ジュゴンの家・日誌
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同基金への協力は 
●琉球銀行 普通口座 名護支店
 口 座 番 号   23−130
 口 座 名  西 陽子 まで
●郵便局 17040−14225611
西 陽子
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5月@

  緊急カンパのお願い!!
現在、辺野古ではボーリング調査を阻止するための泊り込みの監視が行なわれています。この行動に必要となるお金(食事代等)のカンパをお願いしたいと思います。皆さん応援をよろしくお願いします!!
カンパを振り込まれる際は、必ず「ボーリング阻止緊急カンパ」と明記し、下記の口座にお願いします。(このカンパのお願いは「ジュゴンの家」が、「命を守る会」を応援する気持ちで独自でやっています。振り込まれたお金は、辺野古でのボーリング調査阻止行動のために使われます。)
●郵便局 17040−14225611
西 陽子

名護新基地建設絶対反対!   ボーリング調査絶対阻止!
 
座り込み支援カンパ!!
         
よろしくおねがいします!



5月7日(金)

辺野古からの緊急メール
辺野古より、皆様へ。
防衛施設局は4時20分頃に帰りました。
今日も勝ちましたが、こういうことが続くとは思いません。つき゛来る時は、と緊張は高まっています。
御支援、ご協力よろしくお願いします。
現在、辺野古2時55分防衛施設局が来ています。
防衛施設局、計8名。2台のワンボックスカーです。
今のところ、辺野古、久志、豊原の主要な広場、公民館には業者は来ていないようです。
今のところ、つっこんでくるという事はないようですが、注意して下さい。

座り込み19日目
桑江テルコさん(右) スクラムの練習
山城さん
当山さん・大西さん 山内徳信さん 仲村善幸さん
←体操の時間






→世界中から寄せられたメールを読む晋くん
タコだーーー!!!
グルクンの唐揚げ弁当 床屋に行ってきた祐治さん タコをさばく
午後2時40分・防衛施設局来る
ヨッシーの日誌
5月7日(金)
近くに座っていた女性は、「イラクで、『US Army Go Home!!』と叫んでいる人たちと、ここで座り込んで基地を作らせないことで、ちょっとでも繋がっているかなぁと感じている。」と話してくれました。
午後2時40分、防衛施設局の職員9人が来ました。

山内徳信さんは、「お金さえ出せば、何でもできると思ったら大間違いだぞ。
あなたたちは、沖縄の人間を動物園の動物だと思っているんでしょう。えさを与えれば、管理できると思っているんだろう!!おじい、おばあたちは心身ともに疲れている。今日病院に行った人もいる。それなのにあんたたちはヘルメットをかぶり、作業服を着てやってきた。おじいやおばあ達にひざをついて謝りなさい!!」と職員達に語った。
また、米軍基地が大事ならば、人口比でも面積比でも良いから日本中均等に米軍基地を置け、と提案した。
小さな島沖縄に全国の米軍基地の75%が日本政府によって押し付けられている。こんな差別、日本政府の犯罪を許し続けてはいけないと改めて思った。
まずこの辺野古の海に基地を作るのをやめさせなければならないので全国のみなさん、辺野古に来てください。
新聞より

<普天間基地>離発着機が学校上空で頻繁に旋回

普天間飛行場基地監視ボランティアの調査結果(3月分)

 【宜野湾】宜野湾市基地政策部はこのほど、普天間飛行場基地監視ボランティアの最初の調査結果(3月分)をまとめた。調査から、同飛行場を離発着する米軍機は主に東シナ海と太平洋の2方面に向けて離陸し、太平洋方面から着陸するという飛行経路が明らかになった。

 学校や保育園などの教育施設や総合病院の上空での旋回訓練も多く、山内繁雄同部次長は「住宅地の真上を旋回しており、非常に危険な状況だ」と指摘した。総集計は116件。監視結果は毎月集計し、同市のホームページに掲載する。

 同部は、東シナ海への離陸は嘉手納飛行場行きで、太平洋へは北部訓練場やキャンプ・シュワブ、キャンプ・ハンセン行き、太平洋からの着陸は北部地域からの帰路とみている。

 山内次長は「監視結果から米軍機の飛行ルート、機種、日付の詳細が分かった。飛行は庁舎から見えるので、ある程度予想通りではあったが、データとして正式にまとめるのは初めて。県や政府、在沖司令部に提出したい」と話した。伊波洋一市長が7月に訪米要請する際にも、米関係機関に提出する。

 所属機以外では、P3C対潜哨戒機やMC130特殊作戦機、FA18ホーネットなどが確認された。

 ただ、ボランティアによって監視回数が異なるため、調査件数は実際の飛行回数ではない。県や同部が毎年発表する騒音調査によると、騒音回数が最も多いのは上大謝名地区となっている。

 監視ボランティアは同市が今年2月末、基地の現状や被害実態を明らかにすることを目的に一般公募した。ボランティアは現在、123人。

5月6日(木)そのA

座り込み18日目午前〜午後
差し入れの天ぷら
午後3時30分・防衛施設局来る
職員達に平和教育をする
植物博士から菊の差し入れ
晋くん日誌
5月6日(木)
・防衛施設局が午後3時30分に来ました。

午前6時座り込みを開始。19日から今日に至るまで毎日午前6時からの座り込みを続けています。
命を守る会事務所は改造中。炊事場、洗い場が拡張されました。
「わぁ、大きくなった。」「でも、大きくしたってことは当分続くということね。」
と炊事場のおばちゃん達。団結弁当を作るのって、とっても大変。なんてたって50人分ですから。
座り込み現場では教養講座が始まり、「米軍の演習について」とか「基地建設について」とか「ボーリング調査について」だとか色々です。時には「やんばるの自然」のこともやります。今まで基地建設についてよく分からなかった部分を学ぶ良い機会かもしれません。
本部(もとぶ)で、P3C自衛隊基地建設を阻止しているおじぃからも発言がありました。
「闘い続けて13年になります。一緒に頑張りましょう!!初心の『絶対に基地はいらないんだ』、という気持ちを大事にすることが、闘っていくのに大切だと思います。」「遊び心も必要」だと言っていました。
長く続けている私達の先輩とも言うべき人です。本当に心温まる発言です。

