ジュゴンの家・日誌
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沖縄タイムス http//www.okinawatimes.co.jp/
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●琉球銀行 普通口座 名護支店
 口 座 番 号   23−130
 口 座 名  西 陽子 まで
●郵便局 17040−14225611
西 陽子

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8月B

!!緊急カンパのお願い!!
現在、辺野古ではボーリング調査を阻止するための泊り込みの監視が行なわれています。この行動に必要となるお金(食事代等)のカンパをお願いしたいと思います。皆さん応援をよろしくお願いします!!
カンパを振り込まれる際は、必ず「座り込みカンパ」と明記し、下記の口座にお願いします。(このカンパのお願いは「ジュゴンの家」が、「命を守る会」を応援する気持ちで独自でやっています。振り込まれたお金は、辺野古でのボーリング調査阻止行動のために使われます。)
●郵便局 17040−14225611
西 陽子


石川真生さん写真展・「沖縄ソウル」
   @会期:  2004年7月17日(土)〜9月20日(月) ※木曜日休館
        会場:  横浜美術館 企画展示室4、5、6
              (みなとみらい駅から徒歩3分)
               神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1
               電話:045-221-0370
       主催:   横浜美術館、神奈川新聞社、テレビ神奈川
       後援:   横浜市、NHK横浜放送局
       協賛:   資生堂、アサヒビール
       企画展名:ノンセクト・ラディカル  現代の写真V
       参加作家:石川真生の「沖縄ソウル」展の他に以下の
              写真家や映像作家が参加する。
              高嶺格、米田知子、奈良美智、アンリ・サラ、
              スティーブ・マックィーン、ジャネット・カーディフ、
              アハラム・シブリ
       関連事業:アーティスト・トーク
              9月19日(日)
              14:00〜15:30  石川真生
       
      A会期:   2004年8月11日(水)〜30日(月) ※火曜日休館
        会場:   佐喜眞美術館
                沖縄県宜野湾市上原358
                電話:098-893-5737
        主催:   沖縄レジデンス実行委員会
        共催:    佐喜眞美術館
        参加作家:石川真生の「沖縄ソウル」展と、映像作家の
               本田孝義さんが撮影した「石川真生」のビデオ
               を同時上映する二人のジョイント展

       「沖縄レジデンス実行委員会」ホームページ
               http://okrp.at.infoseek.co.jp/



8月17日(火)

アキちゃん日誌
8月14日(土) 第2回大阪行動

今日の大阪行動の参加者は、最終的に数えたところによると、約25名。
ということで、1000枚用意したビラも18時半の予定終了時間を待たずに、
18時の時点でなくなっていました。
何ともうれしい悲鳴。
今日も知った顔の方々が次々に駆けつけてくださり、
とても心強い気持ちでいっぱいだった。
また、何人もの方々が「はじめまして」と言って、
この行動に共に立つために駆けつけてくださっている。
色んなところで様々な経験を積み、色んな思いを持った人たちが
大阪に集結している。
向かうところは、辺野古への基地建設阻止!
そして、昨日の事件を本当にみんなが重く受け止めている。
今日は、ビラ配りとパネル展示、カンパ活動とともに、
順番に何人かの人が街頭アピールも行ったのだが、
やはり昨日のヘリ墜落事件への抗議、そして辺野古への基地建設反対のアピールが行われた。
「昨日、沖縄国際大学に米軍のヘリが墜落しました。みなさんこのことをどう思いますか?
これは沖縄だけの問題ですか?私たちには関係ないのですか?・・・」
そのつなぎたくてつなげない、つなげそうでつながらない思いが大阪のまちに響く。
しかし、やはり私たちはその思いをどうにか繋ぎ、共に今回の事件に抗議し、
辺野古の基地建設反対に立ちあがらなければならないのだ。
昨日の事件もあってか、現に、パネルやカンパ箱の前で足を止め、注意深くパネルを眺める人、
そっとカンパ箱にお金を入れ、立ち去る人が今日もたくさんいた。
自分は、与那国の出身だと熱心に話をしてくれる人や、
「昨日の事件は何だ!!アメリカは沖縄からも日本からも出て行け!」
というちょっとホットなおじさんもいた。
私たちはそんな方たちをつなげなければならないと思う。
もっともっと多くの人が一緒に立ち、共にこの行動を広げ、
沖縄とヤマトの関係を変えていく一歩を踏み出したいと思う。
普天間の無条件返還がすぐにでも実現され、
辺野古の基地建設が白紙撤回される日がくることを本当に願って行動している。
そのために、もっとよりよい方法を考え、意義のある行動を続けていきたい。
来週ももちろんやります。
一緒にやりましょう!

