良夫妻と金城祐治さん
カンキチさん ニュース23のキャスターが取材に来ている。一緒に写真を撮る富田さん・サオリちゃん。本土にちゃんと伝えてくださいね!! ジャングサウォッチを終えた「日本自然保護協会」理事の吉田さん
浦島さんと山口洋子さん 嘉陽のおじいと中馬さん 真喜志さん
月桃の花 みごとに咲いている。
晋くん日誌
4月25日(日)
今日、週休二日制の那覇防衛施設局は来ませんでした。

辺野古にくる人々は本当に忙しい中で切羽詰った中で訪れているのに、防衛施設局の職員は週休二日の上、辺野古に来ればふんぞりかえり、那覇やシュワブに帰ればゆうゆうと羽を伸ばして生活している。この差別は一体なんなのか、辺野古の人々はこの8年間眠れない夜を過ごしてきた。イラクの人々を殺すこととなんらかわりのない辺野古へのかかわりかたなのだと思います。

この間、本当にたくさんの激励のメール、ファックスをいただいたり、寄付やカンパをいただきました。本当に感謝しています。座り込み行動にこられないたくさんの人々の思いがここにいるのだと感じられる一週間でした。本当にありがとうございます。

しかし、やはり重要なのは「継続」するということです。初日の座り込み集会で東恩納 琢磨さんが「この闘いは継続こそが勝利だ」と言っていました。
やはりそこで必要なのは「人」です。おばぁ達の「足、腰」になる人が必要です。

政府は基地建設計画が始まってから8年間の私達の怒りに、おばぁたちの座り込みに終止符を打つためにボーリング調査を強行しようとしています。もちろんそんなことでは倒れない意思を持った、おばぁたちの思いを受け継いだ私達がいる限り終止符なんてことはありえないのです。しかし、政府が「終止符」を打とうとしているということは私達が今、集うことによって「基地建設計画」そのものを破壊することができることに他なりません。
本来、日本国、米国の思惑では今頃「基地」は半分以上出来上がっているはずでした。そして天皇にそれを見せるはずでした。しかし、8年前おばぁ、おじぃの怒りが歴史を変えたのです。彼らのシナリオをぶち壊したのです。
私達がもしその思いを引継ぎ、勝とうとするならもう一度日米政府の描く歴史を変えてやりましょう。

今日は午後から「ジャン草ウォッチ」(ジャン草=ジュゴンの食べる草の調査)のためにたくさんの人達が訪れていました。報告では「ジュゴンの食み跡を発見した」ということだそうです。人間であれ、ジュゴンであれ、基地建設のない平和な生活がしたい。「基地建設さえなければ・・・」ジュゴンの叫び声が聞こえてきます。

その後は綿から種を取り出す「わたぬき」をして座り込みをしていました。「何もなければ本当に静かで平和ですね。本当に静かだ。」と参加者が言っていました。
海ではこめつきがにが海の泥をとり海をきれいにして、しおまねきが潮を招く。しらさぎが飛び、にわとりが鳴く。事務所にはマングースがあいさつに来る。カヨウノおじぃが「静けさこそが平和だ。」と言っていました。
防衛施設局さえこなければ静かです。

明日が山場と見ても良いでしょう。先週はマスコミ発表が「午前9時からの工事」で午前5時30分から強行しました。明日そういうことがないとは言い切れません。明日の集合は午前6時としますが、早いければ早いほど良いでしょう。
多くの人達が集まることを願います。基地建設をとめましょう。未来のために。
アッ君日誌
アッ君には、うららちゃんが辺野古に言っている間、お店番をお願いしています。
4月17日(土)
店に着いたら篠原さんとユキさんと玉那覇さんが待っていた。(ちょっとびっくり)
お昼近くまで篠原さんといろんな話をした。辺野古の事、イラクのこと、沖縄戦のこと、人生の事・・・・自分が何をしたいのか?どの道に進みたいのか?それを見つけることは難しい。今は何でもやってみるしかない。
いろんなことをしてそれから得たものを積み重ねて行くうちに何か見えるんじゃないかなぁって思った。

