ジュゴンの家・日誌
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●琉球銀行 普通口座 名護支店
 口 座 番 号   23−130
 口 座 名  西 陽子 まで
●郵便局 17040−14225611
西 陽子

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8月A

!!緊急カンパのお願い!!
現在、辺野古ではボーリング調査を阻止するための泊り込みの監視が行なわれています。この行動に必要となるお金(食事代等)のカンパをお願いしたいと思います。皆さん応援をよろしくお願いします!!
カンパを振り込まれる際は、必ず「座り込みカンパ」と明記し、下記の口座にお願いします。(このカンパのお願いは「ジュゴンの家」が、「命を守る会」を応援する気持ちで独自でやっています。振り込まれたお金は、辺野古でのボーリング調査阻止行動のために使われます。)
●郵便局 17040−14225611
西 陽子


石川真生さん写真展・「沖縄ソウル」
   @会期:  2004年7月17日(土)〜9月20日(月) ※木曜日休館
        会場:  横浜美術館 企画展示室4、5、6
              (みなとみらい駅から徒歩3分)
               神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
               電話:045-221-0370
       主催:   横浜美術館、神奈川新聞社、テレビ神奈川
       後援:   横浜市、NHK横浜放送局
       協賛:   資生堂、アサヒビール
       企画展名:ノンセクト・ラディカル  現代の写真V
       参加作家:石川真生の「沖縄ソウル」展の他に以下の
              写真家や映像作家が参加する。
              高嶺格、米田知子、奈良美智、アンリ・サラ、
              スティーブ・マックィーン、ジャネット・カーディフ、
              アハラム・シブリ
       関連事業:アーティスト・トーク
              9月19日(日)
              14:00〜15:30  石川真生
       
      A会期:   2004年8月11日(水)〜30日(月) ※火曜日休館
        会場:   佐喜眞美術館
                沖縄県宜野湾市上原358
                電話:098-893-5737
        主催:   沖縄レジデンス実行委員会
        共催:    佐喜眞美術館
        参加作家:石川真生の「沖縄ソウル」展と、映像作家の
               本田孝義さんが撮影した「石川真生」のビデオ
               を同時上映する二人のジョイント展

       「沖縄レジデンス実行委員会」ホームページ
               http://okrp.at.infoseek.co.jp/


被 爆 59 周 年   
東京「街」からヨッシー、サオリちゃん、チューやん、タカちゃんの4人がヒロシマに向かいました
2004ヒロシマ特集へGO!!


8月14日(土)

新基地建設断固阻止!!!座り込み118日目
朝。昨日の「沖国大への米軍ヘリ墜落」のニュースで騒然とする皆。
中には現場に行ってきた人もいて、話を聞いた。

沖国大付近は交通規制がされ、
現場には米兵がいっぱい。
米軍が現場を封鎖し、県警も中に入れずにいた。

辺野古に座り込みに来ていた人たちが怒りの抗議をしていた。

ヘリは部品や破片を撒き散らしながら堕ちていった。
いつも座り込みに来ている山口さんの家にも
破片が飛んできた。
山口さんは震えていた・・・。
座り込みを開始。テントの中でもその話が絶えない。
皆、憤りでいっぱい・・・
すぐに声明文を作った安次富さん。
今日は土曜なので、テント内で浜集会が行われる。
ヘリ基地反対協の抗議声明を皆に読み上げる希代子さん。
午前 座り込みテントでヘリ基地反対協の記者会見が行われる。
具志堅トオルさん
「座り込みに話し合いに来る土木課長は『普天間基地がなぜ危険なのかわからない』という発言をしていたが、このことで答えが出た。スクラップみたいなヘリを飛ばしているんです。普天間を返していれば起こらなかった事故。残しておいたから起きた事故です。すぐに閉鎖しよう。この上で辺野古に基地を作るなど、沖縄県政が後世に糾弾される行為です。今ならまだ間に合う。」

「命を守る会」代表・金城祐治さん
「普天間が危険なのになぜ辺野古に移設して安全だといえるか。
代替としてオスプレイ(これも事故が多い機種)が導入されれば、もっと大変な事故が起きるかも知れない。」
「ヘリ基地反対協」代表・安次富さん
「宜野湾・辺野古の怒りを政府に突きつけたい。9月26日に予定されている県民大会を成功させ、日本・沖縄政府に移設撤回させる大きな動きを作っていきたい」
悦美さんが現場に行って見てきたことを話す。
「現場を撮影した写真を名護に住んでいる人に見て、実感してほしい。こんなものを作らせてはいけない。」
「ヘリの堕ちた跡の黒い壁を、塗り変えずに、残しておこう。このことを忘れずに、今後訪れた人にも見えるように」この事故は基地がある所ならどこでも起こり得る事。もし辺野古だったら。国立高専に落ちていたら。自分のこととして感じなければ。
阿部さんからマスコミの報道について一言 夏芽さんからも一言。
『市街地に、米軍のヘリが墜落した。』こんな大変な事よりも、スポーツのニュースを一番に大きく報道するマスコミの感覚がわかりません(TV報道の話)。米軍は、沖縄から即時撤退してほしい。」
記者会見が終わりちょっと雰囲気が和らぐ。
植物博士・宮城さんがアロエベラを持ってきてくれた。希望者にプレゼントされました
ヘリ墜落現場・沖国大に行ってきた夏芽さん・希代子さん。現場で経験したことを話す 那覇で辺野古基地建設反対アピールをしているカンキチさん。
作ってあった右の文に加え、今日はこの「普天間基地即時閉鎖」の抗議ボードを持って宜野湾の抗議集会に行くぞ!!!!
←大阪に帰ったあきちゃんから来た手紙を読む場面もあったのでした


(あきちゃんは、
昨日午後6時半から大阪のアメリカ総領事館前で、今回の事故についての抗議行動を行いました。日誌をこの下に載せています)
CH−53ヘリ機墜落事故に対するヘリ基地反対協の抗議声明

                 CH−53ヘリ機墜落事故に対するヘリ基地反対協の抗議声明



1.普天間基地の即時閉鎖と無条件全面返還を行うこと。

 昨年11月に来沖したラムズフェルド国防長官は、「ニューヨーク市のセントラルパークに軍事基地があるようなもの。事故が起きないのが不思議」と言い、SACOの見直しを指示した。

 私たちが絶えず指摘していた世界で最も危険な普天間基地。その周辺に位置する沖国大のキャンパスにCH−53ヘリが墜落事故を起こしたことは、断じて許し難いものである。夏休み中であることが大惨事にならず、不幸中の幸いであった。

 この事故の知らせを聞いたときは、石川市で起きた宮森小学校米軍機墜落事故を彷彿させ、とてつもない憤りを覚えた。

 1996年の橋本・モンデール会談で「5年から7年で普天間基地を返還する」との日米政府間の合意が反故にされている。普天間基地は不当占拠されているのである。直ちに普天間基地を閉鎖し、無条件で全面返還するよう要求する。



2.辺野古沖海上基地建設計画を撤回し、ボーリング調査も中止すること。

 新基地建設は供用開始まで最短でも16年かかると言われている。それまで、宜野湾市民と県民は危険にさらされることになる。私たちは日米政府が新基地建設計画を直ちに撤回するよう要求する。

 稲嶺知事は名護市民投票の結果を無視し、県の「自然環境の厳正な保護を図る区域(ランクT)」である辺野古海域を埋め立てる新基地建設計画に同意した。「軍民共用空港」と県民をたぶらかし、美ら海を軍事基地に変貌させる「非現実的で最悪な判断」を行った。

 私たちは稲嶺知事及び岸本市長に対して、基地の県内移設反対の圧倒的な世論を無視することなく、以下のとおり要求する。

 @サンゴ礁に刃を突き刺し、ジュゴンの餌であるアマモを破壊するボーリング調査の許可を取り消し、那覇防衛施設局に対してボーリング調査の中止を申し入れること。

 A新基地建設計画の同意を撤回すること。沖縄県の環境保護政策は沖縄の原風景であるリーフやイノーを子々孫々に伝えることである。現実的でベストな方法は、自然豊かな辺野古海域をサンゴ礁及びジュゴンの保護区に設定することである。