午前から午後にいたるまでは動きが少なく、警察車両も1台しか来ていませんでした。

午後3時30分「防衛施設局員が6名で来た」との連絡が入る。緊張が走り、あわてて表に出る。事務所にいた私たちは事務所側の入り口(漁港には入り口が2箇所あります。)に10名ほどで阻止線をはります。工事現場側の入り口から防衛施設局が入ってきて、事務所側入り口から業者が入ってくることも考えられるからです。

工事現場側の入り口、座り込み現場では防衛施設局員6名とこちらの代表者5名が対応。

夏芽さん「この海に住むジュゴンは今の状況が続いただけで死ぬと言っているんです。どうやって環境への配慮なんてするんだ?これ以上環境を悪くすることは許されないんですよ。私たちは保全しなければいけないんです。ジュゴンを。」
泉 施設局局員「・・・えー、ジュゴンは活動時間というものがございまして。」
夏芽さん「あの、泉さんは寝ている時に家の目の前で太鼓をドンドンと鳴らされたら耐えられますか。それと同じことですよ。」
泉 施設局局員「・・・・・・・・・・・・・・・」

安次富さん「なぜあなたはウチナンチュなのに、ウチナンチュを馬鹿にする。この8年間、私たちは説明を一度も受けていないのです。泉さんがやろうとしていることは後世に誇れることなのですか??人殺しの基地を作ることが後世に誇れるのか。」
泉 施設局局員、他5名「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

こんなやりとりが1時間も続く。午後4時30分、防衛施設局が引き上げ、座り込み参加者から拍手があがる。
防衛施設局が那覇に引き上げるのを確認して厳戒態勢を解く。
防衛施設局とのやりとりを立ち会えなかったおばぁ達にビデオで見せると、こちらの代表者達の発言に毎回拍手が起こる。おばぁ達にとってはとても心強いのだと思います。
その後は何事もなく、今日は終えました。

私達がこうしている間にもイラクの人々は米軍と日本軍の理不尽な暴力にさらされています。25人ものイラクの善意ある人々を刑務所で殺しておいて、上官は私達に責任はないという。笑いながら人を痛めつけ、殺す米兵達がいる。その基地を辺野古に作ろうという。私達はそんなことは絶対に許さない。イラクの人々の怒りは私達の怒りです。
基地建設を止めるということはイラクの攻撃を止めるということです。世界の差別をなくすということです。 ともに償おう、ともに闘おう、ともに分かち合おう世界のために。
辺野古へ馳せ参じて下さい。人が全ての差別を超えるために。これからも緊張は続きます。
ヨッシーの日誌
5月6日(金)
午前6:00、すでに50人ほどの人が集まっていた。連休が終わり今日は防衛施設局が来るだろうということで、みんな気合いが入っていた。
朝のミーティングで安次富さんは、「私達の意気込みを見せつけてやろう!!私達の行動は、きちんと県民に受けとめられている。自信を持ってやりましょう!!」と参加者を激励した。
今朝は人が多すぎて、2つのテントでは入りきれず、ビニールシートでテントを増設した。

自衛隊のP3C飛行場建設を13年阻止し続けている本部豊原の方が応援に駆けつけてくれました。
「むこうは給料をもらってやっているわけですよね。こちらは百姓だから毎日働かないとおっつかないわけですよね。若い者は生活が大変だから年寄りが闘争の中心です。我々の部落は誇りを持っています。最初の気持ちを大切にして団結することが大事です。基地は百害あって一利なし。」と語ってくれました。

長崎県佐世保からも応援に来てくれました。
「こういう美しいところに基地は作らせてはいけない、という思いで妻と来ました。」と言っていました。

「平和市民連絡会」の当山さんが、アセスの方法書を読んで、みんなで意見を出しました。
「配備されるヘリコプターの機種と数が書かれていない。これでは、騒音測定はできない。」
「配備される海兵隊の数が書かれていない。」
「いきなりボーリングをしてジュゴンを追っ払っておいて、ジュゴンの調査をするのはおかしい。」
「機体を洗浄した場合、どんな洗剤を使って、それが海にどういう影響を与えるのかを調べるべきだ。」
など、さまざまな意見が出されました。全国の皆さん、防衛施設局に、自分の意見を書いて送ってください!!

午後3:30頃、防衛施設局の職員9名がやってきました。安次富さん、山内徳信さん、夏芽さんの3人が対応しました。
夏芽さんは
「あなたたちはどれだけ沖縄を踏みにじるんですか!!人間として、どこに立ってどこに向かって何をしようとしているのか、ちゃんと考えて下さい!!」と言っていました。

今日も楽しかった。明日もがんばろう!!みなさんぜひ辺野古に来てください!!



5月6日(木)

座り込み18日目 朝
おととい、昨日とで男性たちが作ってくれた雨よけの屋根。ブルーシートで屋根を作っていた時は、水が漏れて結局濡れていたので、立派になってとても快適!! 朝の集会 安次富さん。
スクラムの練習 ヨッシー
キャンプ・シュワブ内の防衛施設局監督官事務所が見える 監視をつづける
手話をしながら歌う
「きみのその手は何のための手〜、
きみのその手は未来をつかむ手〜♪」
みんな一緒に!
県民会議・山内徳信さん
「『勝つまで闘い続ける』これが大切です。」
名護市議・大城ヨシタミさん 元名護市長・渡具知裕徳さん
本部(もとぶ)で、P3C自衛隊基地建設を阻止している方(写真右)から発言。
「闘い続けて13年になります。一緒に頑張りましょう!!
初心の『絶対に基地はいらないんだ』、という気持ちを大事にすることが、
闘っていくのに大切だと思います。」
いっぱい人が来て座り込み現場は超満員!!
ヨッシーの日誌
5月4日(火)
今日で座り込みは16日目です。
今日は僕は、「命を守る会」の屋根の修理の手伝いをしました。
木の柱を全部取り外して、鉄のパイプで骨格を作り、ビニールシートを張りました。カンキチさんも祐治さんも本物の大工さんみたいに工事を進めていきました。
祐治さんは「ここでは何でもできないといけないんだよ」と話してくれました。
作業の途中で祐治さんの農園に、機材を取りに行きました。
「ここが、前に食べた、すごーくおいしいマンゴーの生まれたところか」
と感動しました。想像していたよりずっと広かったです。
祐治さんに、マンゴーは毎日世話をしなければならないことを聞きました。かわいい赤ちゃんマンゴーがなっていました。
全国のみなさん、ゴールデンウィークも終わり、辺野古は決戦の時を迎えると思われます。
ぜひ辺野古に馳せ参じてください。

