ジュゴンの家・日誌
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沖縄タイムス http//www.okinawatimes.co.jp/
琉球新報  http//www.ryukyushimpo.co.jp/

同基金への協力は 
●琉球銀行 普通口座 名護支店
 口 座 番 号   23−130
 口 座 名  西 陽子 まで
●郵便局 17040−14225611
西 陽子
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5月A

  緊急カンパのお願い!!
現在、辺野古ではボーリング調査を阻止するための泊り込みの監視が行なわれています。この行動に必要となるお金(食事代等)のカンパをお願いしたいと思います。皆さん応援をよろしくお願いします!!
カンパを振り込まれる際は、必ず「ボーリング阻止緊急カンパ」と明記し、下記の口座にお願いします。(このカンパのお願いは「ジュゴンの家」が、「命を守る会」を応援する気持ちで独自でやっています。振り込まれたお金は、辺野古でのボーリング調査阻止行動のために使われます。)
●郵便局 17040−14225611
西 陽子

名護新基地建設絶対反対!   ボーリング調査絶対阻止!
 
座り込み支援カンパ!!
         
よろしくおねがいします!


那覇防衛施設局が出した環境アセス方法書・
「市民アセスなご」が 出した市民からの方法書が読めます!!
みなさん読んで、施設局に意見書を出そう!!
「市民アセスなご」のホームページはこちら↓↓

http://www.nagoshimin.com/index.html



5月15日(金)

座り込み27日目
昨日から始まった“平和行進”の人たちが来ていて、座り込み場はたくさんの人で埋まる。名護市議・大城ヨシタミさんが、はじめて参加する人に辺野古の状況を説明する
東京での3.20国際反戦集会で会った国場さんと再会! 兵庫から来ている男性 「命を守る会」代表・金城祐治さんが参加者にあいさつをする
東京から来ている方達。
普天間包囲のために来て、辺野古に寄ってくれました。
金武の作業所の人たちが作ったトウモロコシ!!「皮をつけたまま茹でると甘くておいしいよ!」と教えてもらったので、その通り茹でてみたそう。甘くておいし〜い!!「生で食べても甘かったよー!!」と茹でた方が言ってました!! もぐもぐ!!カンキチさん
前「命を守る会」事務局・
吉田さんが来てます。

ひさしぶり〜〜!!!!
晋くん日誌
5月14日(金)
・防衛施設局は来ませんでした。

午前8時30分、5月15日「本土復帰、屈辱の日」のために平和行進の人達が約500名ほど辺野古漁港に集まりました。
全国から集まっていましたが、辺野古は沖縄の人達が多いようでした。沖縄全体で8000人が歩きました。

集会が始まり「イラクの侵略にこのキャンプシュワブから1700人が出撃している」と取り上げ、「だからこそ辺野古の座り込みを続けなければならない」と発言がありました。
基地建設を阻止し続けることはイラクの人達のために。未来あるアメリカの若者達のために。
平和行進の参加者は「基地建設反対!!」と声を上げながら座り込みをしているおばぁ達の前を歩いていきます。
この声が沖縄、世界全体に届いて欲しい。

5・15に近づくにつれ多くの人が辺野古に集まってきます。
辺野古の現実を見て受止め、考え、行動することを続けていきましょう。
おばぁ達を写真や思い出で終わらせては絶対にいけない。

今日の団結弁当はおにぎりと天ぷら、天ぷらには「紅芋」が入っていました。
てんぷら屋さんのてんぷらよりもおいしいー。くわっちーさびたん。

今日は韓国の「駐韓米軍米犯罪根絶運動本部」の方が尋ねてくださいました。
この間に辺野古に激励のメッセージを届けてくれた方です。
「生命と平和を守ることは、軍事力、物理力はなくても、真理であり、真実であるがゆえに勝利するのです。
米国がイラク戦争で没落しているように、暴力と軍隊を全面に立てて、生命と平和を破壊する行為は必ず敗北するのです。」
メッセージの中でもこの部分はとても印象に残っています。
「真実」の勝利を信じています。

おばぁ達は今日来ていた看護師の人から健康診断を受けていました。
今日来ていたおばぁは2人が少し血圧が高かったがほとんどの人が「異常なし」ということを伝えられました。
おばぁ達は「本当にありがたい、健康診断を受けられることはとても安心する。」と言っていました。本当にありがたい。
傷たらけで闘う人々を殺すために防衛施設局はやってくる。
闘いが一日も早く終わって欲しい。
そして止めるために多くの人々が集って欲しい。

ジュゴンの家日誌
5月15日(土)
みなさん昨日のニュース23は見ましたか。
普天間と辺野古、両サイドから普天間基地の返還と辺野古の代替施設建設の現状を見せてくれました。
やはりあれを見たら誰だって(っていうのは決めつけだけど)こんなのありなの?と思うはず!!

返すって約束したんだろ!!こんなやり方おかしいだろっ!!

