ジュゴンの家・日誌
沖縄関連のニュースは、下をクリック↓ 「ジュゴンの家」の賛助会員、募集中
月1000円、年10.000円

沖縄タイムス http//www.okinawatimes.co.jp/
琉球新報  http//www.ryukyushimpo.co.jp/

同基金への協力は 
●琉球銀行 普通口座 名護支店
 口 座 番 号   23−130
 口 座 名  西 陽子 まで
●郵便局 17040−14225611
西 陽子
オープンスペース街へ TOPへ

6月Aへ 日誌indexに戻る 7月@へ

6月B

  緊急カンパのお願い!!
現在、辺野古ではボーリング調査を阻止するための泊り込みの監視が行なわれています。この行動に必要となるお金(食事代等)のカンパをお願いしたいと思います。皆さん応援をよろしくお願いします!!
カンパを振り込まれる際は、必ず「座り込みカンパ」と明記し、下記の口座にお願いします。(このカンパのお願いは「ジュゴンの家」が、「命を守る会」を応援する気持ちで独自でやっています。振り込まれたお金は、辺野古でのボーリング調査阻止行動のために使われます。)
●郵便局 17040−14225611
西 陽子

名護新基地建設絶対反対!   ボーリング調査絶対阻止!
 
座り込み支援カンパ!!
         
よろしくおねがいします!


那覇防衛施設局が出した環境アセス方法書・
「市民アセスなご」が 出した市民からの方法書が読めます!!
(意見書の提出は16日に締め切られました)
「市民アセスなご」のホームページはこちら↓↓

http://www.nagoshimin.com/index.html

ここ何日か、パソコンの関係で日誌を更新することができませんでした。すみません!!
遅れて発信しますが見てくださいね!!

6月30日(水)

座り込み73日目
「ヘリ基地いらない・二見以北十区の会」の渡具知さん。

ボーリング調査を請け負っている『応用地質』に対し、『辺野古のボーリング調査をやめて下さい』というFAX・メールを送りましょう。沖縄の人間として、また、沖縄の自然を守りたい人間としての思いを、丁寧な口調で書いてください。」

→ストレッチ
今日本土に帰る女性。
「また来たいと思います!!」
皆からの拍手で見送られました
お昼ごはんは巻き寿司 「いただきま〜す!!」
←「国際サンゴ礁シンポジウム」で沖縄を訪れている海外の研究者の方達が辺野古を訪問

→一緒に座り込む
アキちゃんはKさんと一緒に、宜野湾コンベンションセンターで行われている「第10回・国際サンゴ礁シンポジウム」へ
今日は公開シンポジウム。3部に分けて、サンゴに関したテーマが各研究者から話される 辺野古のブース。いちばん盛り上がっていたそうです!! 辺野古の署名を集めています!!この日までで540筆集まったそうです
2部と3部の合間に交流タイム。合唱する小学生たち 真喜志さんと研究者の女性
晋くん日誌
6月29日(火)
・防衛施設局は来ませんでした。

今日、宜野湾のコンベンションセンターでは「サンゴ礁学会の国際シンポジウム」が行われています。
沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団も参加し、会場でボーリング調査中止を求めて署名を集め、パネルを使って訴えています。

ジュゴンを守る、基地を造らせない思いが世界中に広がり始めています。
命を守る会にもたくさんの激励のメールがとどけれられていることがその証明です。

それは8年間の中でおじぃ、おばぁや沖縄の多くの人達がつないできた重みを感じるところでもあります。
今日もシンポジウム、2時間ほどで150名もの署名を集めるという関心の高さがありました。
座り込みにもサンゴ学会の参加者が20名近く参加しました。
関心のある人を丁寧につないでいる人達の苦労を本当に感謝しなければならないと感じています。

つないで、つないで、つながりあって人が世界を動かしていく。
今日、防衛施設局は来ませんでした。


6月30日(水)
・防衛施設局は来ませんでした。

サンゴ礁学会国際シンポジウムが続いているせいか防衛施設局は今日も来ませんでした。
サンゴ礁学会に参加されている人の中から今日は「フランス、イスラエル、アメリカ、クウェート、タイ、オーストラリア、プエルトリコ、バミューダ」からの人達が座り込みに訪れていました。本当に世界中からだなー。

「座り込みに世界中の人が参加していますよ!」おばぁ達に声をかけると笑顔で命を守る会事務所から出かけていきました。
座り込みはおばぁ達にとって良い出会いの場であり、気分転換にもなっているようです。ただ、闘いの場であったらつらい状況があるかもしれませんが、来る人にとって大切な出会いの場となっていることはとても喜ばしいことです。
世界中の人達が集って出会える場所などあまりないと思います。

事務所で92歳のヨシおばぁが言っていました。「わったーは正しいことをしている。それは誇り高く言うさ!見てごらん!!座り込みには日本中、世界中から人が集まって座っているさ。それがわったー達の正しさの証明になっている!!わったーははっきり言う!基地反対と!!」と。
人が集うことは大きな力となります。70日間以上も基地建設を阻止している力、おばぁの言葉に集約されています。
おばぁって超かっちょいいーー!!