5月5日(水)
キャンプ・シュワブから、なんと君が代が流れるのが聞こえた。
今まで気づかなかったが毎日午前8時30分に流れるそうだ。防衛施設局の事務所がキャンプ・シュワブの中にあるのといい、これでも独立国か!!まちがっているぜ。あきれた恥知らずの国だ。
朝から怒ってしまったが、沖縄にいると日本のひどさを体で感じることができる。
政府だけじゃない、企業もただ搾取するだけじゃなく、文化も破壊しているように見える。
しかし「沖縄の心は奪われていない」ということを今日来た高校生たちが見せつけてくれました。

高校の先生は、「みなさんががんばっていらっしゃるのは、ずっと気になっていました。ほかの人たちとも、『10分でいいから辺野古へ行こう』と話し合っています。生徒たちに、スポーツだけじゃなく、こういうことを知ってもらいたくて・・・・」
とおっしゃいました。
田中哲郎さんが「闘っているから喜びがある」と歌っています。まさに大きな喜びであり、希望がわいてきました。
ここには毎日新しい人がたくさんやって来ます。毎日勝利を積み重ねています。
しかし本格的な闘いは明日からだと思われます。全国の皆さん、辺野古に来てください。来れない人は、周りの人に『辺野古のことが載っている“ジュゴンの家”のホームページを見て』と伝えてください。
新聞より

<普天間代替>米副次官補が現状に不満

 【ワシントン5日=本紙駐在・森暢平】米国防総省のローレス副次官補(東アジア・太平洋担当)は4日、米軍普天間飛行場の移設問題に関し、「米国としては、15年から18年間待つことは喜ばしいことではない」と代替施設の完成に時間がかかる現状に不満を示した。訪米中の日米安保専門議員団(団長・額賀福志郎自民党政調会長)との会談で述べた。

 ローレス副次官補はまず「米国は普天間の移設、あるいはSACO全体に強く関与する」と強調。そのうえで、普天間返還が当初5年から7年以内とされていたことと比較しながら、現状に不満を漏らした。関係者によると、日本政府に対しても同様な不満を伝えているという。

 ただ、ローレス副次官補は議員団に対し、名護市辺野古沖への現行移設案を急ぐように促したいのか、あるいは同案を見直すつもりなのかなど、具体的な内容には踏み込まなかったという。

 ローレス副次官補はまた「日本の外務省、防衛庁とは沖縄の兵力についてハードな協議をしており、具体的な提案ができるように努力している」と普天間移設を含め今後の在沖米軍のあり方についての案を作成中であることも明らかにした。その際には、「沖縄の負担軽減」と「東アジアにおける抑止力維持」の2つの目標の両立を図ることが大切であるとし、「この2つの妥協点を探すのが難しい作業だ」と述べた。

 議員団には、沖縄選出の西銘恒三郎議員を含め、自民、公明、民主の各党の7人が超党派で参加している。

ジュゴンの家日誌
←新城さんと山本さんがお買い物に来ました。







→名護にある「生活支援センター・ウェーブ」の人たちが来ました。



5月5日(水)

座り込み17日目
朝の集会 「命を守る会」代表・金城祐治さん
「もうこれ以上、基地を造ってはならない。がんばりましょう!!」
座り込み現場
防衛施設局が資材置き場にしようとしている場所 大城ヨシタミ名護市議が写真を使って米軍の演習を伝える。
←「レンジ10」という実弾射撃訓練場がある山。思いやり予算1億54万円で作られた。



→スクラムの練習
高校生たちが応援に来てくれた 合唱団の皆さんも応援に。
←差し入れのお花







→ピースボートの人たちが帰ります。別れのあいさつ
干潮 タカラガイは昔、お金として使われていたそうです
昨日にひきつづき屋根をつくる。
晋くん日誌
5月5日(水)
防衛施設局は来ませんでした。

連休の最終日です。今日も多くの家族連れが船を出してクルージングを楽しんでいきます。座り込み現場を見て、ゴールデンウィークで遊びに来ていた子供達は「わーい。がんばれー」と声をかけてきます。親はむすっとした人が多いようです。

座り込みでは今日も50人あまりの人たちが集っていました。休日を辺野古で過ごすという人にも色々います。
目の前が海なので暇があるとでかけていきます。大西さんが収穫したのは大きなわたり蟹。水槽の中で蟹が大暴れしています。うーん明日は蟹汁かなぁ。

今日のお昼はパパイヤチャンプルーとトマト、ごぼうの漬物にご飯。やはし炊事場は火の車です。

守る会事務所では、炊事をするときの洗い場が日があたって暑いので日陰をつくるために事務所を増築しました。
鉄筋を組んでシートを張る。男4人がかりで一日かかっても終わりませんでした。いやぁ土木作業は楽しい。

この間にもたくさんの激励のメールやファックスが届いています。全てが心温まる文章で感動しています。おじぃやおばぁに呼んでいます。「あきさみよー、なーなー。東京からも横浜からも届いているさぁ。」と喜んでいました。
これからも激励メール、ファックスをお待ちしています。

今日でゴールデンウィークが終わります。明日からまた平日が始まります。
明日から防衛施設局がどう出るのか。「中止する」とは一言も聞いていません。
まだまだ私達の闘いは勝ってはいません。「つけいる隙はいつか」といつも見張っているのです。明日が正念場になることは間違いないでしょう。
多くの人たちが辺野古に集うことを切に願います。


5月4日(火)