ひどい話。全国に知ってほしい。

今日は篠原さんがお休みでジュゴンの家をやってくれて、わたしはとっても楽な気持ちで商品を仕入れに出かけることができました。
ほんとにありがとう、篠原さん。                                                (うらら)



5月13日(木)

座り込み25日目
朝です!今日もできたての新聞を配る名護市議・大城ヨシタミさん。 テントの設営!!平和行進、5月16日の普天間基地包囲集会と合わせ、辺野古にもたくさんの人が来ます。新しいテントが来て・・・・ こんなに広くなりましたーー!!!
平和を願って行動するテント村だー!!
「命を守る会」のおじい、おばあが座り込んだ8年の年月と、19日からの座り込み日数をボードに書き記すカンキチさん。 与那覇さんが
「ヨッシーの“命の海”を流しながら座り込みましょう!!」と、CDプレイヤーを持ってきてくれました!!
朝の集会 
大西さんが座り込みに関しての注意事項を知らせる。
きちっとマナーを守りましょう!!
スクラム練習!! 防衛施設局役が 突撃!!
↑応援に来た人たち。↑
照屋寛徳さん
悦美さんとセツ子さんが、座り込み責任者がつける腕章を作ります。 テーブルには普天間基地爆音訴訟のパンフレットが。
満ちゃんは今日里帰りで東京に帰ります。「あっちで辺野古のことを伝えて『1人キャラバン』をやるぞ!!」と、資料を持って帰ってました。 「ジュゴン保護キャンペーンセンター」の加藤さんも今日帰ります。お疲れ様!!
差し入れのおむすび しんやさんが歌います
手拍子するおばあたち これも差し入れの「ピタンガ」。 すっぱい〜!!
←QABが番組の取材に来ました。
映っているのは(右端)キャスターの三上さん。


→「ヨッシーとジュゴンの家」シングルCD「命の海」お買い上げ!!!
晋くん日誌
5月13日(木)
今日で座り込みは25日目。座り込み参加者の人数は4月23日からの累計だと5月13日までの20日間で1827人。
19日〜22日までで約400名が参加しているので合計すると2000人を超えています。辺野古ではすさまじいことが起こっています。
防衛施設局の理不尽を許せないと立ち上がった人達は全国、世界中から数えればもっともっといる。
日本政府はこの現実を受止めろ!!基地建設をやめろー!!

・今日は防衛施設局は来ませんでした。

命を守る会事務所には辺野古の出身者という方がこられました。
小禄さんと手をつなぎ1時間ほどゆんたくをして帰って行きました。その様子を見ていると言葉では言い表せない言葉を表現しているように見えました。

座り込みではごぼう抜き(座り込みで腕を組み、「人間の鎖」を作る。機動隊がそれを引き抜くことを言う。)の練習をしました。引き抜く側の人の話を聞くと「無理だ。」と言っていました。

「私たちは命を懸ける覚悟」というTシャツを座り込みの場所に飾っています。私達は命を懸ける覚悟で闘う。
覚悟しろ防衛施設局。

今日、驚くことを知りました。
防衛施設局が4月19日に強制的に建設した作業場を沖縄の民間の警備会社が警備を担当しているのですが、「座ってはならない」ということまで束縛された警備をしています。
警備の人達は灼熱の日光の中を立ち続け、雨の中も立っていた。倒れる人がいてもおかしくないほどつらい労働をさせられている。
その警備の人達の労働賃金は10時間で5000円という。昼休みの1時間を抜いても9時間です。
なんと時給「556円」、信じられない。日本の最低賃金でもっとも低い沖縄の最低賃金(608円)さえも守っていない!!
人々の生活を奪い、生命さえも危うい労働をさせられている。
警備の人達はさきほども言ったように本当に何も言わずにがんばっている。
こんなことがあっていいのだろうか。
この国の人への扱いそのものだ。許せない。
私達は消耗品じゃない!!

ボーリング調査を止めることは全ての労働をしている人達を守ることでもあるのです。辺野古へ集まりましょう。
明日は平和行進が辺野古から出ます。盛り上げましょう!!

ジュゴンの家日誌
正人君が来ました 「市民アセスなご」の吉川さんが、「芝居に使う衣装が欲しいんだけど・・・」と買い物に来ました!!衣装を手に入れて、おばさんに扮する吉川さん。 辺野古で一緒に座り込みをしている北村さんが、悦美さんと一緒に遊びに来てくれました!!ジュゴングッズなどたくさんお買い上げ。「帰ったらジュゴンの家に寄付を送りますね」とおっしゃっていました。ありがとうございました。よろしくお願いします!!


5月12日(水)

座り込み24日目
今日も朝から集まります よく似てる平良兄弟。どっちが夏芽さん、どっちが愛香さんでしょう
愛香さんが今通って(働いて)いる幼稚園の名札。「園児から“せんせいは何組?”と聞かれるので“たまご組だよ”と答えるんですよ・・・」幼稚園でのエピソードを聞かせてくれた のどが痛いので「仁丹」を食べる修さん
座り込み場所へ移動
漁港内はちゃんと歩道を通りましょう!!座り込みは整然と。 きょうのまとめ役は具志堅トオルさん 「ヘリ基地反対協」仲村善幸さん
「命を守る会」代表・金城祐治さんからあいさつ 現場の指揮をとる
「平和市民連絡会」当山さん
「平和運動センター」
山城さん
座り込み開始!! 悦美さんが作ってきてくれた「ヒラヤーチー」(のちょっと厚いもの)を食べるジュゴン保護キャンペーンセンターの女性 「今日のお昼のおかずは、パパイヤチャンプルーと、ポークと卵よー!!」
「団結弁当」を作ってくれているともちゃん
植物博士・宮城さんと相棒のヨシタミさん 植物図鑑を見ながらおしゃべり
スクラム練習!! 座り込みは今日で24日目。辺野古のおばあたちが「命を守る会」で座り込んでいた年月・・・・2639日。
教養講座では「ジュゴンのことをもっと広めよう!!」、「具体的にどうやってこの海の素晴らしさを人に伝えたらいいか?」など、さまざまな意見が出され、論議が繰り広げられました・・・!!
←愛香さんと修さん





→浜にいたかわいいヤドカリ。
晋くん日誌
5月11日(火)
・今日、防衛施設局は来ませんでした。

朝、6時より平日の緊張感が張り詰めていました。
防衛施設局は私達が消耗するのを待っているのだろうか。5・15の前で事を荒げたくないのだろうか。
旧の豊原の公民館で応用地質の責任者岡本と防衛施設局局員が打ち合わせをしているということもあって緊張は続きましたが、施設局は来ませんでした。