ヘリ基地反対協はボーリング調査の白紙撤回と新基地建設を断念させるまで、辺野古漁港前の座り込み行動を続けていく。



                                   2004年8月14日(座り込み118日目)



                                     ヘリ基地建設反対協議会

                                     辺野古座り込み参加者一同


アキちゃん日誌
・辺野古より、富田晋。亜季ちゃんの日誌が更新されました。今日、大阪でも「米軍ヘリの沖縄国際大学墜落」に抗議して行動が起こされていたということです。

8月13日(金)

今日の事件を聞いたときは、本当に頭をガツンと殴られたような衝撃だった。
起こるべくして起こった事件。いつもその危険性は叫ばれていた。
しかし、それが私のまえで現実に起こってしまったのだ。
死傷者の確認が取れるまで、ふるえる思いだった。
今回は、民間人の犠牲者はいないとのこと。
ホッと胸を撫で下ろした反面、私に突きつけられたのは、
沖縄の人たちがその危険性と恐怖の中で暮らしているという現実そのものだった。
過去、何度もこのような凄惨な事件・事故が繰り返され、
こどもたちを含め、多くの人々の命がいとも簡単に奪われてきたのだ。
本当にありえない話だ。
私がその同じ空の下で暮らしていたらどうするだろうか。
どうやって子ども達を守り、自分の大切な人を守り抜けるのだろうか。
果たして、そんな術があるのだろうか。
そう、イラクの人たちにそんな術があると言えるだろうか。

今日は、ある方からの呼びかけで、急遽、大阪のアメリカ総領事館前で
今回のヘリ墜落事故に対する抗議行動を行うことになった。
すぐに抗議の声をあげるという的確な判断と迅速な行動が
とても重要なのだと教えられた。

緊急の呼びかけにも関わらず、次々に人が増え、約20名の人が領事館前に集った。
激励のためにわざわざ時間を割いて来てくださった方もいた。
前回の大阪行動と同じように、これだけの熱い思いをもった方々が
共に立っているということに胸が熱くなった。
何としてでも、このつながりを全国的なものにし、
普天間の無条件返還、辺野古の基地建設阻止を実現しなければならない。
私たちは、即席の横断幕を持って、領事館前に立った。
「8/13(金)PM2:40 沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落」
「沖縄に集中している米軍基地はやっぱりとっても危険」
「危険な普天間基地を即時、無条件返還せよ!」
「普天間基地の辺野古移設反対!沖縄に基地はいらない!」
「ヤマト・アメリカの沖縄への基地押しつけ許さん」

一人ひとりの沖縄に対する思いが凝縮された横断幕だ。
私たちは、常に沖縄のことを見ているのだ。
私たちは、切実に、しかもとても強く、基地はいらない!
辺野古に新しい基地なんて作らせない!と毎日の生活の中で刻み付けている。
ヤマト問題に対して行動を起こし、仲間の方々とともに立つたびに、
ヤマトにおけるこれらたくさんの問題を解決せねばという強い気持ちが湧いてくる。
祐治さんの言葉の通り、“今やらなくていつやるんだ!!”という思いである。


今日のヘリ墜落に対する抗議行動は引き続き、
明日の辺野古への基地建設反対の大阪行動とともに行うということが、
今日集まったみなさんの中で確認された。
今日作った横断幕は、明日の大阪行動でも重要な呼びかけアピールになる。

今回の事故に抗議し、とても危険な普天間基地の即時無条件返還と、
辺野古の基地建設の白紙撤回を訴える大阪行動に
ぜひとも、多くの方々の参加を呼びかけたい。

日程:8月14日(土)
時間:16時半〜18時半
場所:JR大阪駅御堂筋口前、市バスのローターリーの阪急側(歩道橋の下)
連絡先:osaka_henoko@hotmail.com

晋くん日誌
8月12日(木)
・防衛施設局は来ませんでした。

今日も台風の強風のため、座り込みテントはたたみ、命を守る会事務所前で座り込みを行いました。
台風にもかかわらず30名ほどの人達が座り込んでいました。いつもより、人数は少ないですが、どんな時にも駆けつけてくださることを心から感謝いたします。

前回の台風の時には、防衛施設局との間で「台風対策」に関して色々とありました。
防衛施設局は「台風対策のために補強させて欲しい」と要求してきます。私達は資材置き場を一度たりとも認めたことはありません。
資材置き場の建設、または補強を認めるということは彼らの「ボーリング調査」を受け入れることと同じことだからです。
私達の代表者は「4月19日以前、漁港内には柵はなかった、資材置き場はなかった。全ての生命を奪う行為を認めない立場から資材置き場の撤去を求める」として訴えました。
防衛施設局は何度かそれに対し、強行姿勢をとろうとし、「ただ、台風対策をするというだけだ。認めろ!!」と強制しようとしてきます。
私達は資材置き場の前で何度も阻止線を張り、それを阻止します。
最終的に双方の同意の上で「柵の撤去」を行いました。それから現在にいたるまで再建はなく、柵は撤去した状態にあります。
しかし、柵を撤去したにも関わらずガードマンはそのまま継続して雇い、「資材置き場建設」の立場は変えていません。

台風のために伊江島に渡れなかった学生達が変わりこみに立ち寄り、座り込みは一日中にぎやかでした。
学生たちに座り込みの常連の人達がレクチャーを行い、それぞれの立場から訴えました。最後に私から「もう、おばぁ達に任せてはならない。僕達がやらなきゃならない。いつまで、おばぁ達にやらせるのか考えなければなりません。ボーリング調査でも阻止しにいこうや、って友達を誘って座り込みにきてくれたらとても助かります。
ぜひまた来てください。」と話しました。何人かの学生が答えてくれ、「また来ます」と話してくれました。

座り込みを終えた後も関西のほうから20名ほどの来訪者がありました。
この間に経緯、そしてこれから私達がすべきことを座り込みから巣立った亜季ちゃんの話を通してしました。
「一人が引き受けることが状況を変える」それぞれの立場で生活という現場で闘い、一歩飛び出して人々に訴えかけること。それが出来れば状況は必ず変えられる。
亜季ちゃんがそうしたように、かんきちさんが県庁前でそうしているように。

8月13日(金)
・防衛施設局は来ませんでした。

台風も過ぎ去り、テントの設営をして、久しぶりに漁港入り口での座り込み。

午後2時30分。
那覇に帰っていた人から突然の電話。「晋君、今、ヘリが墜落した!!ヘリが!!沖縄国際大学に!!」と緊迫した深刻な声で。「一体どうしたのか!?」状況が読み込めず、何度か聞き返します。
状況をやっと理解し、すぐに座り込みに知らせる。テレビをつけると緊急ニュースで「沖縄国際大学敷地内に米軍ヘリ墜落」と流れる。現実だ!これが沖縄だ。
現場に飛んでいる記者の人達や近くに住む人達からの情報をかき集める努力をするのですが、とにかく情報が錯綜している。

午後3時の報告。
「普天間基地所属の米軍ヘリが沖縄国際大学に墜落炎上」
今、必死になって記者などに問い合わせ、情報をかき集めていますが、状況は以前として混乱しており、はっきりしたことがつかめていないのが現状です。
現在分かった情報によると、
午後2時25分頃にトラックがぶつかるような大きな衝撃音が響き、見てみると沖縄国際大学から黒い煙が上がっていた。
墜落したヘリは普天間基地所属のCH53大型の輸送へりであると確認。米軍も認めている。
死傷者が出ているかは以前不明。

最終的に死者は出ていなく、負傷者は米兵が3名、内1名は重症。ということ。
夏休みじゃなかったら、場所が少しづれていたらどうなっていたのか!!
座り込み終了後に墜落現場に駆けつけた人から受けた連絡では「米兵達が校内、道路を占拠している。とても許せない!!」との内容でした。
ものすごい沖縄に対する差別が渦巻いています。米軍が介入して校内の封鎖、道路の封鎖という権利はどこにあるのか。法律的な根拠を含めて調べなければならない。
いつおこってもおかしくなかった。こういう事故が起きることは必然です。多くの人々に実感がなかった。普天間基地は今すぐに撤去しろ!!もう「約束の日」は過ぎた。こんなことは絶対に許されない!!許さない!!
辺野古の基地建設も沖縄の全国の米軍、自衛隊の基地の全てを撤去させなければなりません。
沖縄国際大学の学生たちは私達と共に声を上げてください。この状況を変えうる力が私達にはある。普天間基地を撤去させよう!!