座り込み16日目
きょうも施設局・業者は来ませんでした。
「おはようございます」辺野古に泊まっている晋くん
朝の腹ごしらえ 今日東京に帰る女性
朝集会。安次富さん・金城祐治さんからあいさつと注意事項 大城ヨシタミさんからの差し入れのおにぎりを食べる
大城ヨシタミさん。
紙芝居風に辺野古の状況を説明する。「ボーリング調査について」「キャンプ・シュワブの軍事演習」「ジュゴンと海草」など、テーマ別に写真がまとめてある。
マスコミから取材を受けるピースボートの女性
ヨシタミさんが作ってきた辺野古に関する資料。 これは、名護市が作った「キャンプ・シュワブ返還後の土地利用構想図」。
「リゾート振興ゾーン」「自然保護維持活用ゾーン」「スポーツ・レクリエーションゾーン」などが設定してある。
説明するヨシタミさん 資料を見るうららちゃん。「返還後の予想図を作っておきながら、新基地建設を進めるなんて・・・・」
←「市民アセスなご」浦島さんから、環境アセスメントの仕組み、市民アセスなごの活動などが説明される


→「市民アセスなご」が作った、
「市民からの方法書」を配る篠原さん
みんな資料を読んで勉強 ヨシタミさんの持ってきた写真A
大潮で潮が引いたときの辺野古の海。海草がびっしりと生えている。野原みたい。
高い波が向こうから来ているけど・・・大丈夫かな??
篠原さんの手に乗っているのは、すぐそばの浜にいる“コメツキガニ”。ちっちゃくて、クモみたいなカニ!! 「命を守る会」事務所では、雨除けの屋根が作られる。夕方頃には、立派な屋根ができていました!!
漁港のすぐそばの浜。潮が引いて、歩いて遠くまでいける。
大西さんが、貝を採ってきた。
これは明日の朝のお味噌汁に・・・。
(ダシがおいしい。)
これは“タカラガイ”。 その名の通り、宝物みたいにぴっかぴか!!
宮城さんとヨシタミさんの植物講座 漫才みたいに話がすすんで いいコンビ。
各地から応援がかけつける
今日のまとめの集会。
安次富さんからあいさつ
晋くん日誌
5月4日(火)
今日も防衛施設局は来ませんでした。

ゴールデンウィークということもあって、とにかく親子連れが漁港から船を出して出て行きます。
帰ってくると、お母さんやお父さんはざくざく採れる貝を手に笑顔。子供達は遊びつかれてくたくたーになっています。
見ているだけで面白い。
辺野古の海の豊かさを1人1人がかみしめている。基地をつくるんでなくてジュゴンの里を作ろうー、くいを打ったら一生くいがのこるぞー。ニライカナイから聞こえてくるようです。

座り込み場所では大城敬民市議や大西さんが一言講座。宮城さんがまた草の話をしてくれていました。
事務所では外側を整えて雨よけを作りました。とっても立派になっています。人が集まると色々と作られていきます。

明日でゴールデンウィークを終えようとしています。少しづつ緊張感が蘇ってきています。
座り込みを続けましょう。私達はどいてはならない、世界中で差別されている全ての人々のために。
6日の日にたくさんの人が集うことを願います。
新聞より
<2004年5月4日 朝刊 23面>

九条の心、世界へ届け/憲法記念日

 憲法記念日の三日、県内各地で憲法を考える集会、講演会、街頭活動が行われた。「今ほど憲法が揺さぶられたことはない」「日本は戦争へと向かっている」。那覇市内で開かれた「憲法講演会」で、在日朝鮮人の作家・徐京植さん(53)と一フィート運動の会事務局長の中村文子さん(90)は急激に高まってきた改憲の動きに危機感を募らせた。南風原町では町民八十人が「憲法九条の心を世界に発信していこう」と宣言した。

 徐さんと中村さんは「生かそう平和憲法 軍隊でなく憲法九条」(主催・県憲法普及協議会など)をテーマに講演。会場の那覇市民会館には約千人が訪れた。

 徐さんは在日朝鮮人など差別を受けている「周辺者」に対し、それを黙認する多くの日本人を「中心部国民」と位置づけ、差別的構造が今なお続いていると指摘。「この状態を心地よいと考える人が憲法改悪の流れを人ごとのように傍観している」と述べた

 日の丸君が代の法制化や有事法制など近年の動きにふれ、「実になめらかにほとんど抵抗を受けず戦争へと進んでいる」と警鐘を鳴らした。背景に、理想主義をあざ笑う「シニシズム(冷笑主義)」や問題を知りながら、声を上げない「国民」意識があるとした

 その上で「『中心部国民』は憲法の精神を理解せずに特権だけを持ち続けた。その価値を私たちが教えないといけないのは皮肉だが、沈黙のうちに戦争に追いやろうとする勢力に対し連帯して戦おう」と強調。米軍占領下で同じく憲法の恩恵から排除された県民に「周辺者」として連帯を訴えた。

 県内の平和運動の先頭に立ち続ける中村さんは、憲法をめぐる現状について「国家権力は既成事実を積み重ねてきた。今ほど憲法が激しく揺さぶられたことはない」と、憲法の理念がかつてないほど脅かされていると語った。さらに「平和こそ最高の福祉、自然保護。憲法の精神を次の世代に確実にバトンタッチしたい」と呼び掛けた。

 会場に訪れた沖縄大学客員教授の又吉盛清さん(62)は「沖縄の人々の戦争責任や植民地での支配への加担をもう一度見直す必要性をあらためて感じた」と話す。「憲法の理念を守るために、沖縄だけでは弱く、アジア全体と多面的な連帯を構築すべきだ」とした。琉球大学一年次の山城隆二さん(19)は「憲法を身近な存在として感じる機会は少ないが改正問題などで非常に大切な時期だ。九条は絶対に堅持していきたい」と語った。

     ◇     ◇     ◇     

憲法堅持を誓う/南風原

 4月発足した「憲法9条を世界に広め平和を守る南風原町民の会」(金城義夫会長)は3日、南風原町中央公民館で「町民の集い」を開き、町民約80人が参加した。元教諭の与那嶺仁助さん(80)=同町宮平=が、戦前の軍国教育や戦場での負傷体験、シベリア抑留など自身の体験を語り、戦争の悲惨さを伝えた。沖縄人権協会事務局長の永吉盛元弁護士は「輝け!憲法9条」と題して講演、日本の軍国化を止める憲法九条の役割を訴えた。