風邪をひいているという人もいましたが、参加者は真っ黒に日焼けしながら漁港を見守っていました。
激励が増えていくうれしさとともに県外の人達のほとんどが今の辺野古の状況を知らずにいるということも知ります。多くの人たちの手を借りて訴え続ける必要性をさらに問われていると感じています。

今日は8年間の座り込みを含めて2663日間になります。こんなにも長い長い時間命を守る会のおじぃやおばぁは座り続け抗議の声を上げ続けています。8年間の月日の中で約3万人もの人が辺野古を訪れています。
辺野古にかかわった人々が声を上げれば大きなうねりとなります。どうか、私達と共に行動をして下さい。今が立ち上がる時です。


5月12日(水)

 防衛施設局がこないわけ。阻止行動24日目。累計2664日間
 ・防衛施設局は来ませんでした。

新聞報道で防衛庁は琉球新報の取材に対して「(調査は)円骨に、整斉と行う。拙速で進めても良い事はない。
(調査の)環境作りが大切だ。」「かといって施設局が手をこまねいたままというのでもいけない。」としている。

「環境作り」とは私たちを排除することに他ならない。「けが人が出るようなことがあってはならない」なんてことも言っているが、警察に守られた施設局がどうやってけがをするのだろう。
「環境作り」にはもう1つ意味があると思います。私たちの消耗です。
彼らはあせっているといっても金、権力、人員はたくさんいます。余裕がある。

とてもとても怒りを感じます。私たちは負けない、人間的でない防衛庁なんかには。

今日も午前中からずっと緊張感がはりつめていました。
旧の豊原の公民館には業者の関係者が車3台で集まり、防衛施設局技術協会というところの車も1台で来ていました。
キャンプシュワブ内にも防衛施設局の関係者の出入りがあるということで現場には緊張が走り、一度はスクラムを組んだ。

しかし、今日は防衛施設局は来ませんでした。

命を守る会にはおばぁ達が集まり、にぎやかに。
午前中は座り込みの用意、団結弁当の用意で大忙し。午後は防衛施設局に対する警戒で大忙し。
ちょうど、それが終わった頃におばぁ達がやってきたのでいつものにぎやかさが戻っていました。
92歳のヨシおばぁは何をしてもたじろがないおばぁです。防衛施設局の情報が入る度に椅子から「がばっ!!」と立ち上がるので、まぁまぁと座ってもらう。おばぁ、やる気まんまん。家族が心配して座り込みに代わりに来ています。

しかし、私は何度も多くの人たちに問わなければなりません。「おばぁ達にやらせるのか」と。沖縄戦、銃剣とブルトーザー、ベトナム戦争、そして現在の基地建設。それを押し付けてきた人間、日本人にとってその行いへの責任は命をかけるだけの価値があります。

私はいつかフェンスの向こうで全ての人々が差別なく、その人にあった働きをして、辺野古の海人と釣りをして、ひざを交え泡盛を交わしたい。おばぁ達と真心でつきあっていきたい。次代に引き継ぐものがそうであって欲しい。
そのために基地建設に反対する。

今はおばぁ達の足腰となれたかな。今が闘う時と肌で感じます。


5月11日(火)

ジュゴンの家日誌
今日おみせに来てくれたお客さんのしゃしんのデータをまちがってけしてしまいました・・・・!!!
ああーー!!!フィリピンから名桜大学にへんにゅうしてきて、そつぎょうして来週国へかえるというイブスさんと、先生の白久さんが来てくれて、すごくたのしくおしゃべりしたあと、おみせのまえでしゃしんをとって、とってもかわいい、すてきなえがおだったのにー!!!くやしいーーー!ごめんなさい、イブスさん、白久さん・・・・。むずかしい漢字はよめないといっていたのでひらがなで書きます・・・かえるまえにホームページを見るねといってくれていたから・・・・あぁー(なみだ)じかんがあったらまた来てねー!(うらら)


5月11日(火)

座り込み23日
スクラムの練習!! 一歩も通さん!!!
米軍基地内の機関紙「スターズ&ストライプス」に、辺野古の座り込みの記事が1面と3面に大きく載っている。座り込み参加者の名前も出ている。
「新聞の中で一番大きく取り上げてるんじゃないの?」との声も。
座り込みの一角
冤罪で刑務所に入れられ続けている星野さんのことを話す。
「沖縄が本土に復帰する時、『基地があるままで復帰』というのはおかしい、と東京でデモに参加して、『警官を殺した』とデッチ上げられ刑務所に入れられて、今年で29年目になるのよ・・・」
悦美さんが、幼い夏芽さん達を連れて、デモに行った時の話をする
修さんが採った貝を食べるうららちゃん。「う・・うまーーい!!」
琢磨さんが前に食べさせてくれた「ティラジャー」みたいな味でした。
夏芽さんの弟さんが来ています!!
顔や声の感じが夏芽さんに似ています。篠原さん・具志堅トオルさんと記念撮影!
大城ヨシタミさんと初対面&握手!!
←山内徳信さんの教養講座
午前10時30分現在、防衛施設局・業者は来ていません。
新聞より
<2004年5月11日 朝刊 24面>

施設局に公開質問状/ボーリング調査で県民会議

 基地の県内移設に反対する県民会議の山内徳信共同代表らは十日、那覇防衛施設局を訪ね、米軍普天間飛行場の代替施設建設に伴うボーリング調査に関する公開質問状を提出した。回答をもとに、住民説明会の開催を求めている。