今日のお昼の団結弁当は豪華にチラシ寿司。「この闘いの勝利を祝って」ということだそうです。今日こられなかったひとは残念。

しかし、そんな中、中城湾港を取り上げた記事が朝刊に載りました。
題名は「普天間代替作業ヤード・中城湾港など使用・施設局、県に正式打診」というもの。
基地建設のための作業する、または資材を置く場所は広大な敷地を要します。そのために国は現在「軍港になるのでは」と危惧されている辺野古キャンプシュワブの真横大浦湾埋め立てを決めています。
さらに新聞では辺野古地先にも「埋め土置き場」の設置し、そして沖縄の中・北部にある中城湾港埋立地の使用を決定しています。
すでに中城湾港にはボーリング調査で必要とされている機材の搬入をしていて、基地建設のための大きな役割を担っています。

具体的に。
・中城湾港は護岸ブロックの政策場所・資材置き場作業ヤード。
・大浦湾にはコンクリート製箱状大型護岸ケーソンの政策場所・辺野古地先を埋め立て土砂保管場所として決めました。

腹が煮えくり返っておさまりません。ついに国は基地建設の具体的な方針と行動をもって動き出してきています。
「こりゃぁ南部の人達にがんばってもらわなきゃならんねぇ」とおばぁ達が訴えています。
金城祐治さんは「徳川家康がやったように外堀を埋めてきているように感じる。」と話しています。
島ぐるみで闘わなければならない状況が来ています。国に、防衛施設局に大和から声を上げなければなりません。
止めなければなりません。日本中、世界中からこの状況を変える力を呼び起こしましょう!!

・今日のかんきちさんは・・
県庁前で「基地建設阻止座り込み・・日目。座り込み参加者募集。」の看板を持って訴えているかんきちさんは。

「今日は喜納昌吉の演説会があってごった返していたよ。人が集まっていたんでそれにあわせて他の候補の人なのかな?ビラを配っていて、こっちが配る気にならなかったよ。それでもあの見えないような中で、おじさんが僕のビラをもらいにきて"座り込みいくからね。場所を知りたかったんだ。"と言っていた。他にも小学生が"辺野古がんばれ"と声をかけてくれた。"知っているの"と聞くと"知っているよ"と答えてくれた。」
電話で話してくれました。
本当にすばらしい出会いが生まれています。うれしすぎます。


6月29日(火)

座り込み72日目
朝。 それぞれ何かしら読み物を持ってきて読書 悦美さんも
アキちゃんが読んでいるのは、「ボウリング・フォー・コロンバイン」「華氏911」を撮った、マイケル・ムーア監督が書いた本 読んでみたいなぁ 当山さんも読書
朝のミーティング
当山さんが注意事項を説明
「座り込むことが仕事です。整然と行いましょう。」
みなさんにあいさつする金城祐治さん 晋くん
阿部さんのお友達が来ている。今日は彼女がストレッチの先生!! みんなそろって 阿部さんもこっち側でストレッチ
→終わったあと、祐治さんが腰が痛いらしいので、阿部さんがマッサージ。

マッサージ終了後、祐治さん「腰の痛みがなくなった」と満足げな様子!!
ストレッチから、骨盤のゆがみの話、歩き方の話になり、最近はやりの歩き方教室風に歩く練習をしてみる・・・・ が・・・、うまく歩けないKさん。
「考えすぎちゃってうまく動けない・・・」
カクカクした動きのまま平和の塔まで歩いていくKさん。
晋くん日誌
6月27日(日)
・防衛施設局は来ませんでした。

今日テントの設営をした後、私は一日の休息をもらって名護に帰っていました。

午後6時、辺野古に戻ると「生物多様性センター」(アメリカの自然保護団体)の人達との交流会が行われていました。

「生物多様性センター」の人達はアメリカで広く自然保護を訴えている団体です。現在「ジュゴン裁判」を起こし、アメリカの「歴史保存法」によって闘っています。
「歴史保存法」とは日本で言う「文化財保護法」ですが、今回の場合で言うとジュゴン、そしてジュゴンに繋がる人々の生活と歴史を守るという法律だそうです。
ひらたく言うと人も動物も関係なく自然と繋がる物とその歴史を守るということでしょうか。
原告は金城祐治さんや東恩納琢磨さん、海と生活が直結している人達がなっています。アメリカでは「ジュゴンを原告にする」ことが可能なのだそうです。