今日の沖縄の新聞には那覇防衛施設局のボーリング調査に関する意向が西防衛施設局局長の記者会見を通しての取材で載せられています。
それによると、
「”年度内の執行が行政機関の責務だが、事案の性格によって(年度内実施)守られないとき、それが行政が怠ったといえば、必ずしもそうでわない”と延べ、当初計画していた来年三月までの調査実施が来年度にずれこむ可能性を示唆した。」

・地元説明会に関しては
「”開催自体を決めたわけではないが、県、名護市と具体的に相談しながら、地元の人々に納得いただける手立てを考えたい”と延べ、地元説明会開催に向けた具体的な話し合いを進める考えを示した。」

・現地(辺野古)視察
「”現場を見ないといけないが、地元で(座り込みの)反対運動がある中、あまり刺激してもいけない。これからの機会を見たい”と延べ、当面は訪れない姿勢だ。」

・金武町都市型訓練施設建設
「”県、金武町、伊芸区に説明する努力を重ねてきた。地元には米側が安全対策、環境対策、騒音対策を講じていることを説明したい。”と延べ、建設を容認する立場で地元への理解を求める考えを示した。」

・米軍再編の米側の提案について
「”日本と米国の仕事の仕方に大きな違いがある。米国は地元調整なしに考えたことを打ち上げて議論を始める。日本は地元調整から初めて最後に公表する。米軍の再編でいろいろな形での意見が出ているが、決まったものはないのが実態だと推測している。変更がない以上は(普天間飛行場代替施設の移設計画も)変更は生じてこない”と延べ、正式提案はないとの見方を示した。」

という一連の見解を示している。辺野古基地建設に関してもなんら姿勢に変わりはないと鮮明にしている。金武町に関しても「容認する」立場で理解を得るという。
施設局が言っている「地元説明会」は悪魔で反対派を入れない方向で動き出している。つまり「地元説明会」でもなんでもないのです。ただ、やったという口実が欲しいだけ。
「来年にボーリング調査を延期する」だと。私達は座り込みを続けたくはない。今すぐにでもボーリング調査を中止し、基地建設の白紙撤回をするように那覇防衛施設局に求め、全国からの声を集中させましょう。
基地建設は絶対にさせない!!

8月14日(土) 東京「街」日誌より
「ヘリ墜落事故」抗議のため、国会前に行ってきました!!



8月13日(金)

米軍ヘリが沖縄国際大学敷地内に墜落爆発炎上・・・!!!
辺野古からの緊急メール
辺野古から、富田晋。

すみませんさきほどの報告でしわすれた内容がありました。
民間人の死傷者は現在確認されていないということです。現在負傷しているのは全員米兵であるということです。
辺野古から、富田晋。

情報がかなり錯綜しているために、負傷者の数も正しい数の把握が難しい状況です。
NHK放送では「負傷者3名、内1名重症」
日本テレビでは「負傷者4名、内1名重症」
とのこと。
さきほどNHKなどから沖縄国際大学の様子が放送されました。
普天間基地所属の大型ヘリCH53は空中分解した後に沖国大の校舎の窓際を破壊し、民家の駐車場のバイクをなぎ倒す形で10メートルはあろうかというプロペラが横たわっています。本体は沖国大の校門の横に落ちているようでした。
落ちたヘリの本体はは原型をとどめていない状態で、校舎の表面がヘリの炎上にともなって焼け、まっくろになっていました。
辺野古から、きよこさん。

宜野湾、事故現場近所住む人からの情報

ヘリは分解して墜落したようで、プロペラが近くの民家に墜落。水道管が破裂し、水が噴出している。
ヘリ本体は、沖国大の学長室にぶつかり、鉄筋コンクリートの鉄筋がむき出しの状態。

けが人、死者の情報は、マスコミに聞いても「わかりません!」とのこと。
辺野古より、富田晋。

「普天間基地所属の米軍大型輸送ヘリCH53が沖縄国際大学の敷地内に墜落炎上」
新しい情報です。ラジオで流れました。
海軍病院に配送されたのは3名、負傷者は3名。3名のうちの2名はアメリカ人であり、操縦していた米兵ではないかと思われている。
残り、1名はいまだ国籍も不明。
死人が出たかどうかはいまだ不明。
辺野古より、富田晋。

「普天間基地所属の米軍ヘリが沖縄国際大学に墜落炎上」
今、必死になって記者などに問い合わせ、情報をかき集めていますが、状況は以前として混乱しており、はっきりしたことがつかめていないのが現状です。
現在分かった情報によると、
午後2時25分頃にトラックがぶつかるような大きな衝撃音が響き、見てみると沖縄国際大学から黒い煙が上がっていた。
墜落したヘリは普天間基地所属のCH53大型の輸送へりであると確認。米軍も認めている。
死傷者が出ているかは以前不明。
辺野古より、富田晋。

普天間基地所属の米軍ヘリが沖縄国際大学の敷地内に墜落爆発炎上。
新たな情報あり、ラジオ放送から。
「校舎も炎上しているもよう。負傷者も出ているとの情報」とだけです。
詳しいことが分かり次第発信いたします。
辺野古より、富田晋。

午後2時25分。ニュース速報と共に、沖国大学近くに住む人達から連絡あり。
普天間基地所属の米軍のヘリが沖国大学敷地内墜落炎上。
死者が出でいるのか不明。

座り込み117日目
お盆休みで辺野古に来れた希代子さん。 金武の都市型訓練施設建設反対のチラシ。今まで米軍訓練の銃弾によっておきた事故が載っている。こんなにも身近に危険が押し付けられているということを再認識させられる。

東京「街」日誌より  国会前座り込み12日目!!
10:00ころ しょうちゃんのお友達が描いたジュゴン 通りかかりの人が話しかけてくれました!
←10:30頃
相模原から2時間かけて来た人がい
ました!



トマトの差し入れ→



8月11日(水)そのA

ジュゴンの家日誌
東京・国会前の座り込みで「街」の人たちと出会い、
「沖縄『ジュゴンの家』にぜひ行ってみてね!」と教わったという
北川さんが、
沖縄在住の生田さん夫妻と来店。
アルバム「戦争イブ」を買ってくれました!
街とジュゴンの家のことや、晋くんや私が
どうやって沖縄に来たのか・・・ということを話しました。
引きこもりの話で盛り上がり(・・・・と言っていいのだろうか)ました。
(誤解のないように・・・私は、決して引きこもりをいいこととは思いません。時間がもったいない。経験した者として・・・・)        −うらら−

国会前座り込み10日目 (東京「街」日誌より転載)

辺野古からのメール
辺野古より、富田晋。

今日も台風の中で30名ほどが命を守る会事務所前で座り込みを行いました。
防衛施設局は来ませんでした。
台風のため、早めに切り上げて帰ります。
日誌は後日更新いたします。

泊り込みも数名います。
晋くん日誌
8月10日(水)
・防衛施設局が午後3時30分にきました。

今日は台風。朝からさんざんでした。
かなり大きな雨に降られ、座り込みをしている人々はテントをたたみ、事務所前で座り込み。
資材置き場となってしまている漁港では、大雨の中警備員の人達は立っていなければならない。本当にひどい労働条件だ。
午後3時30分、漁港入り口で見張りをしていた人から連絡。「施設局が来た」とのこと。急いで事務所前座り込みを解き、漁港入り口へと向かう。
防衛施設局が現れ、「台風のため資材置き場の点検をさせてほしい」とのこと。こちらの厳重な監視体制のもとで施設局職員並びに業者の作業員が点検。10分ほどして引き上げていきました。
「点検」などと良く言える。ここを資材置き場として使おうという姿勢になんら変わりがないことが伺えました。