 長嶺かおりさん(34)=同町新川=が「自衛隊のイラクへの派遣などきな臭い政治状況がつくられ、平和憲法が危機にひんしている。私たちは憲法九条の改悪にきっぱりと反対し、大切に守りぬきます」とアピール文を読み上げた。

 城間俊安町長も連帯のメッセージ(代読)を寄せた。「町民の会」の連絡先は花城一美さん、電話090(9658)0317。

イラク戦争批判/北谷

 中部地区の若手市町村議9人でつくる政策研究会「群星(むるぶし)21」は3日、北谷町美浜のアメリカン・ビレッジで、イラクからの自衛隊撤退と平和憲法擁護を訴えた。

 玉城デニーさん(沖縄市議)、仲村未央(同)さんらは「平和のこいのぼりを作ろう」と呼びかけ。買い物客や若者らが、うろこに見立てた紙に「平和な世界に」「せんそうイヤだ」などと書き込み、アピール文を受け取っていた。

 アピール文は、イラクの日本人人質事件で、政府が被害者へのバッシングを扇動したと批判し、「政府の自衛隊派遣の責任を覆い隠すことにつながる」と指摘。歴史の教訓として国民が大事にしてきた「戦争の放棄」の精神を捨てず、平和憲法を守ろうと主張している。

<署名活動>平和の思い、こいのぼりに

こいのぼりに平和のメッセージを書いたうろこを張り付ける子供たち=3日、北谷町美浜

 【北谷】憲法記念日の3日、中部地区若手議員政策研究会「群星(むるぶし)21」(代表・玉城デニー沖縄市議)は北谷町美浜でイラクの平和・自治の確立や自衛隊撤退を求める署名と募金活動を行った。うろこに見立てた付箋(ふせん)紙に平和へのメッセージを書き、画用紙に描いたこいのぼりに張りつけるというユニークな署名活動で、買い物や映画館に訪れた人たちが平和への思いを託していた。

 玉城代表は「イラクの人質事件で、平和活動に励む人々をひぼう中傷する風潮が出てきた。イラクの平和に対する県民の思いを伝えようと考え、憲法記念日に合わせて活動した。身近なところから正しい声を伝えていきたい」と話した。

 こいのぼりは「戦争反対」「世界中が平和になりますように」「命が一番大切です」などと書かれた多くの“うろこ”で埋め尽くされた。群星21は、集まった募金と平和のこいのぼりを非政府組織(NGO)を通してイラクに送る予定。


5月3日(月)

座り込み15日目
メモをとりながら悦美さんと話すヨッシー。
お茶を飲む永沼さん 朝の集会。初めて見る人が増えています。 横断幕がきちんと見えるように工夫する
←風が強いときでも
ぴっちりきれいに見えるようになりました!!
ジュゴン保護のグッズを販売するコーナー。
みんなすでに持っているのでなかなか売れないらしい
東恩納琢磨さん 安次富さんが、きのう食べた貝殻をみんなに見せる。「座り込みの前に、辺野古の海の素晴らしさ、豊かさを確認しましょう!!」
←本土の新聞に辺野古の座り込みの記事が載った。



→大西さんの教養講座は「愛楽園(名護・屋我地島にあるハンセン病の療養所)と戦争」。名護に住んでいても知らなかった事を教わりました。
晋くん日誌
5月3日(月)
・防衛施設局は今日も来ませんでした。ゴールデンウィークで警察も海上保安庁も休みです。

漁港には家族連れで海に出て行く人も多数いて、休みの日なので余計に賑わっています。
漁港入り口では大西さんがハンセン病について語り、方法書について訴える人がマイクをとる。全国から集った人たちの紹介などがあり、賑わっていました。

事務所は長期戦も考え、色々なところを修復。上等な建物になり、洗い場はかんきちさん、与那覇さん佑治さんがセメントで固め、なべが洗いやすくなりました。洗い場もあるふぁさんが修復、水漏れを直しました。

琉球新報の「声」の欄にこんな投書がありました。

「ジュゴンは・・・」息子の涙 (名護市 主婦)

 辺野古沖のボーリング調査のニュースを見ていた時でした。隣にいた小学2年の息子が目に涙をためていたのです。「なんで海に基地を作るの?魚は死んじゃうの?ジュゴンはどうなるの?戦争が起こるの?」と訴えてきました。
 わが家は辺野古に住んでいませんが、よく遊びに行くので、海と景色のすばらしさは息子も知っています。今まで家族で基地について話したことがなかったし、私自身詳しいことがわからないので「基地が出来たら、ジュゴンや魚はどこへ行くのか死ぬのも出るのだろう」と答えました。
 息子は「国や沖縄のえらい人は自分たちの住んでいるところ所が壊されたら嫌だって分からないのかな」と涙をぽろぽろ流しました。
 まっすぐに疑問を投げかけてくる息子を見ると、知りたくない事実から耳をふさいでいた自分が見えました。基地が出来ることにより失うものは、大事なものではないのかということを、小学生の息子にも大人にも分かるように説明できる方いませんか。

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この言葉、政府はどう答えるのだろうか。何も説明が出来ないこの国に一体どんな未来があるというのだろうか。
辺野古に集まっている人達は小学2年生にも説明ができる、真実を語ることが出来る。未来は私達の手に。
ヨッシーの日誌
5月3日(月)
きょうもたくさん話を聞きました。
まず大西さんが「沖縄愛楽園と戦争」という題で講義をしてくれました。
地上戦に備えて全長1000mの防空壕を患者の方々が掘ったそうです。米軍は愛楽園を軍事施設だと思ってめちゃくちゃに爆撃したけど防空壕のおかげで爆撃で亡くなったのは一人だけだったそうです。だけど防空壕を掘った時の怪我で手や足をなくした人がたくさんいたそうです。また、栄養失調やマラリアで亡くなる人も多かったそうです。

次にピースボートの方から、「インドのムンバイで地球市民フォーラムが行われ15万人が参加し、そこで、世界中の米軍基地をなくそう、ということが決められたという報告がありました。