そんなこんなで裁判が行われています。交流会ではまよなかしんやさんの歌あり、ひさ坊さんの踊りありで、とっても盛り上がっていました。しんやさんが「NO NO ブッシュ!!」というと拍手が起こっていました。
この裁判が辺野古の基地建設を止めることを願っています。


6月28日(月)

アキちゃん日誌

今日も施設局はやってきた。

施設局とのやり取りを近くで聞いていて、
今朝のミーティングの中で、祐治さんがおっしゃっていたことを思い出した。
“歴史はただ流れていくものではない。そこに生きている人が作り出していくものだ。”
今はその本当に大事な時代に私達は生きているのだと思う。
イラクへの自衛隊派兵、有事法制、多国籍軍への参加、憲法改正などが次々に取り沙汰される中で、
その流れを止めて、いかに戦争のない世の中を作っていくのか。
それは、今を生きる私達の手に課せられている大きな課題であり、
作り出さなければならない歴史であると思う。

そういう意味で、辺野古の座り込み、そして、施設局の人たちに一つ一つ語りかけていく代表達の姿は、
歴史を作り出す大事な作業なのだと実感した。
民の言葉は本当に重い。
祐治さん、安次富さん、具志堅トオルさんの言葉は本当に心に響く。
それに比べて、施設局が繰り返す言葉は、何の意味も、説得力も響きも持ち合わせてはいない。
和泉さんは、一刻も早く普天間基地を返還するために辺野古に基地を作るのだという。
しかし、それは、安次富さんも言うように、普天間の人々も伊波市長も、沖縄の世論も望んではいない。
その民衆の思いをどう捉えるのか。
それでも和泉さんは、辺野古に基地を作るということが国や県知事の方針であって、
それに従って来るだけだと言う。
それでは、普天間基地に苦しんでいる民衆のためにといいつつ、
まったく民衆の側に立っていないというのが明らかではないか。
こんな堂々巡りの話はもうやめたい。
施設局のみなさんの心にも、祐治さんや、安次富さん、トオルさんの言葉は全く響いていないわけではないと思う。
私もそうだ。子どもや孫に誇れる仕事がしたい。
歴史をどう作り出すのか。
今、この瞬間にも問われていることだと思う。



6月27日(日)そのA

ジュゴンの家日誌・つづき
さんごちゃん・てつおくん・ありーさちゃんと、お友達の女の子が来て、遊んだあと・・・・ 黄色いリボンに反戦メッセージを書いていってくれた。熱中する4人
うまく書けてる!! こんなにたくさん書いてくれました!!


6月27日(日)

今日は女性達で瀬嵩の朝市へ行きました!!
いつものおばあが揃っています スミおばあがカチャーシーを踊りだしました!!久しぶり〜!!! 一緒に踊る!!
ミサコおばあの新鮮な卵!! ツルおばあの味噌お握りとソーメンチャンプルー!! と、緑がおいしそ〜〜なゴーヤ!!!
3本150円!!
ナーベラーもありました
買い物を済ませて、瀬嵩の浜で食事
浜は日差しが強く暑いので、日陰がある岩場に逃げました。ご飯の後は周辺を探検。
すると・・・岩場で拾ったティラジャー(すごくおいしい貝)の中に、まだ主が居ました!!怒って爪をふりまわす大胆なティラジャー!!初めて顔を見たぞ!!かわいいぞ!!
こんなにいました。
たぶん探せばもっと居たのではないかと思います。おばあに話したら、「そんな所に居るなんて」と驚いていました。
私達も、潜って取るものだと思っていたのでびっくりしたのでした。
おはあの話では「誰かが取ったやつを逃がしたんじゃないか」という事でした
こんなきれいなヤドカリもいます


ジュゴンの家日誌
京都「前進友の会」のえばっちさんから、「座り込みのみなさんで食べてください」と、えばっちさんの実家で作っている無農薬のお米が届きました!!! 虫除けのため、ニンニクが入っています。「ニンニクも料理に使ってくださいね」とメールに書いてありました。
ありがとう、えばっちさん・・・!!
辺野古のみんなに食べてもらいます!!
座り込みに来ていた愛知の小山くん。「帰ったら、ジュゴンの家に衣類を送りますね」と言っていた。
約束どおり、男性物のTシャツなどが届きました!!
小山くん、ありがとう!!!