その後、また事務所に戻り座り込み。
アメリカに行っていた琢磨さんが来ました。アメリカ裁判のことをうれしそうに話してくれました。
「アメリカに沖縄から直接行ったということがかなり注目を浴びた。各メディアが集い、テレビだけで4社だったかな。集まりました。驚いたのは裁判官の姿勢。米国側の代理の"この基地建設に関して私達は一切の責任を持っていない"との主張に"それがつ作られた後、使用するのは誰か"と突き帰していたのが印象的でした。」と琢磨さん。
その後の交流会のことなどもとてもうれしそうに話していました。交流会では沖縄の2世、3世がエイサーを披露してくれたとのこと。
その後に来た、土田さん、マキシさんからも報告をいただいた。

・裁判所の様子。
裁判所の表には「ジュゴンVSラムズフェルド」と掲げられていて驚いた。
私達は原告だか、裁判では証言台には立たない。証言台には私達の代理であり、ジュゴンの代理である「アース・ジャスティス」の弁護士2人が立つ。私達は口頭弁論の時、終止傍聴席に座っていた。
傍聴席にはかなりの人数が座っていて裁判官が「今日はジュゴンラバーズ(ジュゴン愛好家の意味かな?)がたくさん座っているね。」と少し面白く感想を述べていた。
裁判官は女性でマリリン・ホール・パテルという人物。環境保護には強く関心がある人だということだった。たまたま、そういう裁判官と当たるのだから驚きだ。
とにかくメディアの関心も強く、驚きだ。普通、裁判のことで新聞に取り上げられるという時には裁判の判決の結果が載るらしい、今回のように中間報告的に、そしてかなり大きく新聞報道で取り上げられることは珍しい。
第一回口頭弁論は一時間三十分に及んだ。

・この後の状況。
口頭弁論で米国政府側の主張は「NHPA(歴史、文化保存法。文化財保護法。)に動物は摘要されない」ということと「行政手続き上米国は基地建設に関わっていないのでこの裁判のそのものが無効である」ということ。
行政手続き上のかかわりがない根拠として米国が上げているのは2001年に作成された運用要求。これは、そういうものがあるということは初めて聞く事実であった。
裁判所としては8月21日頃までにその文書を提出を求めている。
国家機密であろうが、裁判所が要求した場合は提出しなければならないというのはアメリカの裁判らしいところだ。
その文書の提出があって、それを裁判所が判断材料の1つとして考慮する。米国の主張が正しいと判断されればこの裁判での訴えは棄却となる。
その判断が出るのは数ヶ月後か数日後かは不明。

ということでした。
とにかく、お疲れ様でした。精神的にも、肉体的にも疲れて帰ってきたと思うのでゆっくり休まれてください。
マキシさんが「土田さんは車から降りる時に"センキュー"というんだよ。いまだにアメリカが抜けないらしい」と笑っていた。
時計を元に戻すのは大変だ。


8月11日(水)

晋くん日誌
8月9日(月)
・防衛施設局は来ませんでした。

台風が近づいていてとても天気が悪い一日でした。
風が強いためにテントのはりなどが破れたりして、こういう時は大変です。
漁港にある船みたいにテントを固定します。なんだか芸術的でした。

今日で私は20の歳を迎えました。長崎原爆の日でもあります。
20歳は節目の年、色々と考えさせられます。振り返ります。

ここに来るまでに何度も悩み、自分の人生を問いかけてきました。
一年前の4月8日、防衛施設局が来た時に現場に6名しか立っていなかった現実を思い出します。その時にどうするべきか、自身の足元から問われました。

「僕は一人でもシャベルカーの前に、機動隊の前に、トラックの前に、戦車の前に立ち、そして立ち向かえることが出来るだろうか。」その問いが大きく自分に向かってきました。

こんな自分が出来ることは全てを賭けて多くの世界の差別、自分の差別の前に立ち、向き合うことだと思いました。
おばぁ達が教えてくれた言葉、「ここに大木として立ち、そこに種1つでも木一本でも残せたら、基地建設問題はわったー達の勝ちさ!!」その言葉を思い出すとフッと自分に立ち返ります。「一人が引き受けることが状況を変える。」ということ。
そうであったら立てるじゃないか、それしか私には出来ないのだから。やろうじゃないか、と思うようになりました。

そしてイラクに出て行く米兵達を、自衛隊員達を止められなかった現実。目の前をギャラクシーが飛んでいく。抑えられない自分の中の炎が燃え上がった。しかし、止められなかった。
大和人としてそれはあってはいけない現実でもありました。また、沖縄を加害者にしてしまうという現実。おばぁ達が「わったー達と同じ青春を送らないで欲しい」と涙を流しながら訴える、その現実。
「生きることの全てを賭ける」ことの現実をまだ直視できていなかった自分が許せなくなり、ギャラクシーの前に立ちふさがるべきだったんじゃないのか、と今でも自分に問いかけています。
イラクの殺されていく子ども達が私達に何を望むのか。そこで失望、絶望することじゃない。自分を引き受け、もう一度この国を変えるために立ち上がることなんだと感じています。
占領や理不尽な侵略に立ち向かって、抗議の意味で爆弾を抱え、飛び込んでいくイラクの人の、武器を持ち抵抗するイラクの人の怒りを悲しみを受止め行動するというのなら、私達には何が出来るでしょうか。それをただ「テロ」としてかたずけてしまうのでしょうか。

そしてそういう中で4月19日「ボーリング調査の強行」をしようと防衛施設局、日本政府が辺野古へと襲い掛かってきました。
「なぜなんだーー!!なぜこんなことが許される!!」おばぁ達を殺しにきた彼らを許すわけには行かなかった。一年前の自分の問いかけに対する答えを、そしてイラクの人達を殺させない現実を作り出す、その一歩を私は踏み出した。座り込みという形で。
そういうことが出来る自分なんだと初めて認識させられました。

時代の中で翻弄される。私は世に言う20歳を歩むことをしません。沖縄が翻弄されてきたものと比べればささいなことのはずです。
全ての人達があのフェンスの向こうで泡盛片手に三線で歌って踊れる日が来て欲しい。
そのために今をしっかりと生きること。自分に責任感を持って行動すること。自分の持っているたくさんのだらしない部分と向き合い、変えていくこと。まずは「足元」から始まる。自分にあった靴を履き、その足で自分の人生を歩むこと。
あせらず、がむしゃらにつっこんでとことんやること。
共に歩む道を多くの人達の間で見つけて生きたい。共に生きたいと思いをはせる人が共にありたいと思っていてくれればどんなに幸せだろう。自分に欠けている思いやりを身に付けていきたい。

この時代に命を賭けるということ。たとえ時代の焦土となろうとそれが未来への土になれば良いと思うこと。子ども達が生きる未来が戦争や基地建設のない世の中だと願って。そう思います。
全ては未来につなげるために。そして抑えられない怒りのために。辺野古に基地建設はさせない!!!!

座り込みが終わり、テントの片付けをしていると夏芽さんが周りに声をかけてくださった。ハッピーバースデーを歌ってもらい、かんきちさんからプレゼントをいただいた。なんと「まくら」だった。しかも枕には「帰りません、勝つまでは!」と書いてある。なんて幸せなんだろう、と強く思います。ありがとう皆さん。
その他にも東京から誕生日プレゼントに「ボーリング調査の中止を求める」署名が届いたり、座り込みに来た女性から手紙が届いたり、姉からは「たくさんあんたにあったという人に会うんだけど、みんなそろって"おじんくさい"って言うのよ!だからちよっとはおしゃれしなさい」とたくさんおしゃれな服が送られてきたり、本当に本当にたくさんの愛情が送られてきました。
本当にありがとうございます。涙が出るほど感謝しています。これからもがんばっていきます!!