お昼頃、見知らぬおじさん、金城さんが来店した。金城さん、僕の名字「あずみ」が覚えにくいらしくて、ずっと「あずさだ、あずさ2号だ、ぎゃははは!!」って笑っていた。(僕は別に怒ってはいないョ)
明日はお休み。どっか行こうかなぁ。海にでも行こっかなぁ〜。

4月18日(日)
今日はお休み。特に行きたいところがなかったので、近くの海をぶらついたり、449号線の道路沿いをず〜っと歩いていた。やっぱ、沖縄暑いなぁ〜。
今日も夕食を自分で作った。自分としては上出来かな?けっこううまかった。
明日は「ジュゴンの家」を手伝う予定。

4月19日(月)
今日はジュゴンの家をお手伝い。お昼ごろ、玉那覇さんが来た。僕がノートにアッ君日誌を書いていたら「字、きれいだねぇ」って言われた。(ちょっぴりうれしい。)

う〜ん、やっぱ「街」と比べるとお客さん少ないなぁ。
でもお客さん達、うららちゃんを見るとすごく喜んでいるような気がした。
うららちゃんの元気な姿を見て、お客さんが「来て良かったー」って思うことってすごくいいなぁ。
自分も人に喜びを与えられる人間になりたいなぁって思った。
午後5時頃から雨がやんで、空が晴れてきた。夕日、すごくきれいだったなー。
きれいな夕日と青い海、このコンビネーションがなんとも言えないくらい美しかった。

4月20日(火)
今日もいろいろお客さんが来た。
1時ごろ、藤本さんというおじさんが来店した。その人といろんな話をした。今の教育の話をした。
今の時代の教育は「押し付け教育」のような気がする。知識や理屈をあーだこーだと押し付けて、「何故、そうなるのか」というかんじんな所は教えない。知識だけを詰め込むのをず〜っと続けるといつかパンクする。
僕もそうなのかなぁと思った。
将来やりたいこととか目標が見つけられない僕に「大学休学したのはいいんじゃないか?」と言ってくれた。
夕方、店を出て名護市役所近くの公園を散歩した。夕陽がきれいで、風も穏やかで、海がきれいで、ホント気持ちよかったー!!
夜は近くのタコライス屋に行き、タコライスを食べ、オリオンビールを飲んだ。タコライスってけっこういける!!ビールも飲みやすさ抜群!!


4月24日(土)

昨日の夜はA&W(“エンダー”。沖縄にあるハンバーガーショップ。)で遅い夕食。

「メルティリッチ」とルートビアを頼んで
「おなかすいたー!!」とかじりつく
うららちゃんとサオリちゃん。
座り込み6日目
今日は応援の人がたくさん駆けつけました。防衛施設局は来ませんでした!!!
朝から超ハイテンションな悦美さん フーチバー入り手作りケーキの差し入れ!!
「命を守る会」であったかいコーヒーをいただく 朝の集会 晋君が全国から来ている応援のメールを読み上げる
「市民アセスなご」の話で盛り上がる女性陣 今日は土曜日なので浜集会の日ですが、場所を変更し座り込みと合体して浜集会が行なわれる 漁民の人たちに迷惑をかけない行動をしましょう。漁港内は駐車禁止です!!!
安次富さん
今日はじめての人もいるので、毎週行なわれている浜集会の紹介
名護市議・大城ヨシタミさん
「臨時議会を行ないたい。住民に対し説明を求める決議をあげたい」
具志堅トオルさん
写真パネルを使って新基地の事・辺野古の海の中の様子を話す
きれいなサンゴ礁とクマノミの写真
悦美さん「ケーソン式護岸」というのを私なりに説明してみます。コンクリートでできた25mのプール(幅をもっと広くしたもの)を70個作って、海でポイントまで引っ張っていって水を入れて沈める。琢磨さんが心配していたサンゴ礁の破壊が、自分なりにわかってきました。 大西さん「護岸は78mの幅を持った構造物です。どれだけの地面をならすのか、恐ろしいほどのサンゴ礁が破壊されると思います」
初めての人に向け、篠原さんがカヌー体験を語る。「カヌーの練習をずっとしてきました。今でも泳げないけど、どうしてもボーリング調査を止めたい!!という思いだけで始めました。今ではどんな波でも乗りこなせるようになりました。海の豊かさを体験できます!」 「浜集会のゴミ拾いで多いごみは、タバコのフィルターのゴミですね。各自がきちんと自覚を持って行動して欲しいと思います」 当山さん「座り込みを続けるには、ローテーションを組んでやる事が重要」
浜集会の後、防衛施設局が攻めて来た時に備え「人の鎖」の練習をする
防衛施設局員役 ぜったいに譲らないぞ!!!
座り込み開始!!
平良夫妻 スッパイマンを我慢して食べる島田正博さん 平島まで行く船と、カヌーの受付コーナー
篠原さんはボーリング調査反対の署名を集める
サオリちゃんはカヌーに乗る 「楽しーい!!」 与那覇さんにカヌーの乗り方を教えてもらう
まずは陸で練習!! いよいよ海へ 進んだぞー!!
お昼になり、お弁当を食べる
ハンバーグ弁当・鯖の煮物弁当、おかずがいっぱい入って350円。
アダンの実 でいごの花
浜の端っこ、堤防のそばの岩場では・・・ 正博さんがハマグリを採っていた 今日の収穫
平島のすぐ近くまで船を出す 船からキャンプ・シュワブが見える 中央の白く見える筋が、水陸両用車が出入りする道だそうだ
「キャンプ・シュワブを返還させてここを国民休暇村にするぞ!!その時は僕が村長ね!!」と立候補する琢磨さん 平島の砂浜 裏のほうに行くと・・・・洞窟のようになっている。「海賊になったみたい!!(byサオリ)」
「たのしかったー!!!」 修さんも裸足になる 中学生達も船に乗りに来ていました
さて、座り込みの場所では植物博士の教養講座がまたまた始まる 「この植物の名前を知っている人いるかな?これはね・・・」
草笛教室あり しんやさんたちも お次はホラ貝を吹く
先生はさすがにいい音が鳴る!! 必勝」とかかれた色紙を晋くんに贈呈 「ぷお〜〜〜」敵が来たぞー!!ホラ貝で知らせてみようかな?