 質問状では(1)県が聴取した専門家の意見書を(同施設局が)受け取り拒否した理由(2)調査実施によるジュゴンへの影響(3)辺野古漁港の作業ヤード撤去(4)「住民の頭越しには調査をしない」とする発言をどう保証し、担保するか―など、七項目に説明を要求している。

 山内代表は「県知事や名護市長が了解したから十分という考えはおかしい。基地被害は県民全体が受ける。間接民主主義では対応できない。県民に直接説明してほしい」と説明会の必要性をあらためて強調した。

 同局は二十四日をめどに回答するとしている。

 一方、名護市辺野古で座り込みを続ける反対派のメンバーらは同日、集落内を戸別に回り、ボーリング調査や基地建設反対を訴えるビラ約四百枚を配布した。

 区民の反応は「頑張ってください」という激励のほか、「見る必要はない」と拒否するなどさまざま。メンバーの一人は「事業を進めてほしいと思う人もいるだろうし、単純な問題ではないが、この海をどうするのかあらためて問い直す必要があると感じた」と話した。


5月10日(月)

きのうの夜。

休みを取って、ひさしぶりに店にきてくれた篠原さんと



座り込みから帰ってきて日誌を書くヨッシー。
明日ヨッシーは東京に帰ります。レストランに夕ご飯を食べに行きました。 ヨッシーはカツ定食、うららちゃんは白身魚のフライ。
座り込み22日目
朝日が昇る 座り込みの場所をつくる 今日帰る女性達。ありがとうございました!!
スクラム練習
座り込み開始 向こうに監視コーナー 西尾さん
左から「市民アセスなご」森山さんと、
島田善次さん・山口洋子さん
午前9時より・「ヘリ基地反対協・命を守る会」共同記者会見
左から、
「ヘリ基地反対協」大西照雄さん、
・安次富浩さん、
「命を守る会」代表・金城祐治さん、
「沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団」団長・東恩納琢磨さん
安次富さんが声明文を読み上げる 大西さん「キャンプ・シュワブから飛び立った海兵隊が、イラク・ファルージャで人を殺している。沖縄がイラク戦争の出撃基地にされていることを、マスコミからも国民に知らせていただきたい。」
金城祐治さん
「全国の皆さんに申し上げたい。21世紀まで、どれだけの人が戦争で亡くなったか。いつまで人類は殺し合いをしなければならないのか。
この21世紀はどれくらいの人が亡くなるのか。
おじい、おばあは、戦中・戦後と子供を育て上げ、2度と戦争をしてはならない、基地を作ってはならないと思っています。21世紀は、平和を作っていかなければならないが、イラク戦争では、住民、民間人が犠牲になっています。
(辺野古に)基地の上、さらに新しい基地を作るなど許せません。
稲嶺知事、それに加担する地元名護市長は全国から糾弾されるべきです。
全国の皆さんの同意を得て、今後も平和構築に頑張っていきたいと思います。」
東恩納琢磨さん
「私が言っているのは、説明会をして欲しい、それだけなんです。
なぜ、辺野古なのか。「日本サンゴ礁学会」の山里さんは、『この海を埋め立てるのは、人でいえば心臓を突き刺されるようなもの』だと言っています。
なぜ、この場所を埋め立てるのか、それを説明して欲しいだけなんです。
説明会もせず、強行しようとする政府、これが民主主義でしょうか?
ここはまだ占領地なんでしょうか。
私達がしているのは、当たり前の要求です。
座り込む事で、私達の未来を作っていきたいという思いでやっているんです。ここは日本で唯一、ジュゴンの保護区にできる場所なんです。基地ではなく。この可能性を基地で潰して欲しくない。
この座り込みは、未来のため、夢のため、子供達、孫達のためです!!」
「命を守る会」事務局・晋くんから説明。足元には、浜で撮った米軍演習の写真が並べられる。
「この写真を撮った時、米兵から銃口を向けられました。すぐに発砲できる状態の銃です。
演習の騒音もひどく、落ち着いて昼寝もできません。」
・・・騒音を録音したテープを聞かせる。
「米兵達は笑いを浮かべながら演習をしています。人殺しが平気でできるように、訓練されているのです。
水陸両用車の演習で、辺野古のサンゴ礁や海草は踏み潰されて破壊されています。」
安次富さん「これは、大浦湾でジュゴンが目撃された時の写真です。ここ(名護東海岸)一帯をジュゴンの保護区にして、何十頭もジュゴンが遊泳するようになればいいと思います。大浦湾を(作業場として)埋め立てるなんて、許せません。」 マスコミから質問を受ける琢磨さん 質疑の後、記者会見は終了。
記者から質問をされる晋くん
今日東京に帰るヨッシーが歌います。「命の海」。 ヨッシーと一緒に口ずさみながら、熱く見つめる与那覇さん(中央)
アンコールで「イラクの子供達は今」、「愛国心の歌」。

「愛国心なんて持てるわけないだろう、僕は国は愛せない、人間しか愛せない〜♪♪」
会場から歓声と拍手!!
教養講座でやんばるのことを話す男性 しげる師匠(左) ありがとう、ヨッシー。またね!!
ヨッシーの日誌
5月10日(月)
午後1時、東京へ戻るために辺野古を後にしました。西岡さんに那覇まで送ってもらって、はじめて「ゆいレール」に乗って那覇空港に着きました。11日間という短い期間でしたが、多くのことを沖縄の皆さんに教えていただきました。
日本という国がどういう国かはっきりわかりました。
「この美しい海を埋め立てて人殺しのための軍事基地を作る」
これが日本です。
ホームページをご覧のみなさん。辺野古へ行って座ってください。
心からお願いします。
晋くん日誌
5月10日(月)
・防衛施設局は来ませんでした。

 月曜日、平日ということもあって辺野古の漁港には朝からピリピリとした空気が流れていました。
「今日は来る」そんな思いがそれぞれにはりつめているからです。
70名以上の人が今日も午前6時から座り込みを開始。今日で22日目。