・・・お詫び・・・
昨日の日誌、日付が9日のままになっていました。もしもそれで、ラジオを聞き逃してしまった方がいたら、すみません・・・!ごめんなさい!                                           −うらら-

「Peace Choice−平和のための選択」ピースチョイス情報(35)          2004年8月10日 
「戦争やるなら我が社をよろしく」 −アメリカ国防総省の契約企業リスト100−                                                 

       ピースチョイスは、戦争中毒のブッシュ政権を支持する大企業の
       製品を選ばない、買わないことにより、アメリカの暴走に
       歯止めをかけ、平和で公正な地球と社会を目指す活動です。
        http://www.3chan.net/~peacechoice/

【内容目次】
1.「戦争やるなら我が社をよろしく」
    ◆アメリカ国防総省の契約企業リスト100◇
2.米カーライルとPHS(その3)「つながるつながる、PHS電話とカーライル」
    ◆ PHS(DDIポケット)解約のてん末 ◆
3.《 新コーナー紹介 》◆ つねづねなる消費 〜ピース・チョイス的つぶやき〜 ◇
4.世界のボイコットニュース
   ★イラク復興から利益を得る戦争支持者たち
   ★世界はアメリカブランドをどう見ているか?
□□+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

 みなさん、こんにちは。1ヶ月ぶりのピースチョイス情報です。イラクでは米軍とマハディ軍の戦闘が続く、ナジャフを米軍が爆撃しており、イラク人に大きな被害が出ています。
 アメリカではテロ警戒再び高まっているのですが、大統領選へ向けた世論引き締め効果以外にも、このナジャフの攻撃隠しがあるのではないかと思っています。
 私はアメリカ国防総省からのメール(契約情報や高官着任などを知らせる)を受け取っているのですが、この1〜2日は米軍の戦死者のお知らせが続々送られてきます。
 今号では、戦争・復興から利益を得るアメリカの企業・個人のニュースが2件ある他、みなさまから、ボイコット企業から買わないための代替品を募集するコーナーもあります。長文ですが、ご覧下さい。

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●1.「戦争やるなら我が社をよろしく」 −アメリカ国防総省の契約企業リスト100−
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  イラクで、アメリカの民間企業の従業員が殺されたり、またイラク人捕虜への虐待に民間人がかかわっていたり、というニュースをご覧になった方も多いと思います。

  規制緩和のかけ声と共に、米軍はさまざまな分野で民間委託(アウトソース)を進めており、それがこのような事件となって表面化しています。

  かつて、軍人出身のアイゼンハワー大統領(共和党/同政権1953年〜1961年)は、引退演説で「軍産複合体の影響力」について異例の警告を発しました。この当時イメージされていた「軍産複合体」は、武器・兵器を造る製造産業と考えられますが、最近はその様相が変って来ています。

  つまり軍事サービスを委託された企業(PMCs:Private Military Companies)が急速に台頭し、物資の供給、運搬、訓練、警護、など軍事の多様な現場を支えているからです。

  イギリス・ガーディアン誌(2003年12月10日付)によると、戦費の3分の1はこうした軍事サービスの民間委託に使われているという推測です。もちろん戦費は税金ですから、戦争も悪くないビジネスだと、と思う企業は少なくないかもしれません。

  さて、アメリカの国防総省は、契約を発注した企業リストを公表しており、発注額のトップ100社として整理されています。

★2003年 米国国防総省 契約発注企業リスト(トップ100社)
http://www.dior.whs.mil/peidhome/procstat/p01/fy2003/P01FY03-Top100-table3.pdf
★2002年 米国国防総省 契約発注企業リスト(トップ100社)
http://www.dior.whs.mil/peidhome/procstat/p01/fy2002/P01FY02-Top100-table3-rj.pdf

  今回は2003年のデータを見ていきましょう。

  まず上位に並んでいるのは、ロッキード・マーティン社、ボーイング社、ノースロップ・グラマン社などお馴染みの軍需産業が不動の地位を保っています。ちなみにロッキード社への2003年の発注額は219億ドル、約2兆円となっています。

  下位を見ていくと、7位にハリバートン社(チェイニー副大統領が就任直前まで最高経営責任者を務めていた)、22位にはベクテル社、25位にはタイタン社(イラク人捕虜虐待にかかわる)、61位にKBR社(ハリバートン社の子会社)など、
話題のPMCsも出てきます。

  そして29位にエクソンモービル社(800億円)。当然ですね、軍隊はガソリン使いますからね。さらに35位にコンピューターのデル社(700億円)、57位に携帯のモトローラ社(480億円)など、私たちにも身近な企業が増えてきます。そして、89位にプロクター&ギャンブル社(P&G)(240億円)。米軍が洗濯・掃除するときの洗剤は、決まっているのですね。

  2003年10月5日放送のサンデープロジェクト(テレビ朝日)で、ハリバートン社の子会社がイラクで米軍関係者のワイシャツの洗濯を請負っている、という場面がありました。

  米軍関係者たち全員が、「P&G」の洗剤で「KBR社」がクリーニングをしたシャツを着て、携帯は「モトローラ」、コンピュータは「デル」で、外出の際の護衛は「タイタン社」・・・・ということが考えられ、それらは必ずしも偶然の一致では
ないかもしれません。

  兵士だって洗濯は必要だし、家族に電話はかけたいし、当然じゃないか、と疑問を排する意見もあるでしょう。しかし、2002年と2003年の契約発注企業リストを比較してみると、コンピュータなら「デル」、携帯なら「モトローラ」、洗剤は
「P&G」という具合に、多くの企業があるにもかかわらず、明らかに発注先が固定化しているのはなぜでしょうか。

  「デル」、「モトローラ」、「P&G」、「エクソン・モービル」は、いずれもブッシュ政権を支える共和党への献金が多いのも事実です。

  イラクの戦後占領時に、米軍への緒種の調達では最大の供給契約社であったハリバートン社に対して、米国議会による非難が現在集中しています。もしかするとそのお陰で、多くの企業が安堵の胸をなでおろしているかもしれませんね。〔M〕

【参考資料: アイゼンハワー大統領の引退演説】
 第2次世界大戦まで、アメリカは軍需産業というものを持ったことがなかった。
というのも、アメリカでは、時間的な余裕があったため(平時に)鋤<すき>を作っていたものが、必要に応じて(戦時に)剣を作ることですますことが出来たからである。しかし現在では、一旦緩急になってから急に国防の備えをなすとい
う危険を冒すわけにはいかなくなったている。その点、我々は大規模な恒久的な軍需産業を創設することを余儀なくされている。(一部略)我々は、アメリカの全会社の年間純総所得を上回る額を、軍事費のために年々消費しているのである。

 こうした大規模な軍事組織と巨大な軍需産業との結合という現象は、アメリカ史上かつてなかったものである。その全面的な影響力・・・経済的な政治的なさらには精神的な影響力までもが、あらゆる都市に、あらゆる州政府に、連邦政府のあらゆる官庁に認められる。我々としては、このような事態の進展をいかんとも避けられないものであることはよく解っている。だが、その恐るべき意味合いを理解しておくことを怠ってはならない。

(一部略)政府部内の色々な会議で、この軍産複合体が、意識的にであれ無意識的にであれ、不当な勢力を獲得しないよう、我々としては警戒していなければならない。この勢力が誤って擡頭(=台頭)し、破滅的な力をふるう可能性は、現に存在しているし、将来も存続し続けるであろう。

 この軍産複合体の勢力をして、わが国民の自由や、民主的な過程を危殆ならしめることがあってはならない。何事も仕方のないこととしてはならない。警戒心を怠らぬ分別ある市民のみが、この国防上の巨大な産業と軍事の機構をして、わが国の平和的な手段と目的とに合致せしめ、安全と自由とを共に栄えしめることが出来るのである。

 引用先: http://www.uraken.net/rekishi/reki-ame07.html

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●2.米カーライルとPHS(その3)
「つながるつながる、PHS電話とカーライル」−PHS(DDIポケット)解約のてん末−
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  前回お知らせした、カーライル社の「DDIポケット」買収の件ですが、私はPHSをひとまず解約してみることにしました。

  友人にも相談しましたが、中には「自分自身が喘息と化学物質過敏で、喫煙者の非喫煙時の衣服のにおいですら気持ち悪く(強い吐き気がするなど)なるから、電磁波過敏症の人のことを考えると携帯電話は持てない」という友人もいたので、DDIポケットの代替として携帯を持つこともしばらく見合わせることにしました。