晋くん日誌
6月26日(土)
・防衛施設局は来ませんでした。

土、日は週休二日制の日本。防衛施設局はきっちり休む。しかし、労働組合の人達は休みの日にしか来られない人達もたくさんいる。毎度のようにこの差別って一体なんなのだろうと思っています。

私は一日、事務所で事務仕事におわれていましたが、座り込み現場では、久しぶりに少し肩の力を抜いて、三線の音がしたりしていました。
「静けさこそが平和だと」カヨウのおじぃは言っていました。状況が状況だけに静けさというものを感じられない毎日ですが、そんな時に海や自然は静けさをくれるようです。
マキシさんは「どんな状況でも心を遊ばせるということを忘れてはいけない。切羽詰っているだけではだめよ。」と言っていました。肩の力を抜くことも大事な作業です。

琉球新報のニュースでまたも、イラクへ在沖米軍から800名の兵隊を送るとの記事が載っていました。こんなことがあっていいのだろうか。絶対にいけない。
キューバ「アブグレイブ」の米軍収容所が問題になっているように、もはや待ったなしでこの状況を変えなければなりません。
私達が体を張らざるを得ない状況と同じように武器を持ち闘わざるを得ないイラクの人々の悲しみと怒りを受止めなければいけないと感じています。
私は辺野古からイラクへの800名の派兵をさせないための行動を座り込みを続けることで行っていきたいと思っています。それぞれの地域、立場で助け合い、手を取り合って食い止めていかなければなりません。

今日は午後6時より名護の大西公民館で「糸数慶子さんの参議院当選」を目指しての激励会がありました。
参加者は会場に溢れ、少し立ち見が出るほどでした。
全体で180名ほどでしょうか。この参院選の意識の高さを思わせます。
辺野古のおばぁ達も20名ほどが駆けつけ、会場を盛り上げていました。

集会では民主、共産、社大それぞれの代表者があいさつをし、最後に糸数慶子さんが訴えました。
糸数さんが勝つことは辺野古基地建設をやめさせる大きな力に繋がります。

1票を投じること、それだけで辺野古基地建設を止める大きなうねりを作れる、と思ったら投票所に行くのはそんなに面倒くさくないはずです。

国はこの参院選、特に沖縄で最大の力を入れてくるはずです。その力を上回る状況を作り出しましょう。
周りの人達に今回の参院選の重要さを訴えましょう。


6月26日(土)

晋くん日誌
6月25日(金)
・防衛施設局が午後3時30分に来ました。

慰霊の日があったせいか今日もたくさんの人達が座り込みに訪れていました。
トータルで150名ぐらいでしょうか。
お昼は昨日、夏芽さんと大西さんが釣り上げてきた「タマン」とおからでおからハンバーグを作り、それが団結弁当のメインディッシュでした。おいしかったぁ、ありがとう炊事場のおばちゃん。そして夏芽さん、大西さん。
夜ご飯もお刺身と魚汁でした。闘いの中でこんなに幸せでいいんだろうか。グワッチーサビタン。

午後3時ごろ参議院選の全国区に立候補する喜納昌吉さんも激励に訪れていました。
そのときに突然防衛施設局が来訪。緊張が走る。
「私達と一緒に資材置き場の再建を・・・」などとまた何を言っているのか、と思いますが、そんなことを言っていたそうです。
平良夏芽さん、大西照雄さん、金城祐治さんが対応しました。
毎度言っているように「私達は再建はさせない。4月19日の前の状況に戻しなさい」という。
平良夏芽さんは「6月23日慰霊の日あなた達は何をしていたのですか。」と聞く。
施設局員和泉課長は「私達も慰霊の日は戦没者への黙祷を捧げましたよ。」と言う。
夏芽さんは「慰霊の日がどんな日が分かっているのか。人を殺すための軍事基地を造ろうとしていて何が黙祷なのか!!」口調を強めた。
金城祐治さんは涙をためながら「あなた達はここに座っているおばぁ達を殺す気なのか!!」と訴えた。

彼らの言う黙祷とは一体なんなのか。夏芽さんの言うとおりだと思いました。
おばぁ達を殺そうとしている人達が黙祷などとよく言えたものだ!!開いた口がふさがらない。
この国にイラクの人達をこれ以上殺させない!!