 那覇や浦添ではハーリー大会をやっています。参加者の中には
「これは、いつも家の目の前でやっているんだよ。なんでテレビで見てんだろな。」と言っている人も。
皆、生活を犠牲にしてもこの状況を変えるために来ている。
国がこんなことさえしなければ平和にハーリーを見ていたのに。

 県民会議の人達は那覇防衛施設局に申し入れに行きました。
申し入れ内容は次の7つ。

1、21世紀は環境の時代である。今回のボーリング調査はそのことに逆行することになるが、どう認識しているか。
                                      
                                      
2、ボーリングを含む「現地技術調査」等について、那覇防衛施設局は一度も住民説明会がないままに、ボーリングを強行しようとしている。直ちに公開の住民説明会を開催すること。                 
                                      
 
その説明会において、? ボーリングの根拠、? 63箇所のボーリングがジュゴンやサンゴ等に影響を与えないとする根拠等を示すこと。

3、ボーリング調査に際し、県が委嘱した専門家の意見書の受け取りを拒否し無視したのは何故か。

4、今回行われようとしているボーリング調査が実施されればジュゴンに大きなダメージを与え、さんご礁、海草・藻場等の豊かな辺野古の海を破壊することにつながり、政府自ら策定して環境影響評価穂にもとることになると判断されるがどうか。

5、小泉首相は国会答弁で「住民の理解を得て進めたい」と答弁しているが、発言の趣旨をどう理解し受止めている。

6、住民説明会の開催等、住民意思を得るための努力が果たされるまで、辺野古漁港の作業ヤードを撤去すべきと思うがどうか。

7、沖縄の59年間にわたる基地の過重負担を軽減するため、米国の海外基地の抜本的見直し機をまたとない好機とし、普天間基地の即時返還と海上基地建設計画の断念を方針化し、日米交渉で実現すること。

これに関して防衛施設局は「24日までに回答する」としました。

 山内徳信県民会議代表が「では、24日まで作業の強行はないな」との問いに「今は答えられない」とし、「明日電話で答える」と言っています。答えを受け取るのは山城さんです。


 座り込み場所では反対協、命を守る会の記者会見があり祐治さん(命を守る会代表)が発言。
16世紀から21世紀までに死んだ人々の数を読み上げ、切々と次代に伝えなければいけないことを語っていました。
「もう二度と不毛な戦争を起こしてはならない。私達は次代に平和を引き継がなければならない。そのための座り込みです。」
座り込みから拍手と歓声、指笛が鳴り響いた。

 私は祐治さんから次代を引き受ける人間です。この状況を闘い抜いて私が次代に残すものを作って生きたい。
今日は防衛施設局が来ませんでした。5・15までまだ時間があります。辺野古に集まり、闘いましょう。
新聞より
<2004年5月10日 朝刊 22面>

視界超える2500メートル基地/「普天間」代替

 普天間飛行場の代替施設建設に向けたボーリング調査に反対し、住民や市民団体が連日座り込みを続ける名護市辺野古。漁港近くの浜から建設予定地を見ると、人間の通常の視界をはるかに超える広さで基地が計画されていることが分かる。

 人間の視野角に近い焦点距離五〇ミリ付近で写真を撮影し、四枚をつなぎ合わせてみた。点線が代替施設のおおよその位置。

 代替施設は、長さ約二千五百メートル、幅約七百三十メートル。「奇跡の一マイル(約千六百メートル)」と呼ばれる国際通りの一・五倍も長い。初めて現場を訪れる人は、一様にその巨大さに驚く。

 「今は紙の上だけの議論。本当にこんな大きな基地を目にしたら、推進派の人だって仰天するはずだ」と、座り込み参加者の一人はつぶやいた。

<2004年5月10日 夕刊 5面>

反対派、「傍観」の知事を批判/座り込み抗議4週目

 米軍普天間飛行場代替施設建設に伴うボーリング調査に反対するヘリ基地反対協議会と命を守る会は十日午前、座り込みを続けている名護市の辺野古漁港近くでボーリング調査の中止を求める声明を発表した。県知事の傍観姿勢を批判、那覇防衛施設局との話し合いを仲介するよう求めた。

 施設局長に対しては、公開説明会やボーリング調査中止をあらためて訴えた。自然保護団体や住民の座り込みは四週目に入った。

 声明では「座り込み行動開始の原因は、県のボーリング調査の同意にある」と指摘。県が意見聴取した専門家九人のうち八人がボーリング調査に反対、異論を唱えた中での同意は暴挙と批判した。その上で「傍観する無責任な姿勢を反省し、施設局に対して早急に話し合いのテーブルに着くよう仲介の労を尽くすこと」を求めた。

 施設局には「専門家からも数々の不備が指定されている方法書については、再検討し再提出を」と要求した。

 ヘリ基地反対協の大西照雄代表委員は「沖縄の海兵隊からイラクに派遣され、多くの人が死んでいる。日本がイラク戦争の出撃にかかわっている。ここに基地ができれば日本国民の国際責務が問われる」と強調した。

 命を守る会の金城祐治代表は「本当に平和な二十一世紀をつくらねばならない」と全国の協力を要請。ジュゴン保護に取り組む東恩納琢磨さんも「なぜ辺野古でないといけないのか説明してほしいという当たり前の要求が、なぜ認められないのか。国内唯一のジュゴン保護区になれる可能性のある場所を基地でつぶしたくない」と訴えた。