  ピースチョイスとしては、単に解約するだけではこちらの意思が伝わりませんので、電話で解約する前に、DDIポケットのサイトにある「お客様意見送信」ページ https://www2.ddipocket.co.jp/form.html から、以下のような意見を送ってみました。

『カーライル・グループ資本参加のため契約解除します。
  お世話になっております。DDIポケットに関するカーライル・グループ、京セラ、KDDIの基本合意についてのニュース、興味深く拝見しておりました。
 カーライルグループは多くの軍需産業を傘下におさめる悪名高い投資会社であり、アメリカの好戦的な政治家・経済人が取締役を務めています。
 平和を望み、軍需産業が蔓延ることに懸念する私としては、今回DDIがカーライルの軍門に下ることは非常に残念な結果です。
 京セラ、KDDIにとっては、メリットのある話なのだと思いますが、私にとっては、カーライルに利益をもたらすことになるため、今後契約を続けることが出来なくなりました。
 このような視点で貴社事業を見ている利用者がいることを踏まえ、カーライルからの引き合いを断っていただきたかったと思う次第です。
 また、カーライルが資本参加をしなくなった折には、貴社との契約を考えたいと思いますので、よろしくお願いいたします。』

  すると、まもなくDDIポケットから以下のような回答が返ってきました。

『メール拝読致しました。
 新聞報道等でもご承知の通り、この度DDIポケットが、米投資会社であるカーライル・グループの資本参加を受け、実質KDDIから独立することについて基本合意がされました。
 ただ、今回の株主変更によって、既存のお客様にご迷惑をおかけする様なサービスの変更は無く、今後も定額制モバイルデータ通信サービス「AirH"」を中心に、PHSの特徴でもあるクリアな音声品質、少ない電磁波、小型化が可能な端末等、様々なメリットを活かしたデータ通信サービス・音声通話サービスを提供して参ります。
 本案件が、DDIポケットの大きな飛躍に向けた第一歩であることを充分ご理解頂きますと共に、これまでと変わらぬご支援、ご愛顧を賜ります様、何卒宜しくお願い申し上げます。
                DDIポケットサービスセンター』

  ふむふむ。ピースチョイスでは、企業から、はぐらかされた様な返事をもらうことには慣れているのですが、「今回の株主変更によって、既存のお客様にご迷惑をおかけする様なサービスの変更は無」く、「本案件が、DDIポケットの大きな飛躍に向けた第一歩であることを充分ご理解頂き」たいという新たな迷答をいただきました。

 DDIポケットの飛躍ならまだしも、カーライルの飛躍につながらないようお祈りしたいと思います。

 ちなみに、解約にあたり、(1)ウェブサイト上でのお客様意見へのメール送信、(2)解約時の電話連絡、(3)解約書類の郵送、に際してそれぞれ各自の意見をつけることができます。

 みなさんにも、解約をすすめるものではありませんが、こんな理由でDDIポケットを止めている人がいたよ、と話題にしてくださればと思います。
 
 それから、まもなく日本で公開されるマイケル・ムーア監督による映画「華氏911」にもカーライル社が登場します。それはカーライル社を通じて、ブッシュ一族とビンラディン一族は「親しい付き合い」をしていたという内容です。

 携帯電話を通じて、私たちは、いろんなものにつながっているのですね。〔M〕

【参考】DDIポケットのお客様意見送信のページ:
 https://www2.ddipocket.co.jp/form.html

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●3.《 新コーナー紹介 》◇ つねづねなる消費
                   〜ピース・チョイス的つぶやき〜 ◇
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  こんにちは。今回から始まりました新コーナーです。

  ここでは、ピース・チョイス的な消費生活について、一消費者の視点から見た感想や気づきをつぶやき風に語ったり、身の回りにある代替品を紹介していきたいと思います。

  また、読者の皆さまからよせられた代替品情報なども紹介していく予定です。

  つきましては、読者の方々からのメールを募集します。代替品情報や、日々のピース・チョイス的な消費生活において感じることを、どしどしお送りください。
皆さまからのメールをお待ちしております。

  メールの送り先は、peace1@3chan.net で、件名に「ピース・チョイス的つぶやき」と明記して下さい。よろしく! 〔T〕

 ちなみに現在ピースチョイスで紹介しているボイコット企業とそれに対する代替品は以下のサイトで紹介しています。(まだ検討中のものが多いです。)
 http://www.3chan.net/~peacechoice/target.htm

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●4.世界のボイコットニュース
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(1)イラク復興から利益を得る戦争支持者たち(抄訳)
                       L.A.タイムズ 2004年7月14日
 タイム誌記者:ウォルター・ロシェ・ジュニア、ケン・シルヴァースタイン

 連邦政府の上級役人につき、ロビイスト、PRコンサルタント、機密事項の相談役としてイラクの大量虐殺兵器の危険性を説き、イラクの旧反体制組織・イラク国民会議(INC)代表のアハメド・チャラビ氏を称賛し、フセイン政権打倒は国
家安全の問題で、道徳上の義務である、と主張し続けた面々が、現在、紛争がいまだ続くイラクにおいて、企業が連邦政府から仕事を請負う手助けや、その他ビジネスを通じて巨額の富を築いている。

 その一例として、反フセイン派を主張し亡命していたイラク人らに米国の補助金を与える手配をした元上院補佐官は、現在、175,000米ドルの契約で、ルーマニアがイラクでビジネスを勝ち取るための相談役として活躍している。
政策提言や上級政府官僚への助言を行いながら、その政策や助言にもとづく活動から金銭的利益を得ることの容易さは、ワシントンでは珍しくない、公共の利益と個人の利益の境界線のあいまいさを象徴している。しかし、連邦の利害抵触に関する法律は、元役人や助言役には適用されない場合がほとんどだ。

 元CIAディレクターのジェームス・ウルジーは、個人の事業利益と国家の戦略的利益を混同している象徴的な例だ。彼は1995年にCIAを退任したが、現在でも諜報機関と国家安全保障についての上級政府相談役を務める。その傍らで、イラクで事業を展開する2つの民間企業にも仕え、同時に、安全保障と反テロリストサービスを提供する企業への投資を行う企業のパートナーも務める。彼はイラクにおける各企業の事業には直接関わりを持っていないと話しているが、2003年5月、約80の企業代表者らが最高1,100ドルを支払って参加した、イラクの経済的展望とビジネスチャンスについてのセミナーにおいて、彼は特別講師として招かれ、講演を行っている。

 戦争前、ウルジーはイラク解放委員会の設立者の一人であった。同委員会は2002年にホワイトハウスの要求のもとに設立されたもので、イラク戦争に対する世論の支持基盤をつくることがその任務の一つであった。彼はイラクの政権変革の必要性について説き、ラムズフェルド国防長官にイラクなどに関する助言を行うCIA諮問機関と防衛政策協議会の役員を務めた。

 ウルジーと似たような立場のメンバーはほかにもいる。その一部を紹介する。
ネイル・リビングストンは、元上院補佐官でペンタゴンおよび国務省の顧問を務め、何度もフセイン政権打倒を主張してきたが、現在はワシントンを拠点にイラクで事業を行う企業に対するコンサルティングや窓口となる、グローバル・オプ
ションズ社の代表を務めている。また、マーガレット・バーテルは、チャラビの亡命グループであるイラク国民会議(INC)へ連邦政府からの資金が流れるよう手配をした。この資金には、大量破壊兵器に関する諜報活動資金も含まれていた。
彼女は現在、ワシントンにあるコンサルティング会社にて、イラクへの投資候補者にイラクのパートナーを探し出す手助けをしている。

 これら一連の流れについて聞かれると、ウルジーは「戦争を支持したことと、その結果、イラクでビジネスができるよう企業に助言することとの間に、利害の抵触にあたることは何もない」と答えている。
 また、ほかのメンバーは、「イラクの経済発展を支援するためにイラク国民会議(INC)をとおして培った知識やネットワークを使うことに利害の抵触は見られない。むしろ、民主的な国家を築くという共有の目標に向け、補完的な役割を
果たしていると思っている」と話している。