ちょっと面白い話。
90になるおばぁが「90歳になったらわったーはおばぁさ!!」っておばぁ!?なのですが、これまでのヨシおばぁは一体なんだったのだろうか。
気になっていた夏芽さんがタエおばぁに「おばぁとねぇねぇの間ってなにかねぇ??」
と聞きました。
そしたらしばらく考えて一言「・・・おじぃよ!!」って、おい!!おじぃーーーー!!???さらに謎は深まるばかり。
おばぁとねぇねぇの間はおじぃ・・・ってことはヨシおばぁは90になるまではおじぃ・・・・??なのか。



6月25日(金)

座り込み68日目
←辺野古のおばあたち



→今日の団結弁当
アキちゃん日誌

今日の日記は何を書こうかな〜〜とジュゴンの家で悩んでいたら
あるふぁさんがいつもの不思議なオーラを放しつつのっそり登場。
うららちゃんは自分が呼んだくせにビビッていた。
あるふぁさんにプリンターの故障を見てもらおうと呼んだらしい。

特に何の難しい作業もしないまま修理は完了。
インクを代えたらプリンターは直った。
あるふぁさんを呼ぶ必要はあったのか???
でもうららちゃんは大喜び。
やっぱりあるふぁさんは必要だったんだ。

あるふぁさんてまず名前がちょっとかわっているし、
自分の頭をジュゴンの食み跡にしてみたりして、
ちょっとおもしろい。

でもグッとくるような写真を撮っていたり、
私の想像も及ばない土地へ足を運んだりしている。
カメラや写真、天体のことに関してはすっごいくわしくて、こだわりを持っている。
あるふぁさんを通して色んな世界を見ることができる。
素敵な人だ。

そして、辺野古でのビデオ撮影やラジオ中継に関しては、
とっても厳しい先生でもある。
また色んなことを教えてくださいね。
そして、これからも、施設局とやり取りする我らが代表たちの
素晴らしい声をみなさんに届けるために、
試行錯誤して頑張っていきましょうね。

こうして、アキの辺野古観察日記はつづく。


※うららより注意(弁解)
違うっ!インク代えればいいことはわかってたさ!!
ソフトを入れないとプリンタの(インク残量)表示が出ないのが不便だなぁーーと思ってみてもらったのっっ!!

6月24日(木)

座り込み67日目
アサミさんが、前回辺野古に来た時にみんなで撮った写真をくれました 逆立ちに挑戦 眠る、あるふぁ氏
嘉陽のおじいが、広島と岡山からの参加者を紹介 宮城さんのシャツ
1975年、海洋博の時のもの
神奈川から来た男性。
見張り役をする
朝のミーティング テレビ局のインタビューを受ける金城祐治さん 東京・杉並から来ている高田さん。祐治さんと話す
廃弾処理が行われている・・・・・爆発音と煙 今日もテントの近くをヘリが飛んでいく 小緑さんと高田さん
晋くん日誌
6月24日(木)
・防衛施設局は来ませんでした。

慰霊の日から一日目、防衛施設局は警戒をしているのか来ませんでした。警察の巡回などはありました。
朝から50名を超える人々が座り込みに集い、トータルでは150人ほどの人が座り込みに来ていました。

午後2時には参院選に「基地建設絶対反対」を掲げて立候補した糸数慶子さんも訪れ、「参院選を勝ち抜いて辺野古の基地建設を止めよう」と訴えました。
今回の参院選はとてもとても重要な位置にあります。自公公認の候補、翁長氏は「憲法9条の改憲」「基地建設の着工」を掲げていて互いの候補の意見は真っ二つに割れています。
ヘリ基地反対協の安次富代表は慰霊の日に「辺野古座り込み、そして選挙に行かないのなら、それは革命的な犯罪者」だと強く訴えています。
防衛施設局が来るたびに血圧が10も20も上がるおばぁ達を殺すのか、私達は絶対に引けないのです。生き抜くために。

伊江島の人々や本部P3C基地反対の人々、沖縄の問題を訴えて行動し、29年間も無実の罪で拘束を国から受け続けている星野文昭さんの連れ合いの暁子さんも辺野古に訪れていました。
沖縄のために、世界の未来のために生きる、そういう人達と共に座り込みは続けられています。

事務所はおばぁ達がたくさん来ていてにぎわっていました。
「いつまでこんなことが続くのかねぇ・・」ぽつりと言葉が出ます。
「勝つまで続くのさ!!」ユキおばぁが誇り高々に答えていました。小さな言葉だけれどとても大切にしたい言葉です。

小禄さんは85歳の高齢で杖をついて歩いていますが、事務所から座り込みの場所までの300メートルほどをよっこらよっこら歩いていきます。本人いわく「私の運動!勝つまではがんばって体を元気にせんと。」ということだそうです。

伊江島の阿波根のおじぃが「私が病むことは戦争屋を喜ばす。ですから、体も精神も健康に保たんと。」と言っていました。小禄さんもそれを体言しています。
でも歩く姿がまるで水戸黄門のようです。