←東門美津子さんも来ました



→照屋寛徳さんも
しんやさんが歌う
晋くん日誌
4月24日(土)
朝、6時から座り込み。沖縄の朝は思っているよりも寒く感じます。
土曜日なので辺野古にたくさんの人達が集う。仕事で来られなかった人達が「ごくろうさん」と声をかけてくれます。
今日も本当にたくさんのカンパ、寄付をいただきました。お菓子がありすぎて、虫歯になりそうですが。おいしいです。
今日も週休二日制なのか防衛施設局はきませんでした。

たくさんの人達が仕事があり、その中で行動しなければならない中で一体、防衛施設局ってなんなんだ。人の税金で食っているのに・・・
税金泥棒とはあんたたちだ!!

座り込みをしている場所では、瀬嵩の繁師匠が三線を弾き、まよなかしんやさんがフォークソングを歌う。時には沖縄の植物を良く知っている宮城さんが色々な植物の話をしてくれる。
一度「人間の鉄の鎖」の練習をしました。私は警察役になり、本気でかかっていきましたが人の力とはすごい。弾き飛ばされてしまいました。おばぁが本気になると正直怖い。
防衛施設局さん達、向かってこないほうがいいとおもうよぉ。

午後からは4席の船で「浜下り」。
参加者が約100名の人達が浜下りを楽しんでいました。4隻の船を出した人達は大変だったと思う、お疲れ様でした。
帰ってきた人達の笑顔がとても晴れ晴れしていてうれしく感じました。
「今まで何で海なんかに入るかねぇと思っていたけれど、病み付きになるねぇ」とか「貝だ。貝がざっくざっく採れたよ。辺野古の海は宝物だらけだよー。」とか。
この海がとてもとても大切なことを、海人として生きることの大切さを感じた気がします。

命を守る会の炊事場は毎日火の車です。全国のカンパが食事代を支えてくれているおかげで本当に助かっています。おじぃ、おばぁの野菜と浜下りの海産物で本当に栄養ある食事ができています。
今日は巨大はまぐりのお味噌汁。おにぎり。うんじゃなバーの和え物。油味噌。
ぐわっちーさびたん。ごちそうさまでした。

本当に久しぶりにゆっくりした一日だと感じます。色々なことがたくさんある毎日ですが、必死に気楽に闘っていこう。
ボーリング調査は許さない。

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