記事の原文・詳細は以下を参照:
http://www.latimes.com/news/nationworld/nation/la-na-advocates14jul14,1,278590.story?coll=la-home-headlines

(2)世界はアメリカブランドをどう見ているか?NOPワールド ウェブサイトより(抄訳)

■ファイナンシャル・タイムズ「戦争でアメリカブランドのイメージダウン」
(2004年5月24日)

 NOPワールドが30カ国、30,000人の消費者を対象に行った市場調査によると、15のアメリカブランドの利用および親しみやすさは、2003年と比較して今年は最大3%下落しているという。

■CNN/マネー「栄光を失うアメリカブランド」(2004年5月21日 )

 「我々の調査により、アメリカブランドに対する認識、人気、利用が低下の傾向にあることが明らかになった」と市場調査コンサルティング会社、NOPワールドのマネジング・ディレクター トム・ミラー氏は話した。
 売上データではなく、事例検証にもとづくこの調査は、アメリカによるイラクおよびアフガニスタンへの軍事介入が、米国商品へのイメージにマイナスの影響を与えていることを示唆している。

 その他、アドバタイジング・エイジ「各社マーケティング部、アメリカブランドのイメージアップに乗り出す」(2004年5月17日)、ビジネス2.0「ブランド
“アメリカ”を売り込む」(2004年5月13日)、メディア・ガーディアン「消費者、アメリカブランドに“警告”サイン」(2004年5月11日)、ブランド・リパブリック「アメリカのトップブランド、アメリカに対するイメージの変化に苦戦」(2004年5月11日)、アドエイジ・ドットコム「ニュー・キース・レインハルトグループ、反アメリカ主義と闘う」(2004年5月11日)、同誌「世界の消費者のアメリカブランドへのイメージ低下」(2004年5月6日)など、多数の雑誌・新聞において、NOPワールドの調査にもとづくアメリカブランドのイメージ低下に関するニュースが報道されている。

記事の原文・詳細は以下を参照。
http://www.nopworld.com/article2.asp?go=hottopics-AmerBrands

(以上)

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 ピースチョイスでは、一緒に活動してくれる(調査、英文翻訳、ウェブサイト
 作成)方を募集しています。やってみようかなという方は、以下までメールを
 ください。よろしくおねがいします。
メール: peace1@3chan.net
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8月10日(火)

 お知らせ 
NHKのラジオ第1放送 「ラジオ深夜便」で、今夜午前1時から「いま戦争を考える」と題した企画番組が放送され、平良夏芽さんが登場。
平和市民連絡会の昨年のイラク訪問について、夏芽さんが語られるようです。

午前4時台
夏のインタビューシリーズ
   「今戦争を考える 〜私の見た紛争地〜」(4)
    基地の島からイラクへ
   牧師 平良夏芽(タイラ ナツメ)

辺野古からのメール
現場より。辺野古、富田晋。午後3時40分。

防衛施設局撤収しました。何事もありませんでした。
辺野古より、富田晋。午後3時30分報告。

防衛施設局が来ました。
台風のためテントをたたみ事務所前での座り込みをしていたため、急いで現場に駆けつけ30名ほどでテントのない現場で座り込み。
私達が座り込みをしているのを確認すると防衛施設局は入り口での待機を解除してこちらに来る。
車2台、施設局員6名、業者2名、運転手2名、公安警察車両1台2名、パトカー巡回1台。

「台風のため、撤去した資材置き場の柵の確認をさせてほしい」とのこと。
前回の台風の時に資材置き場の柵は撤去している。撤去した柵に地面に固定したままである。
「台風で飛ばないか確認させてほしい」ということだった。
現在3時40分、防衛施設局員の何名かが私達の監視のもとで資材の確認作業を開始している。
こちらの見張りは具志堅徹さん、大西照雄さん他何名か。
晋くん日誌
8月6日(金)
・防衛施設局は来ませんでした。

今日はヒロシマ原爆の日。二度と繰り返してはいけないこの海に、また繰り返されようとしている。そして、イラクでは繰り返されてしまった。それを止めるための座り込みなんだと感じています。
多くの被爆者の人達が自分たちの思いを語り継ぐために訴えてこられた。思い出したくない過去を話す時、しかし、そこに希望を賭けて話してこられた。話せば、思い出して何日も眠られない。
沖縄のおばぁ、おじぃも同じです。

初めてヒロシマへ「原爆の日」の時に訪れたときに、街頭で在日の方と中国の方が涙を流しながら訴えていたのを強く覚えています。
被爆者は日本人だけではなく、強制的に朝鮮半島、中国から連れてこられた人々が何千人と亡くなっている。私達は被害者であるまえに加害者だったのと感じます。被爆者の人達の長年に渡る苦しみを考えるとその現実を変えれていない自分が加害者であると思います。
しかし現在、私達の国はそのことも忘れ、イラクの人々を殺しています。自衛隊員は被爆者となって日本へと帰ってくる。
沖縄に駐留している米兵達もそうです。
米兵も自衛隊(日本兵)もイラクに軍事兵器として向かい、被爆者となり、人格を破壊された状態で帰ってくる。
米国はイラクからの帰還兵をすぐには本国に戻さず、駐留している沖縄やグアムに配属させ、落ち着いてから本国に戻す。人格を破壊された米兵によって生活を破壊されることを防ぐためです。
米兵の体についた放射能や人格破壊による暴力やレイプは沖縄に持ち帰られるのです。イラクの人達を殺した自分を正当化するために人に差別と暴力を押し付ける。

なんら変わりがない今日を被爆者の方やこの間で亡くなった方はどう見るだろう。
私達がやらなければならないことは見えている。
沖縄戦で亡くなった人やその痛みを今日も忘れずに生きる人達へ、償いの意味を込めて行動しなければなりません。
辺野古へ、国会へとつどいましょう。
それが時代をつなぐ、真実になり得ることを願って。行動しましょう。

8月7日(土)

8月8日(日)
・防衛施設局は来ませんでした。

この間、夏休みのためか座り込みには若い人が多いように感じます。
学生さんや子ども連れでくる家族。
少し、ピクニックみたいです。スイカやマンゴー、グァバたくさんの果物が心ある方から差し入れられ、それに感謝しながらみんなで食べています。
毎日の緊張の中でそういった差し入れなどがあると心が温まる。少し、雰囲気が和やかになります。

午後、座り込みに参加していた人々は都市型訓練施設建設に反対して阻止行動をしている金武町伊芸区の人達が主催した県庁前行動に参加するため早々と現場を後にしました。
県庁前には約1200名(新聞報道)が集まり、「都市型訓練施設建設反対」と書かれたプラカードを掲げて訴えました。
参加者の半分くらいが金武町の地元の方たちだったとのこと。子ども達やおじぃ、おばぁ、中年のおいちゃん達。本当に家族が揃って参列していた。
額には「断固阻止」の赤いハチマキが巻かれていました。
前回、阻止行動に行ったときに会ったおばぁやおばちゃん達はもちろん揃って、気迫に満ちて参加していました。
名護市民投票の時の名護の人達の顔を写真で見ましたがこんな顔をしていました。りんとして、誇り高く、気迫に満ちている。座り込み参加者も同じです。

私は辺野古で泊り込みのため、参加できませんでしたが、テレビで伊芸区の人達の行動を見て感動していました。そしてなおさらに早くこの状況を変えなければならないと強く思いました。



8月9日(月)

座り込み113日目
修さんからの差し入れ
グァバをいただくうららちゃん
今帰仁の村長さんが座り込みに来ました!!今帰仁特産・スイカの差し入れも・・・!! さらに!丁寧に包まれたブドウの差し入れ!!(何県の方からだったか忘れてしまった)
見張りテントから来た大西さん、
 「ブドウな、どれ一個ちょうだい」
差し入れを届けたFさん
 「待った!!みんなに行きわたるように分けてから!!」
 「あっ、そうか、すまんすまん・・・」

大西さんらしくてちょっと面白かった。

→ついていた手紙を読む当山さん、
大西さん
Mさん、バス停の時刻を見に行った帰りにアイスを買ってきて差し入れ!!やったーー!!