そんな人達のために全てを覚悟します。基地は絶対に作らせない!
どうぞ皆様の力をお貸し下さい。

かんきちさんは・・・
那覇の県庁前で「基地建設阻止座り込み・・・日目。座り込み参加者募集」の看板を持って立っているかんきちさんから電話がありました。

「今日はねぇ、たのしかったよぉ。この間怒鳴り込んできたおっちゃんが来てさ、"
この間は大声出したりして悪かった。俺も基地建設に反対だ。一緒にがんばろう"と言ってくれた。それに名古屋から来たっていう高校生の兄ちゃん、どうみてもヤンキーなんだけど。"辺野古ってどこよ"って聞かれたから色々説明したんだ。そしたら
"ふーん。直接小泉に言えばいいじゃんよ"って言われたよ。"そりゃぁそうなんだけどさ。中々難しいから手伝ってくんない"って言ったら笑ってたよ。」

とのこと。
「毎日の中で日々たくさんの人々と濃密に時間をつくること。そういう中で人は成長していく。」という言葉を聞いたことがある。かんきちさんはそういう中で輝き、強くなっている。
「泣いて帰ってくる」ことがあってもそこに信頼できる仲間がいること、それがかんきちさんへの支えにもなると思います。私は辺野古で精一杯の行動をし、そういう仲間としてかんきちさんと向き合っていきたい。切磋琢磨して自分を磨いていきたいと思います。
ありがとうかんきちさん。
アキちゃん日誌
6月24日(木)

今日は、71年の沖縄返還協定に対する闘いの中で、
無実の罪をきせられ、30年近くもの間刑務所に拘束されている
星野文昭さんのお連れ合いである星野暁子さんからとても貴重なお話しを聞かせていただいた。
 
星野さんの逮捕は、沖縄の闘いを封じ込めるために見せしめ的に行われた
明らかに不当なものであり、それは言論の自由や思想の自由が弾圧され、
監理社会がますます顕著化する現在の社会の流れに直結するところがあると思う。

星野さんが受けている不当な弾圧、国家ぐるみの人権侵害を知り、
星野さんを取り戻す行動を共にすることで、今の社会の現状も見えてくる。
その中で、私たちは辺野古の問題をどう闘い、行動していくのかを考えることが大切なのだと思う。

30年以上前、沖縄返還協定が平和の訪れではなく、新たな基地の増強に繋がることを見抜き、
沖縄だけの問題ではなく、日本全体の問題として立ち上がり、闘った人々に学ぶことは本当に多い。

“これは冤罪の闘いではあるけれども、その背景にあるものは沖縄の基地問題であり、
星野さんは今でもその気持ちをずっと持ち続けている”という暁子さんの言葉が印象的だった。
“だから、また新たな基地を作るというこの流れを止めたい。これ以上イラクの子どもたちを殺させない”
これは、星野さんをずっと側で見てきた暁子さんの心の底から溢れ出る言葉だと思う。


ジュゴンの家日誌
←会沢芽美さんがたくさん寄付を持ってきてくれました!!!



→昨日の夕ご飯。
残ったおかずで即席ラーメン


6月23日(水)そのA

晋くん日誌
台風6号のため更新が遅れていました。ご理解下さい。
6月19日(土)〜20日(日)
・防衛施設局はこの2日間は来ませんでした。

19日は・・・
防衛施設局は来ませんでしたが、座り込みの参加者は20人余り来ていました。朝から台風対策に追われ、午後からは祐治さんの家の周りの台風対策をしました。
6号は勢力が強いというので畑がどうなるのか・・・祐治さんは「神のみぞ知るよ」と言っていました。後は神に頼もう。
午後の早い時間に座り込み参加者は引き上げました。県外からこられる支援者の方たちは台風があっても飛行機次第なので、午後あたりから「座り込みに来ましたー」と台風の中訪ねてこられていました。そういう人達にレクチャーしつつ、風も強くなってきたところで帰宅しました。
こういう時にしか帰らない家というのもなんだか不思議です。その家がまるで「実家」と化しています。
台風の大変な中で辺野古を訪ねてくださる方々に頭が下がる思いでした。

20日は・・・
午前中に辺野古に行くつもりでいたのですが、名護はとても身動きがとれるような状態ではありませんでした。
辺野古にはこの日も来訪者があったと電話がかかっていました。
辺野古にいっておくべきだったかなぁと後から少し反省しました。