日時:8月21日(土)16時半〜18時半
場所:JR大阪駅御堂筋口前、市バスロータリーの阪急側(歩道橋の下)
連絡先:osaka_henoko@hotmail.com

※ 行動終了後、今後の方針を話し合うミーティングをもちます。
  そちらの方にもぜひ、参加してください。
時間:19時〜
場所:大阪駅前第2ビル5階「生涯学習センター」第5会議室



8月16日(月)

座り込み120日目
今日もまた虹が出ていました。 昨日、平和市民連絡会が那覇で撒いたチラシ
今日帰るM沢さんから、悦美さんにMさんのピース旗(輸入版)をプレゼント 喜ぶ悦美さん 辺野古に来たピース旗も、今日で最後なので一筆書き加える
座り込みテント。座り込む人々 悦美さんも一筆 普天間のヘリ事故のことを刻む
テント前でみんなで旗を持ちました。
皆にあいさつをするMさん
「12日間と言う短い期間でしたが、皆さんと座り込みました。ここで多くの方と交流ができ、学び、感じました。私は東京で、イラク攻撃に反対する気持ちから、毎週土曜にアメリカ大使館の前で、抗議行動をしてきました。」
「ここで座り込んで、私達は『勝てる』という気持ちがしています。帰ったらまず、座り込みの報告会をしたいと思います。」涙ぐみながらのあいさつだった。
「5日間座り込みに参加しました。市民の、生活の中からの運動というものを実感し、学ばせていただきました。」 沖国大ヘリ墜落事故のことを話す いただいたプラム。
食べ応えがあっておいしかった!!
朝のミーティング
「4ヶ月間座り込む中で世論は変わってきている。辺野古案見直しが進んできている」
岡田さんが、ある方が座り込み現場を撮り続けたビデオ作品を持って登場!!!(すみません、お名前がわかりません。今度確かめます)
次々予約が入りま〜す!! 素敵
4月の座り込みの様子から撮られているようです。まだ続くぞ・・・!
うららちゃんはMさんから「平和」バンダナを頂いたのでした。ありがとうございます。またお会いしましょうね・・・!!
晋くんからのメール
辺野古より、富田晋。

東京国会前情報・・・
東京で「沖縄、普天間基地所属の大型輸送ヘリCH53の沖縄国際大学への墜落爆発炎上事件」に対する抗議で一日行動が行われています。

現在、朝から座り込んでいる国会座り込みの人達と共に12時から抗議集会が行われています。人数は30名ほどということ。
その後の予定。
16時30分〜アメリカ大使館前で抗議集会・申し入れ行動。
18時00分〜防衛施設局前で抗議集会・申し入れ行動。

状況としては終戦記念日の関係で警察関係が普段よりも3倍、4倍以上出てきているようです。右翼などの抗議集会が近くで行われているむということもあります。
参加される方は国会前でがんばっている人達が離れないように、そしてその人達の指示に従って行動できるようにしてください。

沖縄では・・・
沖縄教区(キリスト教会)主催の抗議行動が米総領事館前で午後13時より行われました。平良夏芽さんもそちらに参加されています。
後ほど報告できるように致します。

宜野湾・・・
米軍司令官が沖縄国際大学と宜野湾市に謝罪をしました。
しかし、米軍司令官は「午前11時より、墜落機以外の種類の機体は飛行演習を開始する」と発言。
これに対し、伊波市長が「それならば、沖縄県民と対決することとなる。」と強く抗議しました。
墜落現場では、米兵が墜落した機体の周りの木を伐採したようです。

※連絡
宜野湾方面にお住みの方でもっと具体的に墜落現場の状況の情報を提供できる方がいたら、具体的に客観的な報告を私のほうに寄せていただけたら幸いです。


8月16日(月) 「街」日誌より転載
普天間の「ヘリ墜落事故」抗議、辺野古移設反対を訴えるため、
国会前アメリカ大使館防衛庁に行ってきました!!
12時、「ヨッシーとジュゴンの家」国会前行動開始! 共同通信に取材を受けるヨッシー
←ピース旗には沢山の寄せ書きが