<2004年5月10日 朝刊 23面>

車庫法違反なお放置/Yナンバー政府通達から6年
県「協議内容開示を」

 米軍人・軍属とその家族が使用する私有車両(Yナンバー)の車庫証明免除問題が表面化した一九九八年六月に、政府が閣議決定で違法状態を認め、一定の準備期間後「車庫証明の提出がない場合は(車両)登録しない」とする通達を出したが現在も実施されず、六年近くも違法状態が放置されている。市民団体などからは、米軍関係者への過度の特権を追及できない国や県の姿勢にも批判の声が上がっている。県は十日にも外務省に早期解決を求める。日米地位協定に除外規定がなく国内法の順守義務が課せられている問題ですら、解決のめどがたたない現状が浮き彫りになっている。

 外務省は同問題への対応について、日米合同委員会(合意の見直しに関する特別分科委員会)を二〇〇二年四月に開催するなど「解決を加速すべく、日米間で協議を重ねている。決して放置はしていない」と説明。

 県に八日報告したが、具体的協議の内容や進ちょく状況については「申し上げられない」と明らかにしていない。

 これに対し、県基地対策室では、「いずれにせよ違法状態は放置されている。基地を抱える住民との間の不公平を早期に是正すべきだ。協議の内容もできる限り明らかにすべきだ」と反発。不透明な日米合同委員会の協議内容の開示を求める考えだ。

     ◇     ◇     ◇     

米軍やりたい放題、強制的措置も必要/識者ら

 米軍人・軍属による事件被害者の会代表世話人で、「日米地位協定改定を実現するNGO」の理事、海老原大祐さんは「国内法を無視し、米軍人らのやりたい放題だ。六年前に義務付けを決めながら、追及できない姿勢に国や県にも問題がある」と指摘。

 「地位協定は身柄引き渡しだけがクローズアップされるが、事件・事故の補償など身近な問題はまだ山積している。継続的に検証し、問題を訴えることが重要だ」と話した。

 地位協定に詳しい本間浩法政大教授は「日本の国内法を順守する義務がないとする米側の認識が露呈している」と批判。

 「義務付けをより一層強く求める一方で、国内法の違反に対しては、規制や取り締まりなど強制的な措置も必要だ。地位協定で合意している以外は、国内法を適用されるのは当たり前のことだ。超法規的に米軍人らだけに特権を与えるのは法治国家ではない」と強調した。

[ことば]

 米軍私有車両車庫証明問題 米軍人・軍属、家族の私有車両が車庫証明(保管場所証明)書なしで登録されていたことが1998年5月の本紙報道で発覚。同6月、照屋寛徳参院議員(現衆院議員)の質問主意書に政府が違法を初めて認め、運輸省(国土交通省)が改善を通達した。県内登録分の米軍私有車両は2万1133台(2003年度)。


5月9日(日)そのA

↓8日「市民アセスなご」環境アセス学習会(名護中央公民館)
座り込み21日目 午前〜午後
お花の差し入れ 「沖縄平和委員会」の人達が激励に来てくれた。祐治さんにカンパを贈呈 あいさつ
←大城ヨシタミ名護市議が
平和委員会の人達に辺野古の海を紙芝居で説明



→大西さんのやんばる動植物講座
ヨッシーが「命の海」「イラクの子供達は今」を歌う サザエの炭焼き 「うまいだろ〜」
三線の弦を張り直すしげる師匠 お昼は「肉入りぼろぼろジューシィ」!! 「サザエのお礼に歌を歌います!!」
「ぞう列車よ、はしれ〜♪」
ヨシタミさんが子供達にホラ貝の吹き方を教える 差し入れのスイカを切るせっちゃん 踊るヨシタミ市議
きょうは母の日!! お花のプレゼント 山口洋子さんもニコニコ
ニュース23の佐古さんが来ました。 サザエ、いただきまーす!! ビタミンたっぷり
三線を弾く師匠 森山さんと 晋くんも
ヨッシーの日誌
5月9日(日)
朝の集会で祐治さんは「今、沖縄の気持ちをここに結集しないとね。」
と語った。
僕は改めて日本中、世界中の人に「辺野古に来てください」と呼びかけなければと思った。

悦美さんにオオシッタイのことを聞いた。三十数年前、屋慶名(やけな)に石油備蓄基地を誘致することに反対した人達が、「そういう豊かさは間違っている」として「芋の会」を結成して共同体を作ったそうだ。
そこにオオシッタイで有機農業をやっているせっちゃんが来た。
せっちゃんは僕ののどを心配して金柑のはちみつ漬けを持ってきてくれた。

沖縄平和委員会のお母さん達が子供を連れて応援に駆けつけてくれた。
大西さんは子供達に「やんばる動植物講座」をした。
「やんばるくいなは、飛ばないといわれていますが、飛びますよ。昔は人が住んでいる所にもいました。
今は天敵のネコが増えたので山の中にしかいません。・・・・」
この子達のためにもここに基地は作らせてはいけない。すべての基地を無くして、豊かな島を取り戻さなければならないと思いました。
晋くん日誌
5月9日(日)
 連日の泊り込みは辺野古に住む人々の緊張感を肌で感じます。物音1つで表に飛び出し確認に出ます。その度に作業現場(19日の強行手段で作られた工事現場)の警備のおいちゃん達も慌てて見に来ます。
おばぁ達、おじぃ達、辺野古の人々がどれだけこの8年間で傷つけられてきたのか、私はそれに激怒しています。

 今日も朝6時より大勢の人々が集い座り込みが始まりました。
休みの日ということもあり、家族連れがつり道具を持って辺野古に集まります。防衛施設局は地元の反感を買うのが怖くて休みの日は来られないのでしょうか。今日も施設局は来ませんでした。