次に大城市議が、実際にボーリング調査が行われたときの写真を見せて説明してくれました。
今いちピンと来てなかったけど、写真を見れば、一本ボーリングするだけでも大きな環境破壊になるのはあきらかです。あんな巨大なものを海に入れたらジュゴンはすぐに逃げてしまうでしょう。

次に平良悦美さんの話「ベトナム戦争の時も、とってもいやだった。夏芽が『あの飛行機はベトナムの子供に爆弾を落とすの。』と言って泣いた。今もこの島が戦争のためにフル活用されている。いやでたまらないの。」と話してくれた。
また沖縄では、伊芸の都市型ゲリラ訓練施設反対闘争や本部町豊原のP3C基地建設反対闘争などいろんな闘いがねばり強く行われていることを教えてくれた。
そこへ祐治さんがやって来て、「ここに基地が造られたら汚染された海水が黒潮に乗って日本中を汚染する。ここだけの問題じゃないんだよ。」と話してくれた。

農家のせっちゃんからもたくさん話を聞いた。
「有機農法の基本は持ち込まず、持ち出さず。」だそうです。
今の人間の糞は、防腐剤などが入っているので有機農法には適さないそうです。

本部の原田さんのカルスト講座がありました。本部にはカルストの山があり、それはさんご礁が隆起したものなので海を埋め立てるのに適しているそうです。つまり、本部の山を削って辺野古を埋め立てる計画だそうです。しかも沖縄の鉱業権(鉱物を採掘する権利)は、ほとんど、本土の人間や企業が持っているそうです。本当に日本は沖縄をいたぶり、しぼりつくすことしか考えていないんだという事がわかりました。
日本政府や企業が沖縄の人のために何かをやるということは100%無いと考えたほうが良いと思います。

今日もたくさん教えていただきました。みなさんぜひ辺野古へ来てください。
新聞より
5月3日(月)琉球新報 「声」
「ジュゴンは・・・」息子の涙
名護市 (主婦)

辺野古沖のボーリング調査のニュースを見ていた時でした。隣にいた小学二年の息子が目に涙をためていたのです。
「なんで海に基地を造るの?魚は死んじゃうの?ジュゴンはどうなるの?戦争がおこるの?」と訴えてきました。
我が家は辺野古に住んでいませんが、よく遊びに行くので、海と景色の素晴らしさは息子も知っています。
今まで家族で基地について話したことがなかったし、私自身詳しいことが分からないので「基地ができたら、ジュゴンや魚はどこへ行くか死ぬのも出るだろう」と答えました。
息子は「国や沖縄のえらい人は自分たちの住んでいる所が壊されたら嫌だって分からないのかな」と涙をポロポロ流しました。
まっすぐに疑問を投げ掛けてくる息子を見ると、知りたくない事実から耳をふさいでいた自分が見えました。
基地ができることにより失う物は、大事な物ではないのかということを、小学生の息子にも大人にも分かるように説明できる方いませんか。

<普天間代替>市民団体と漁民 対立避けて譲歩

場所を港外に移して座り込みを続ける市民団体のメンバーら=1日午前8時半ごろ、名護市の辺野古漁港入り口近く

 普天間飛行場代替施設建設に向けたボーリング調査に反対する市民団体らによる阻止行動は3日で3週目に入る。座り込みの場所は、1日から資材置き場を離れて港外に移動した。作業中止を求める市民団体と開始を待つ漁民が話し合った結果だ。

 「相手は施設局。漁民と対立しないように」。市民団体は港を生活の場とする漁民に配慮し、以前から港外への駐車や漁民へのあいさつを徹底。太鼓やのぼりの使用も極力減らして気を使ってきた。12日間も守り続けた「聖地」とも言うべき資材置き場を離れて港外に移ったのは、その最たる決定だ。

 港内での座り込みを不満に思う漁民は少なくなかった。「精神的なストレスが大きく漁に出にくい」との声は根強く、施設局に雇われて調査に船を出す漁民は作業が始まらなければ収入もない。作業は待機、漁にも出にくいという状況に、名護漁協辺野古支部は市民団体、マスコミ、警察なども含め「立ち入り禁止」の看板設置も検討した。

 長期化する作業の中断に、待機していた漁民の中には、しびれを切らして出漁する船も。そんな中で港外に出た市民団体を、豊島貞仁支部長は「人がいなくなり、精神的な負担は全然違う」と評価。市民団体の要求に応え、看板の設置を延期した。

 苦しい中で譲歩し合う市民団体と漁民。だが、計画中止を求める市民団体と、作業開始を待つ漁民の最終的な希望は相いれない。漁民の1人は「気持ちは分かるが、自分が建設に反対すれば別の港から代わりの船が出るだろう。工事が始まれば漁もできなくなりお手上げだ。どうせ建設されるなら、船を出して仕事をしたい」と話した。(名護)

ジュゴンの家日誌
きのうは、パソコンの調子が悪く、ホームページを作ることができませんでした。

←近くに住む楠本さんにパソコンをみてもらう。
専門の楠本さんに操作してもらい、なんとか再開できるようになりました。
楠本さんありがとう!!


5月2日(日)そのA

兼城淳子さんが、「ホームページに使ってね!!」と、うららちゃんが帰った後の写真をくださいました!!
大城ヨシタミさんが、漁港の隣の海岸で辺野古のことを紙芝居風に説明 はじめて沖縄にきた人たちも聞き入る こんな貝がとれる豊かな海なんですよ!!安次富さん
千葉から来た女の子たち 読谷村儀・知花昌一さんが来る
「命を守る会」金城祐治さんが話をする 監視をする安次富さんたち
植物博士・宮城さんの教養講座

あるふぁさんも写真をくれました
2日
金城祐治さん 土田さん 東恩納琢磨さんが海を前に辺野古の現状を説明
島田正博さんとヒサ坊さんがウニを取りに行ってきました!!!! 6月ごろ大きくなるそうで、まだ身が小さいそうだ 手ですくえるほどあります!!!
うひょー!!!
↓1日の昼。知り合いの漁師さんに頼んで取ってきてもらったサザエを焼く
海のにおいがする・・・? 藤村さんがサザエを焼きます おいしそうーー!!!
↓1日の夜
朝からの座り込み。明日で2週間になります。粘り強い座り込みによって、今まで作業を止めています。
今夜は辺野古の新鮮な海の幸で、これまでのご苦労さま会。
←シャコ貝は刺身に。
             



              →サザエを焼く
いただきます!!大西さん 晋くん 豊見山さん
サザエが焼けてます 「おいしーーー!!!!」
希代子さんとカンキチさん 2週間、お疲れさまでした。海の恵みをもらって、パワー倍増!!これからもがんばるぞ!!