手作り新聞を作ってきたしょうちゃん
配っていたら、カンパをいただきまし
た!
ドラメガを使って歌う洋平くん 日高さんと記念撮影

アメリカ大使館に移動・・
2つの団体がアメリカ大使館に対し、
申し入れを行いました。


市民に向かって、「小突いてねーよ、
タコ!」と超暴言を吐いた警察
申し入れ報告集会 たまたま置いてあったイスに
上って写真を撮る
トミタさんの発言 麹町の駅に警備の警官がいたので
写真を撮る、と思ったら逃げられる。


防衛庁に移動・・
コールをしながら、防衛庁前に到着!


←今日、辺野古の座り込み
から帰ってきた人が持ってきた、
琉球新報の号外


防衛庁前で「命の海」を歌いました


晋くん日誌
8月15日(日)
・防衛施設局は来ませんでした。

昨日の夜から休みをいただいて南部へと出かけました。
午前は平良夏芽さんが牧師をしている「うふざと教会」(大里村)の礼拝にも初めて参加させていただきました。
今日、うふざと教会では、研修に来ている、そして座り込みをこの一ヶ月間共にしている稲垣真実(いながきまこと)さん(農村神学校、神学生)が夏芽さんに代わって説教をします。研修も兼ねてです。真実さんの初デビューです!!
写真が見せられなくて残念、緊張でがちがちでしたが、りんとして誇り高く語った彼の姿をお見せしたかったです。

私が説教などを聞くのは幼少の頃に通っていた学校以来でしょうか。
しかし、うふざと教会は私の幼少の頃に聞いていた説教とはまったく違います。戦争、平和、共生、全てを現実の問題と共にに訴えています。
真実さんは沖縄、辺野古に来てからの切実な強い思いを説教という形で語りました。
「私は13日に沖縄国際大学で起こった事件を許せません。私は大和人です。沖縄の人々に基地を押し付けている人間としてその現実を目の当たりにし、現在もなおその状況を変えられていないことがくやしい!米兵が学内を占拠し、学生、住民を排除している姿は占領そのものでした。このことを絶対に許せない!許さない!!辺野古基地建設を普天間の閉鎖、撤去を求めて私は闘います!!」と。(聞き取りで覚えている部分を書いていますので、真実さん、少しニュアンスが間違っていたらごめんなさい。)
説教なのか決意表明なのか。しかし、彼は涙を流しながら精一杯に現実を受止め、そして決意した。今と闘うと。

この危機的な沖縄の状況、そして世界の状況は人々を変えていく。
真実さんにとって今日は祝福されるべき日でした。現実を引き受け、自分を引き受け、これからの未来を引き受けると誓った彼の姿はとてもかっこよかった。この日を私は生涯忘れることはないでしょう。ありがとう、真実さん、感謝の気持ちでいっぱいです。
最後に夏芽さんは涙を拭きながら「ありがとう。」と言いました。そして、「本来、今回の事件は彼のような感性で受止めるべきなのだと思います。」と付け加えた。
どんな裕福な生活や利益の奪い合いよりもこうやって人が何かを引き受け、変わるということがどれだけ素敵か。心の中で涙が溢れていた。