みんなでいただきまーーす!!
とけちゃうから急いで食べろ〜〜
ヨガ教室 今日は夏芽さんも参加!!運動運動・・・!!

ジュゴンの家日誌
←伊江島でゴーヤ茶を作っている儀間さんが、
お孫さんと一緒に来店〜!!
大西さんの写真集「あはごんしゅぎ」を一冊プレゼントしました!!

若い頃、阿波根昌鴻さんと暮らしたことがある儀間さん。
写真集を懐かしそうに見ていたと大西さんに話したら、
「今度いらした時に、ぜひ一冊プレゼントしたい」とおっしゃっていたのでした。


8月8日(日)

アキちゃん日誌
・辺野古より、富田晋。亜季ちゃんが大阪で街宣行動をやりました!!亜季ちゃんの気持ちがいっぱいこもった文章です。

「大阪第一回行動」

今日は、第一回目の大阪行動の日。
集まった人数は合計で15名。
当初準備していた500枚のビラはあっという間にはけ、
急いで増刷し、計約800枚のビラを大阪駅の前でまいた。

これほど多くの人々が駆けつけ、大阪の場に立って共に行動できるなんて思っていな
かった
私は、ほんとにうれしくてたまらなかった。
しかも、ビラの受け取りも思ってた以上に良く、正直信じられなかった。
パネルの前で足をとめ、説明に耳を傾けてくれる人もけっこういて、
興奮しながらも冷静に話をいなきゃと思いつつ、
あ〜もっと要点を絞って説明できるようにならなきゃだめだな〜と反省した。
ほとんどの人は一様に、
「こんなことが起きてるなんて全然知らないです〜」という反応だった。
「ほんとにそうですよね。この問題は、沖縄では連日のように新聞やテレビで
取り上げられているのに、こちらには全然そのことが伝わってきていない。
何か意図されてるかのように。本当に問題だと思うんです。
だから、私たちはこうやって大阪で立って、この問題をみなさんに知らせ、
基地建設反対の声を全国的なものにしていかなければならないと思っているんです。
私たち、毎週土曜日のこの時間に行動しているので、
ぜひ、一緒にやってください」
気持ちを込めて、訴えた。
そうすると、この場所で継続してこうやって活動を続けていくことは
本当に意味のあることなんだと思えた。
週に一回でも続けていくことで、“あ、あの人たちまたやってる”
と思ってもらえることで、人々の中に何かを残し、
辺野古の基地建設反対の声は広がっていくんだと思う。
そんなことを感じ、希望をもてた今日は、本当にいい出発の日になった。

何よりもこの日を迎えるまで、ほんとにいろんな方々の
あたたかいご協力をいただいている。
まったくもって私一人では、今日を迎えることはできなかった。
この日記で、みなさんのことを紹介しきれないのが何ともはがゆい。
今日駆けつけてくださったみなさんと共に立ちながら、
私の胸は、心強さと、うれしさと、やるぞ!という気持ちでいっぱいだった。
これからも共に頑張っていきましょう!

そして、何よりも、私を立たせてくれているのは、辺野古で出会ったみなさんである。
感謝の気持ちと同時に、炎天下の中、座り込みを続けておられるみなさんのことを思うと、
本当にいたたまれない気持ちである。
この思いをどうすれば、大阪の人に伝えることができるだろうか。

大阪での行動は始まったばかりである。
もっといろんなことを改善して、繋がりを広げ、この行動を継続させていきたい。
そして、辺野古の基地建設の問題、ヤマト問題をどう伝え、
また私はどう行動していくのか、問い続け、考えていきたい。

私たちはもちろん、来週もやります。


※大阪での行動は毎週土曜日の16時半〜18時半まで、
 大阪駅の歩道橋下で行っています。
 ぜひ、一緒に行動してください。
 連絡先:osaka_henoko@hotmail.com


8月7日(土)

ジュゴンの家日誌
←←熊本さんが来ました。2週間ほど沖縄に滞在するそうです



←大家さんから差し入れのお寿司セット



8月6日(金)

新基地建設阻止 座り込み110日目
今朝はきれいな虹が出ていました。雨が降っているので写真はテントの中から撮りました 座り込み110日目 米軍の演習が始まった。
ゴムポートらしい・・・すごいスピードであっという間に沖の方へ進んでいった
Mさんにマッサージしてもらうヒサ坊さん 鐘ヶ江さんが、昨日の施設局とのやりとりを録音したテープを貸してくれた。テープを聞く篠原さん 漁港内
各地をまわっている横断幕にメッセージを書く鐘ヶ江さん いろんなメッセージが書かれている 祐治じるしのマンゴー。いい匂い
人数が増えてきた みんながメッセージを書いた横断幕をテントにつけました 東京から帰った夏芽さん
稲垣さんの報告
私が夏風邪でダウンしていたため、この日の報告は稲垣さんにかいてもらいました。
以下、稲垣さんの報告です。(晋より)


8月5日(木)
午後3時30分に防衛施設局が来ました。

始めまして稲垣真実(まこと)です。この日はしんさんがお休みだったため代わりに書いています。
この3日間、朝のヨガ体操が続けられています。体がかたい人たちからは悲鳴があがります。かくいう僕もその一人・・・これだけ長く座り込んでいる人たちは体にも精神的にも無理をさせているので、たまにこうして体を動かすことでみんなリラックスしているようです。が、このまま無理をしていたら倒れてしまう人がでます。一刻も早く白紙撤回させないと。

午前11時半頃、公安警察車両がもう一台の車を連れて様子見にやってきました。県警が動き出したのではないかと緊張が高まります。
午後3時30分、防衛施設局がやってきました。車2台、施設局員8名、業者2名、運転手2名。公安警察車両1台。こちらは大西照雄さん、具志堅徹さん、中村善光さんの3人が代表者として対応しました。

今日は人事移動で和泉課長の代わりにやってきた扇谷課長が初訪問。防衛施設局は「テントを撤去して欲しい」といってきました。
扇谷課長が和泉課長からなにを引継ぎされ、どれだけ辺野古の現場のことを調べてきたのか聞いたところ、ほとんど引継ぎがなされていないようでした。前任者と会うことすらなかった模様です。それどころか普天間基地の危険性について理解していない。
徹さんはそれをきいて怒りました。「話にならない、帰って勉強してもう来ないでいい。来る時は基地をつくらないと報告しに来なさい。」徹さんが怒るのも当然です。
自分たち防衛施設局側の主張すらわかっていないまま辺野古のテントに来たわけで、話にならない。座り込んでいる私たちを舐めきっているとしか思えません。
また「今後4月19日のように闇討ちしてくることはあるのか」との問いに、施設局職員は「小泉総理がああ言っているのだからそのようなことはしない」とは言っていた。が、信用は出来ない。いつ方針を変えてもおかしくないし、小泉さんが「十分話し合った」なんて言ったら強行するということだ。
防衛施設局長の西さんも、小泉さんも一度平島に行ってビーチパーティーしたらここに基地を造るなんて言えないはずです。そしたら立場を超えて施設局職員のみなさんと一緒にビーチパーティーして、食べて飲んで遊んだら絶対分かり合えるはずです。
その日が来ることを願って今日も座っています。



東京「街」日誌より転載
8月6日(金) 「街」日誌     国会前座り込み日目
ついに110日目に突入!!
怒るジュゴン!


神奈川の平塚から早朝6時に出発して座り込みに参加。
途中で作ってきましたというパネル。
座覇さんがさわやかに登場。
若者に、沖縄の話は三里塚とつながっているという話をしていた。
ジュゴンの家のうららちゃんからTシャツを買いましたー! 警察の人が辺野古の話に興味を持ってじっくり聞いていた。 大西さん、絵はがきありがとうございまーす!!興味のある方に差上げてカンパいただいています。
1日でのべ40人以上の人が座りこんだ 日傘もおしゃれにアピールを続けるかたがいました。
座り込みに使うパネルなどは喜納さんが留守になるので社民党の一室に置かせていただくことになりました!
ありがとうございまーす!!
国会前座り込みは今後もずーっと続けます。
土日はお休みですが、明日は広島から直行するヨッシーたちが行きます。9・10日も9:00〜17:00。



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