6月21日(月)
・防衛施設局が午後3時30分に来ました。

台風が通り過ぎて一夜が明けました。
午後3時30分資材置き場の台風対策からの復旧と称して防衛施設局が漁港に来ました。平良夏芽さん、大西照雄さんが対応に出ました。

防衛施設局はこちらに対して「失礼じゃないか、誠意のある対応をしてくれ」などと言ったらしいのです。「いままでさんざん理不尽な対応を私達に行ってきて、耳も貸さなかった人達が何を言っているのか!」「那覇防衛施設局で私達に対して、質問は文章ではなく、口答で行おうとする。わざわざ足を運んで要求したことに対して足蹴にしてくる。そのような対応をしているあなた達がなぜ今回だけ毎日のように来るのか、これは既成事実の積み上げに他ならないと感じているが、どうなのか。」
「・・・・・」防衛施設局は何も答えませんでした。
午後4時頃、30分来て帰っていきました。

自分たちが行っている行為でどれだけの人々が傷つけられているのか。「防衛施設局が来た」というだけでおばぁ達の血圧は10も20も上がる。「基地建設さえなければ・・・」その声が施設局には届いてはいないようだ。「誠意を見せろ」などとよくも言えたものです。とても腹立たしい。

那覇、かんきちさんは・・・
午後6時30分ごろからかんきちさんは県庁前のスクランブル交差点で「基地建設阻止座り込み・・・何日目。座り込み参加者募集」の看板を掲げて那覇の人々に訴えています。
夜、私に電話が来て今日どうだったのか話してくれました。
「いやぁ、今日は楽しかったよー。知らないおばぁが2000円握り締めて"がんばんな!"とカンパをおいていってくれたり。大学生が"僕も今度辺野古に行って見たいとおもっているよ"と声をかけてくれたり。かなり年のいったおじぃが"基地反対"のウチナークドゥチの歌むを教えてくれたり。なんかかなり充実した出会いがあったよー。」ということでした。「最高だねぇ!そんな出会いだったら」と私は答えました。
継続して続けることで多くの人達から反響があるみたいです。「ただ立っているだけ」その行動がやはりすごいことに繋がっています。本当にすごいなぁ。

6月22日(火)
・防衛施設局は来ませんでした。

今日は慰霊の日の前日ということもありたくさんの来訪者がありました。
三重県の愛農高校生達は手作りの野菜を辺野古に届けてくれました。毎回のように思うのですが、人が苦労してつくった野菜、思いがたくさんつまった野菜はとても重く感じます。とてもおいしく思います。
今、団結弁当で使われている野菜のほとんどは農業を営む人達との間でいただいたり買ったりして手に入れています。お米は全国の人達からのカンパとして袋ごと送られてきたりしています。魚介類はたいがい辺野古の海で採れたものを使っています。
そんなこんなでとにかくおいしいのです。最高なのです。
辺野古でいただく食事は本当に豊かです。愛農高校の皆さん、本当にありがとう。

今日はその他にも滋賀県からいらした人達や東京からこられた人達と大勢が押しかけ一時的に130名ぐらいに膨れ上がっていました。これじゃあ防衛施設局も来れませんね。訪ね来る人達に金城繁師匠が三線で出迎え、とてもにぎやかになっていました。
防衛施設局!明日来たら本当に最低だ。絶対に来るなー!!

6月23日(水)
・防衛施設局は来ませんでした。

今日は慰霊の日です。沖縄戦で殺された多くの琉球の人々に思いをはせ、その人々の思いと共に生きるために座り込みは今日も続けられています。
午前中からキャンプシュワブ内の防衛施設局施設の窓が開いたり、警察の巡回が行われ、海上保安庁が見回りに来るという騒がしい一日でもありました。慰霊の日にもかかわらず、彼らには常識というものがないのか。
しかし、そんな緊迫感は慰霊の日のために集った沖縄中、日本中から人達が跳ね返していました。
慰霊の日なので人は余り来ないだろうと思っていたら合計で130人ほど来ていました。

毎回、防衛施設局、小泉首相によって沖縄の慰霊の日は汚され、煮え湯を飲まされてきました。
去年、慰霊祭に小泉首相が来るということで抗議をしにいきました。目の前を小泉首相が公用車で通ったときにタイミング悪く止めに入ることが出来ず、とてもとても悔しい思いをしました。
慰霊祭の中では北中城村村議の宮城成光さんが「有事3法案成立絶対反対」の団扇を掲げ、「小泉かえれーー!!!」と叫びました。
その行動に慰霊祭に参加していた遺族達は共感し、その場では盛大な拍手が巻き起こったそうです。
今回はどうなったのか。遺族達に対しても身体検査があったのではないかと思います。
本当に腹立たしいですが、座り込みからこの状況を変えていきたいと考えています。