その後、かんきちさんと沖縄国際大学へと向かいました。
東京の国会前から連絡があり、「今、今回の事件に対しての抗議のために国会前から大使館前まで20人ほどでデモをしている。大使館にたどり着く前に機動隊が私達の倍以上で出来て、”歩道を歩くな!!”という。だったらどこを歩けばいいの?!車道かよって感じです。」ということでした。電話の後ろでは、人々の抗議の声が燃え
上がっていました。
沖縄国際大学へ来ると、やはり道路は封鎖されていた。かんきちさんの話では、「昨日よりも(封鎖されている)範囲が狭められている」とのこと。
封鎖している県警のおっちやんに話しかけてみる。「まだ封鎖されているんですか。
県警は現場検証などしたのですか。」と話しかけると、「いやまだできていない。」
という。「本当に腹立ちますね。嫌ですね。」と言うと、「ごもっとも」と言っていた。
現場が見える、マンションの下に行くと、40人〜50人ほどひとが集まっていました。マスコミ関係者、学生、市民などでした。学生たちは墜落当日の写真をパネルにして張り出していて、来た人達が見られるように工夫していました。
そこでまよなかしんやさんに会い、民家にプロペラが落ちた現場などを色々と教えていただきました。
プロペラの一部が落ちた民家は木が折れていたり、家の入り口のアーケードが完全に破壊されていたり。セメントブロックの壁に銃弾の後のように残っていた破片が貫いた跡などはものすごい衝撃でした。
かんきちさんと2人で大学構内に入り、米兵達が現在なにをしているのか見に行きました。現場の周りにはチリ1つ落ちてなく、機動隊のバスが3台、県警の車が10台ほど、公安警察車両は4台、米軍のバスは2台ありました。現場のすぐ近くにはミリタリーポリスの特別車が乗り付けられており、その車には赤いシートがかぶせられていました。その中で何かの作業をしているようでした。
黄色いひもを超えようとすると米兵がすっ飛んできて「NO!!」と叫ぶ。続けて「なぜ入ってはいけない!!占拠しているのがおかしいんじゃないのか」と訴えると、上官と5名ほどが出てきてにらみ付けてきました。それからは学内を歩いている途中、ずーっと後を付けられていました。
その様子を遠巻きに伺っていた沖国大生に話しかけると、「入れないのはおかしいと思う。」「不安です。」「米兵がこちらに発砲してくるんじゃないかと恐いです。」と返ってきました。「イラクみたいだ」という男性もいました。
「辺野古は知っている?」と言うと、「うん、知ってる。」と言う。自分が何をしているか話すと「機会があったら伺おうと思ってる。」と言ってくれました。
今回の事件の当事者である沖国大の学生達の意識が変わってきているように感じるところでした。

現場に言って得た、新しい情報によると、「県警は昨日の7時頃に学長館(被害にあった建物)の中を現場検証した。落っこちた現場ではビデオやカメラなどで撮っていたが、具体的な調査などは一切できていない。米軍の財産は扱えないというのがあるからね。」ということでした。
私達が帰った後に伊波宜野湾市長が訪れ、現場に入ったとのこと。13日から毎日来ている市長は米兵達に阻まれ、中にさえ入れなかった。なんという差別なんだ。

とにかく怒りだけが残り、現場を後にしました。
佐喜真美術館で石川真生さんの写真を見て、真生さんとも再会。元気そうでした。
「晋くんがきてくれてうれしいよぉ」といつものように楽しく振舞ってくれました。
佐喜真さんにも久しぶりに会い、今回の事件に対して話し合った。
辺野古に帰る途中に金武町の都市型訓練施設建設現場が見える高台にも立ち寄り、現場を見ました。土が盛られ、トラクターと現場事務所のようなものが見えました。
都市型訓練施設建設現場付近の山々は広大な広さに木が一本も生えていません。全て、米軍の実弾演習による原野火災によって焼き払われたのです。
そして、やっとこさ辺野古に帰ってきました。
どこもかしこも、どこもかしこも沖縄には差別の中で闘いの場が広がっていることを改めて実感します。辺野古の基地建設を止める座り込みがその支柱となっていることも再度実感しました。
全てを賭けて、全てを変えなければ。共に生きるために。



8月15日(日)

「街」日誌より転載
8・15 アメリカ大使館 抗議行動!!
 「街」関係10数人を含む20数人が参加
 連日、防衛庁に抗議している命どぅ宝ネットワークの太田さん
 首相官邸の道路を渡ろうとしたら、警官が通るなの不当な制止をする。10数分の抗議…
アメリカ大使館の方へ進む…と
今度はアメリカ大使館からはるか離れた道で警官が阻止線を張っている。「アメリカ大使館から代表3人ならいいと言われている」なんて嘘を言う。数10分間粘って、代表3人が行って大使館に話をつけに行く。
太田さん、西村あや子さん、
トミタさんの3人が大使館と交渉。
 そのスキにジュゴン決死隊は、警官隊の阻止線を頭脳的に突破し、前に進んでいた。
 あれぇ、右翼の街宣車が
アメリカ大使館の方から来たよ。


右翼はフリーパスなんだ

 (-_-)/~~~ピシー!ピシー!
 「大使館との話で、4人で行く」ことになったが、5人+カメラマンが抗議の申し入れに行く。
だったら「さっき3人」と言ったのは嘘なんじゃないか。
 ショーちゃんが、「ヘリ基地建設反対協議会 辺野古座り込み参加者一同」の「CH−53ヘリ機墜落事故に対する抗議声明」を読み上げる  沖縄国際大学出身のヨッシーが抗議
その後、交代で、申し入れ行動をしました。
2時間半に渡って、アメリカ大使館の
周辺で抗議の座り込み。