 座り込み参加者も防衛施設局の動きがあまりなかったということもあり、少し気を楽にして三線を弾いたり、つり道具を持って海に船で出たりしました。

 昼にはさざえのつぼ焼きも振舞われ「座り込みに来たのにつぼ焼きを振舞われたよ。めずらしいこともあるもんだ。」と参加者の歓声がありましした。
 釣りに出ていた参加者は一匹もつれず、非難ごうごう。「たぶんしっかり卸された、パックに入った魚を釣ってくるはずよ。期待しよう。」と皮肉まで言われていました。人の食い意地は恐い・・・・
 今日の団結弁当は「ボロボロジューシィ」ジューシィは三段階あって一番やわらかいのがボロボロです。いっぱい作ったのに食べる食べる。同じものを昼に2回も作りました。炊事場は大変です。

 母の日だったのでおばぁ達へ「カーネーション」の贈呈がありました。心温まる一場面でした。
 辺野古の静かで平和な一日が過ぎていきました。「静けさこそが平和」辺野古の80になるおじぃが言っています。防衛施設局は二度とくるな!!

 明日は10日です。土日も過ぎ、5月15日「本土復帰、屈辱の日」の前夜です。515日は沖縄の運動の大きなうねりとなるものです。
防衛施設局はその前に強行をしたいと考えているはずです。明日は大きな山場を迎えます。
辺野古に集ってください。おばぁ達の思いにどうか多くの人々が答えてください。

 メール、FAX、書き込みでの激励が200件を越しました。本当にありがたく思います。全国紙も心ある人からの訴えで少しづつ動き出していて、載るかどうかは分かりませんが、取材がくるようになりました。
ニュース23の報道は5月14日になるとのことです。注目してください。



5月9日(日)

座り込み21日目 朝
朝。ヨッシーと楽しそうに話す与那覇さん。 今日から自転車通勤・・・?
朝の集会。大西さん 安次富さん 山城さん
うららちゃんと悦美さん ちょっとノドが痛い修さん。 天気予報で「今日は雨」と言っていたので履いてきた、お揃いの白い長靴
祐治さんと セツ子さんが「風邪気味のヨッシーに」と、手作りの蜂蜜に金柑を漬けたものをくれました!!
ありがとうございます!!おいしーー!! 瞑想・・・!!


5月8日(土)

座り込み20日目
きれいな海 キャンプ・シュワブ 左側が米軍基地、右はいつも浜集会をする辺野古の浜
新聞の配達でーす 与那覇さん今日も気合い十分 「まーさん」と師匠
Tシャツの背 体操でリフレッシュ!!
船に乗せてもらい・・・ 基地建設予定の場所へ連れて行ってもらった。 見えているのはキャンプ・シュワブ
大西さんが本部の海人に分けてもらったマグロ。立派なマグロがこんなにたくさん・・・!!! さばきます!!
アバサー シャコ貝
本部名物・「マグロと冬瓜の味噌和え」の出来上がり!! いただきまーす!!!
南京玉すだれ
天ぷらの差し入れ おいしーー!!!
晋くん日誌
5月8日(土)
週休二日制をしっかり守る防衛施設局(??)なので土曜日である今日は来ませんでした。
今日も午前から100名を超える人が集まり、午前6時〜午後6時頃まで座り込みました。

座り込み場所に90歳になる中村文子さん(1フィート運動)がいらっしゃいました。
琢磨さんが船を出していたので文子さんが乗ろうとします、心配した親族の方が止めに入ったのですが、文子さんは一生懸命説得をして船に乗っていました。
90になった人から熱意が伝わる一場面でした。
その後、事務所でおばぁ達に会い、ゆんたくをして帰って行きました。
おばぁ達に文子さんは「私は海に出て"こんなことがあるか!!"と叫んできました。精一杯の理不尽への怒りです。」と話していました。
"こんなことがあるか!!"その言葉の後先にどんな思いがあって、言えなかったのか、とても考えてしまいました。

その後も「ヘリポート建設白紙撤回」を掲げて立候補した糸数慶子(現県議)さんがあいさつに来ていました。
ここから始まっていく闘いが多くに飛び火して状況が変わっていくことを願っています。

防衛施設局が来なかったため、浜辺ではカヌーを出しました。かんきちさんが向かいに見える「マナル岩」まで言ってきたと話してくれました。
貴重なさんご礁が蘇っている部分が観察できたそうです。小さなさんご礁の群生があったと話していました。
それにバッタが飛んで言ったとか。海の孤島にバッタ!!??不思議なこともあります。
ヨッシーの日記
5月8日(土)
朝の集会で金城祐治さんは「二度と戦争をさせてはならないという思いで、残りわずかな人生をこの闘いにかけているおばあ達の気持ちを受けとめてがんばってください。私も命(ぬち)ぬ限りがんばります。」と話してくれました。

今日も「命の海」を歌いました。
涙を流して聞いてくれている方もいました。

元衆議院議員の古堅さんが駆けつけてくれました。古堅さんは、
「二度と戦争をしてはならないという思いで、核も基地もない平和な島を取り戻すために闘ってきました。
私のふるさとに、“いぶ岳”という山があります。そこに実弾射撃訓練施設を作るという計画が出ました。ヘリコプターで大砲が運ばれてきました。住民は大砲によじ登り、米兵と取っ組み合いをして阻止しました。
本部のP3Cの飛行場建設、恩納村の都市型訓練施設建設阻止の闘いにも参加しました。
これらの闘いの経験から、勝つためには、地元に断固として反対する組織があることが重要だといえます。
辺野古のおじいおばあが、がんばってこられたことが一番重要です。
この闘いは、必ず勝利を勝ち取らなければならないし、必ず勝利できます。」と話してくれました。