5月2日(日)

座り込み14日目
←座り込みテント近くではジュゴンのグッズが販売されている。担当はピースボートの女性たち



→千葉から来た若者たち。観光で初めて沖縄に来たという。
「命を守る会」事務所でみんなのご飯を作るセツ子さん・友子さん
見えない所で働く人や、全国のみなさんからの応援カンパがあり、
この座り込みは支えられています。ありがとうございます・・・・!!!
藤村さん・与那覇さん・具志堅トオルさん。与那覇さんは、「ヨッシーさんが『命の海』を歌う時のために」と、みんなに配る歌詞を何枚もコピーしてきてくれました。与那覇さんありがとう!!
監視場所のようす 先生をしていた大西さんが、授業の時の話などをする はじめて来てくれた人がたくさんいたようです。知らない顔がいっぱい!!
晋くん日誌
5月2日(日)
・防衛施設局は来ませんでした。

この2週間は平均で150名が毎朝集合して座り込みをしています。結果、阻止し続けています。
多くの人たちが辺野古に訪れ、座り込みを続けていきたいと思っています。
短期になるとも長期なるともいいがたいところですが、毎日の人数が少なくなれば防衛施設局は来ます。
辺野古へあつまりましょう。私達は「本音では勝っていない!!」のですから。

今日は警察、海上保安庁ともに監視はきておらず緊迫した雰囲気はそんなにありませんでした。
座り込み場所には全国から支援者が駆けつけ、「がんばりましょう」と手を合わせていました。
ある人は神奈川、ある人は静岡、埼玉、東京、本当に各地から集まってきてくれています。
頭の下がる思いです。

島田正博さんはひさぼうさんに船を出してもらって「うに」をたくさん採ってきてくれていました。
正博さんによると「ざくざくある」そうです。比嘉ヨシおばぁにうにのむき方を教えてもらってむきます。
黄色い実がもうきらきらしてます。
ひとすくいして食べるとほんとーーーーにおいしーーー!!!!
このごろはすごい贅沢をしている気がします。新鮮な野菜と海産物しか食べていません。いいんだろうか。
辺野古でがんばっているご褒美、ご褒美。海に感謝。

ジュゴンの家日誌
サンゴちゃんがあそびに来て、お店のお手伝いをしてくれました!!



5月1日(土)そのA

座り込み13日目 午前〜午後
漁港内から、漁港に続く道の脇に座り込みの場所を移動、日よけのテントを設営する 向こうには、施設局・業者の動きを
絶えず監視している夏芽さんたち
←もう一つの道からも入ってこられないように監視をつける
横断幕を張る安次富さん親子 ジュゴンは怒ってるんだぞーー!!!
小集会 浦島さんが発言
「沖縄の海はどんどん潰されてきて、今残っているのは最後に残された所です。施設局よりも県や知事に対する怒りを感じます。緊急の署名を集めています。表立って反対と言えない人も署名ならできると思います」
応援の労組の方
浦島さんの辺野古座り込みの記事が載っている「週刊金曜日」 真ん中、赤いシャツの女性はカンパを持って本土から駆けつけてくれた 漁港の隣の整備された浜
店に帰るうららちゃん 団結ガンバロー
宜野湾から来たケリーさん 大西さんの教養講座は「スクガラスのとり方」でした。 師匠の三線に合わせて踊り、
盛り上げるヨシタミさん
今日は土曜日。世間ではゴールデンウィークが始まり、「基本的に土曜日曜(祝祭日も?)は作業しない」と言っている施設局も業者も来ませんでした。でも「基本的に」なのでまったく安心できる要素ではありません。
施設局は基本的に約束を守りません。
人がいなくなった隙をついて不意打ちでやってくるかも知れないので気は抜けません。
仕事や学校が休みに入り来られるようになった人はぜひぜひ辺野古に来て・・・!!!!あなた1人の行動が、ちからになるのです!!応援を待っています!!!
晋くん日誌
5月1日(土)
「漁民の人々にとって漁港とは生命をかけて船出をする神聖な場所。」この間に漁民の人達の思いを私達は受け止めました。

私達が闘う相手はこの国、防衛施設局であり、決して漁民ではない。国、防衛施設局はこの8年間に住民を「金」という分断を持ち込んで信頼関係をぶち壊して来ました。
しかし、それに負けない関係が闘いの中で生まれていくことを私達は確信しています。

今日からは漁港入り口に阻止線を移して行動開始。
雨が降ると寒いのですが、日がさすと炎天下。今日は炎天下。干潟にはこめつきがにが"わさわさ"と出てきていました。
連休中ということもあって警察は休み。変わりに海上保安庁が見張りについていました。
本部で「P3C自衛隊基地」反対して闘争小屋を作って15年以上闘っているおっちゃん、おばちゃん達が訪ねてきました。「連休中でも油断はならんどぉ」と一言忠告をもらう。そう、連休中でも来る可能性は十分にあります。
今日は緊張が走ることもあまりなく防衛施設局は来ませんでした。

えいおばぁが午後から事務所に来ました。「晋ちゃん、パイン持ってきたよぉ」とえいおばぁ。えいおばぁは息子が船を出してくれるというので、これから海に遊びに行くところでした。
差し入れに「パイン」。見ると大根にウコンで漬けたみたいに黄色い。おもわず佑治さんが「うこん漬けか」と聞くほど。でも、もんのすごく甘くておいしい。くわっちーさびたん。

夜、大西さんが知り合いの漁民に頼んで貝を採ってきてもらっていた。さざえのつぼ焼きをふるまってくれました。こーーーーれが、すごい新鮮!!すんごいおいしいー!!叫びたくなるおいしさでした。闘いの中で食べているからか、余計に辺野古の恵みに感動していました。
いやぁ、自分で採れるようになりたいなぁ。