戦時下の中でそれを指揮する小泉首相が沖縄の慰霊祭に参加するということは、彼は靖国神社と同じように献花したのだと思います。そう考えると怒りが噴出しそうになる。
「もう一度、国益のために沖縄は犠牲になれ。」というのでしょうか、そんなことは絶対に許されません。
私達は闘う中でしかこの状況を変える事は出来ないのだと感じます。

韓国の人々はイラクで拘束された韓国人が殺されたことで戦争に突き進むのではなく、それを止めるために立ち上がっています。本当の意味での慰霊とはそこに真実があるのではないでしょうか。


6月23日(水)

座り込み66日目・慰霊の日
今日は沖縄戦で亡くなった人を追悼する「慰霊の日」。テントには人がいっぱいだった 愛知から、「命どぅ宝・愛知」の方達が来ました。うららちゃんは伊江島出身の小山さんと初対面!!
アキちゃん日誌
6月22日(火)

今日は愛農高校のみなさんを始め、多くの人々が辺野古を訪れ、
一時はテントから人が溢れるほどとてもにぎやかな座り込みになった。
愛農高校のみなさんからは、手作りのキャベツやトマト、きゅうりなどが贈られ、
それらがお披露目されるとみんなから歓声があがった。
愛農高校のみなさんがとても大切に、愛情をこめて作った野菜。
それを大切に辺野古まで届けてくださったことがうれしい。

自分たちで作ったものを自分たちで食べるという基本的な人間の営みからかけ離れ
た生活を送っている私にとって、農を営む若い人達を見ていると
とても考えさせられることがあるなぁと思う。
それは、今日に限った話ではなく、辺野古にいると色んな方々から畑でとれた
野菜や果物の差し入れがある。
そうやって辺野古に届けられるものは、どこか人々の暮らしに密着しているのだ。

自分が口にするものがどこから来たのか、その先が見えないというのが
今の社会の当たり前で、そのことが色んな問題を生んでいると思う。
この社会の在り方は、短期的な利潤だけを求め、
環境を破壊していくという今の経済システムに無関係ではなく、
辺野古の基地建設問題にも大いに関係してくるものだと思う。
辺野古にいると生活のレベルからそういうことを考えさせられることが多い。
だから、人間の尊厳をかけた労働や、農業を尊ばない今の社会の中で、
愛農高校の取り組みは素晴らしいと思うし、
それが今の経済の在り方を変え、
根本的なところで基地建設阻止の闘いに繋がっていくのではないかと思う。

私も辺野古での生活の中で、本来の人間の暮らしに密着した色んな知恵や自然を
吸収し、学びながら、辺野古の問題や社会の在り方を考えていきたい。


6月23日(水)

今日は慰霊の日で、各地で様々な集会や慰霊祭が催された。
沖縄の人たちにとって、とても大切な日だと聞いていたし、
私もそれに参加してみたいという気持ちもあった。
でも、誰かが言った“辺野古に座っていることが、一番の慰霊になる”
という言葉がすごく心に響く。
本当にその通りだと思う。
今日もかんきちくんは、魂魄の塔で看板を持ち、ビラをまいた。
それぞれの場所でがんばろう!というかんきちくんの言葉も胸を打つ。
繋がっているんだと思う。

今日という日が沖縄の方々にとってどのような意味があるのか、、
あいまいにしか捉えていなかった私は、改めて、それを聞きたいと思った。
その中で、悦美さんと浦島さんの話はとても考えさせられるものだった。
沖縄戦を経験した人にとって、またその後を経験した人にとって、
今日という日だけでは表せないそれぞれの特別な日があること、
慰霊の日を通して戦争を過去のことにしてしまうのではなく、
今起きている戦争を考えるうねりを生み出すことの大切さ。

それは沖縄の基地、辺野古の問題に直結している。
まさしく、今は戦後ではない。戦中なのだ。
今日という慰霊の日を通してもまた、考えさせられることが多い。
また色んな方々の「慰霊の日」を聞き、考えていきたいと思う。


6月22日(火)

座り込み65日目
沖縄タイムスの就職情報誌に連載されている漫画。今回はジュゴンと基地建設の話が!! 連合沖縄の人たちが来た 座り込みに参加している人から、山口県(?)のお土産のサクランボをいただきました!!やったーー
テントのすぐ上を飛ぶヘリ。うるっさいなーー!! ハワイの大学に留学している沖縄出身の女性。

きのうのジュゴンの家日誌
←お店に遊びに来た金城さんとユキさん。
手に持っているのは
ゴーヤーの形の手作りキーホルダー!

→昨日はアキちゃんが夕食を作ってくれました!!
メニューは・・・・
豚肉の生姜焼き、ピーマン炒め、卵納豆、冷奴!!


6月Aへ 日誌indexに戻る 7月@へ
inserted by FC2 system