毎日新聞の切抜きをコピーして、来た人全員に配ってくれる大城名護市議は、
「中南部から午前4時30分に出てくる人もいて、新聞を読む時間がないということで始めました。ファルージャへ行っている海兵隊のうち1700人がキャンプ・シュワブから出撃している。沖縄は陸上だけでなく海も空も米軍の演習区域になっている。辺野古から50mの場所でマグロ漁船が操業中に訓練区域に入ってしまい、わずか7m先にミサイルを打ち込まれたという事件があった。」
と話してくれました。

地質学が専門の吉川さんがボーリング調査について講義をしてくれました。

参議院選挙に出馬する糸数慶子さんが応援に来てくれました。糸数さんは、
「ここに来て、29年前のことを思い出しました。夫が29年前喜瀬武原にたてこもって、25日間拘束されました。
復帰後もこうした闘争が絶えない沖縄。とっても悔しいですが、がんばっていきたいと思います。」
と語ってくれました。

今日教えてもらったうちなーぐち

「あちゃびちゃー」(かえる)

ごちそうさまは「クワッチーサビタン」だが、海と山のものの場合は「タラジーサビタン」というのだそうです。
「足らなかったよ。今度はもっと来てください」という意味だそうです。
大西さんがマグロとシブイの味噌和えを作って、ご馳走してくれました。

今日でついに座り込み20日目です。
たぶん長い闘いになると思います。
全国のみなさん、今すぐでなくても良いので来られる時に辺野古に来てください。
そして日本中で辺野古への基地建設反対の声を盛り上げる必要があると思います。

それから今日は琢磨さんの船に乗せてもらって、基地が造られる予定の場所に連れて行ってもらいました。
陸から「こんなきれいな海をつぶして人殺しのための軍事基地を造ろうなんて、許せない。人間じゃない。」
と思っていましたが、実際に海へ出て恐怖を覚えました。
「人間とはなんと傲慢で、恐れ知らずなんだろう。」と。
絶対にここを埋め立ててはいけません。
新聞より

<普天間代替>辺野古で座り込み20日目に

那覇防衛施設局の職員に、岡崎局長による現場での対応を求める市民団体の代表ら=7日、名護市辺野古漁港近く

 【名護】普天間飛行場代替施設建設に伴うボーリング調査の実施を阻止しようと市民団体のメンバーが名護市辺野古漁港などで座り込みを始めて8日で、20日目を迎える。座り込みには連日、早朝から50人以上が集結。参加者名簿には時間帯による入れ替わりがあるため、記載数は80人を超える。一方、環境影響評価方法書を掲載した市民アセス名護のホームページには4日の開始から3日間で接続が約5000件を数え、関心の高さを示した。現状を知った人が日本各地から駆けつけ、座り込みに参加している。

 普天間飛行場代替施設建設について那覇防衛施設局が出した環境影響評価方法書を掲載した市民アセスなご(共同代表・森山憲一、宮里要)のホームページへの接続が激増している。4日の掲載開始から6日までの3日間で接続数は約5000件を数え、このうち300件が方法書を印刷するための操作をした。全国、世界の関心の高さがうかがえる。

 接続は、方法書を掲載した初日で約千件。新聞が「市民―」がホームページに掲載したことを報じた5日以降、接続は倍増して1日2000件になった。方法書掲載前の接続数は開設から1カ月弱で約5000件だった。外国は米国、カナダ、メキシコ、フランス、ドイツ、英国から、国内は行政や環境団体のほか大手ゼネコンからも接続があったという。

 掲載作業をした吉川秀樹さん(40)は、5000件の接続、300件の印刷操作の数に「操作に失敗して何度も接続した人もいるだろうが、これだけの数が印刷され、さらにたくさんの人の目に触れると考えると、すごいこと」と広がりをかみしめる。

 「市民―」では方法書を公開するだけでなく、独自に作成した方法書と施設局のものを比較し、問題点を指摘して施設局に意見書を提出する。その経過をホームページ上に発表するほか、学習会も開く。学習会は8日午後6時から名護市中央公民館、11日午後7時半から久志区「憩の館」(公民館裏)、13日午後7時半から名護市久志支所。問い合わせは市民アセスなご0980(54)4047。名護市以外での開催も検討している。

<PCB汚泥>恩納村漁協が村外撤去を決議

 【恩納】空自恩納分屯基地内へのポリ塩化ビフェニール(PCB)汚泥の処理施設計画を進める那覇防衛施設局は7日、恩納村漁協(金城重治組合長)に計画を説明したが、これを受け同漁協は理事会を開き、汚泥の「村外撤去」を全会一致で決議した。施設局は同日、谷茶区でも説明会を開いたが、ここでも住民から「村外で処理を」「処理水を川に放流しないでほしい」と安全面への懸念の声があった。

 同漁協はPCB汚泥が発見された際にも「村外撤去」を決議しており、あらためて基本姿勢を鮮明にした。志喜屋文康村長は「安全性の確認」「村内の合意形成」を受け入れの前提条件としているが、漁協の決議により合意形成は難航必至だ。

 金城組合長は「処理水は基準値内というが、体内蓄積の懸念がある。少量の実証試験で安全確認できたといっても、大量処理で施設の耐久性、安全性が確保されるか疑問。村民の健康、水産物の安全の点で村外撤去しかない」と理事会の意見を説明。8日にも決議文をまとめ「村、村議会と連携し、防衛施設庁に村外撤去を要請する」方針。

 谷茶区の説明会には40人近くが参加。区民からは村外処理、処理水放流なしの方法を強く求める意見や「基準値以下といってもゼロではない」と安全性を心配する声の一方、「何十年も毒物と一緒に過ごすわけにはいかない。安全性が確認されたら即処理をした方がいい」との意見もあった。

 施設局の説明会は、6日の南恩納区に引き続き行われた。

あるふぁさんがくれた5月7日(金)の写真
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