連休中も油断しないでがんばろう。
ヨッシーの日記
5月1日(土)
今日は6時半に辺野古に着きました。武清さんが来ていて、いろいろ話を伺いました。ボーリング調査は9億円かかり、調査とはいうものの実質的には、基礎工事なのだそうです。
また海上に出ている何倍もの面積の海底を埋め立ててしまうそうです。むちゃくちゃです。この工事を始めさせてはいけません。
全国のみなさん、辺野古への新基地建設を止めるために政府に訴えてください。



5月1日(土)

ボーリング調査阻止・座り込み13日目
毎朝、新聞記事のコピーを配ってくれる「新聞屋さん」名護市議・大城ヨシタミさん。 豊見山さんたちと話すヨッシー 本土から若い女性が応援に来る
金城祐治さんから朝の挨拶 真剣な表情で聞いているヨッシー 座り込み行動をする上での注意事項などを話す安次富さん
労組の人達 いつのまにか辺野古にはたくさんこんな看板が!!!ナイス!!
宜野湾から今日はじめて辺野古に来たケリーさん。(アメリカの方)「ここで何が起きてるのかみんな知らない。辺野古のことをアメリカの市民にもっと知ってもらいたい」と言っていました。 漁民の人の感情を考え、
今日から座り込みの場所を、漁をする船や車が通るのに邪魔にならない場所(夏芽さん達がいる監視ポイントの近く)に移動しました。
施設局が来た時は、速やかに場所を移動し防御体制を取ります
<2004年5月1日 朝刊 31面>

9条堅持の声、20代に際立つ/県内憲法世論調査
改憲容認多数も不戦前提

 沖縄タイムス社などが実施した憲法世論調査で、県内の二十代は半数余が憲法改正を容認しながら、戦争放棄を定めた憲法九条の改正には反対意見が圧倒的だった。九条の平和理念を支持する意識の高さが浮き彫りになった形だ。二十代は無党派層が八割を占めるものの、憲法改正問題への関心を持つ人は、ほかの世代に比べて多く、関心度の高さが際立つ。

 二十代で「憲法を普段の生活で意識する」は32%にとどまった。しかし、憲法改正問題には77%(男性79%、女性75%)が関心を示しており、ほかの世代と比べても高い。

 「憲法改正」に対しては、賛成が52%と過半数で、「改正は必要ない」の30%を大きく上回った。一方で、九条改正については反対が57%に達し、賛成(27%)の二倍強を占めた。

 ほかの世代では、九条改正反対が30―40%台にとどまっており、若者層の「平和憲法」支持意識の高さは際立っている。

 九条改正の賛成理由は「自衛隊の役割として国際貢献を明記する」ことを求める意見が多かった。

 憲法改正を求める理由として最も多かったのは「新しい権利を加えた方がいい」が多く、以下、「押し付け憲法だから」「自衛隊の位置付けを明確にした方がいい」の順。特に、女性で「新しい権利を加える」ことを理由に挙げる人が多かった。ほかの世代はいずれも「押し付け憲法だから」が多い中、世代間の相違が目立った。

 憲法改正に反対する理由で最も多かったのは「平和の理念があるから」だった。

 自衛隊については、二十代の49%は「憲法違反」と考え、「違反していない」とする43%を若干上回った。特に男性は違反とする層が57%で、女性の41%に比べ多くなっている。

 一方で、国際貢献への自衛隊参加については賛成59%、反対25%となり、二十代の大部分が肯定的に受け止めている。

同世代に聞く

 世論調査で、憲法改正を容認しつつ、9条堅持の姿勢を示した県内の20代。各分野で活躍する同世代の若者に、それぞれの憲法観を聞いた。

 弁護士を目指している鎌田耕さん(29) 改正の議論自体は賛成だが、現時点での改正には反対。憲法の存在や法律の手続きが軽視される社会にはなってほしくない。与野党はそれぞれ、改正の必要がある具体的な中身を示し、衆参両院の選挙を複数回やってほしい。自分たちの世代の意見も反映させてほしい。

 「日米地位協定改定を実現するNGO」理事として活躍する倉岡大樹さん(26) 地位協定は超党派による改定要求に発展した。憲法も時流に沿わない部分は変えるべきだ。9条の平和を求める理念には賛成。ただ、外国の攻撃で家族や友達の命が脅かされる事態が起きたら日本として戦う姿勢を示せるよう、現実路線への転換が必要ではないか。

 イラク戦争1周年で若者を中心にした反戦行動を展開した沖縄大学の森岡理歩歌さん(21) 9条が古いとか、国際貢献のために改正しないといけないというのはおかしい。9条改正を強行し、日本がアメリカ追従のまま武力行使ができる国になっていいのか。9条を堅持する運動を根強く続け、輪を広げたい。

 那覇市内で飲食店を経営する糸数俊作さん(26) 今の憲法には古いイメージがある。良い部分は残して、時代に合わない部分は改正するのが自然な流れのように思う。あまり勉強してないので、特定の項目をどのように変えれば良いかは、何とも言えない。

 琉球大学4年生の翁長若菜さん(21) 憲法は制定されたころと異なり、現代に当てはまらない部分がでてきたのでは。時代の変化に合わない部分は変えてもいいのではないか。戦争はしてほしくないという思いが強く、9条は変えてほしくない。自衛隊派遣の際の小泉首相の説明は不十分だった。国民が納得していない状態での改定は反対。

高良鉄美琉大教授/当事者意識の高さ反映

 琉球大学で憲法を教える高良鉄美教授の話 今後の社会を担う二十代の若者が、憲法改正問題に当事者として向き合っているのが分かる。憲法改正を柔軟に考えるが、九条改正に反対するのが若者の主張だ。実際に九条改正が政治スケジュールに乗ってくれば、具体的な活動を起こす可能性が高い。今の二十代は、一九九五年以降の沖縄問題が高まった時期に思春期を迎え、成長した。そのような社会的背景が、九条を堅持する層の多さに反映したことも考えられる。


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