最後に、右翼と激突寸前になったが、
堂々と帰還しました。


辺野古座り込み119日目  終戦記念日・・・・
座り込みに来ている女性
今日は琢磨さんの船に乗せてもらい初めて辺野古の海に出るそうです
辺野古の海を見つつジュゴンのことを話す テントからちょっと離れたところから見た辺野古の海
晋くん日誌
8月14日(土)
・防衛施設局は来ませんでした。

「米軍へりCH53の沖縄国際大学への墜落爆発炎上事件」への怒りの収まり所がありません。感情が抑えられずにいます。
米兵は今日の時点でも現場を占拠しています。正門前の道の1キロ余りを封鎖、警察機動隊を使って住民、学生を排除しています。
黄色い排除するためのひもは米軍のと警察のとがあり、なんだかめちゃくちゃです。
昨日のように米兵だけの排除ではないので現実的に中に踏み込むことは困難な状況です。またそのような状況しか作れていないという現実は厳しいものを感じます。
現場からの連絡では、排除してくる県警の機動隊達に対して、「あんたたちも嫌だろ!!こんなことされて」と言うとコクッとうなずいていたそうです。
ものの散乱は以前として生々しく残っており、それを必死になって証拠隠滅を図る米兵達でごった返していたとのことです。
後で知ったことですが、1968年に九州大学にはF4Cファントムが九州大学工学部に建設中の大型電算機センタービルに突き刺さる形で爆発、炎上したとありました。知っている方が多いと思います。
その時の学生たちや市民は「証拠隠滅」をさせないため、そして「板付米軍基地」の撤去を求めて学内を占拠したりしたそうです。
今回の件を見ると好き勝手に米軍がやっているようで腹が煮えくり返ります。

新聞報道では、副知事が「あらゆることを検討する。」と辺野古基地建設の再検討も示唆している。しかし、辺野古の緊張感は高まっています。
今回のことで辺野古基地建設問題において沖縄の人々の答えは完全に「NO」と出ています。これに対する政府の回答があるはずだからです。
辺野古基地建設にしろ、金武町伊芸区の都市型訓練施設建設にしろ日本政府は完全に沖縄の人々を敵に廻した。今まで、「金」でつなぎとめていたものが全て覆るほどに。
どんな形で辺野古基地建設を強行しようと政府は沖縄の人々の思いの爆発を止めることは出来ない。その上で基地建設を強行するのか、小泉は今決めかねているはずです。
その上で強行するというのなら、私達はその上で止めてみせる。

座り込み現場からの声はぜひ、ジュゴンの家のホームページをご覧下さい。

現場写真などを見たい方は以下にアクセスしてください。
きよこさんのホームページ(主に13日の現場写真)
http://www.ne.jp/asahi/cyura/kiyoko/albumpage/heri040813.htm
ジュゴンの家(座り込み参加者の今回のことに対しての怒り声が載せられています。)
http://dugong2003.fc2web.com/
オープンスペース街(東京での抗議行動の様子。)
http://www1.plala.or.jp/akahane/machi-index.html
宜野湾市のホームページ([新着情報]緊急抗議声明から”現場写真へ”をクリック)
http://www.city.ginowan.okinawa.jp/
沖縄国際大学のホームページ(ニュースで近々公開との情報がありました。)
http://www.okiu.ac.jp/


以下、抗議声明。
宜野湾市長、
ヘリ基地反対協・座り込み一同

宜野湾市長
緊急抗議声明

 本日、14時15分頃、CH−53Dヘリが沖縄国際大学1号館(本館)に接触して墜落しました。本市が7月に行った訪米要請の報告会を開催している最中に、14
時20分頃に、本市消防本部から米軍ヘリが沖縄国際大学構内に墜落したとの一報を受け、直ちに報告会を中止し、市災害対策本部を設置してきたところ、米軍3人が負
傷し、大学生及び民間人に負傷が見られないとの那覇防衛施設局からの事故発生の連絡が14時50分にありました。本市としても、全体の被害状況を確認中でありま
す。
 これまで、普天間所属ヘリの事故が発生するたびに何度も抗議してきましたが、沖縄国際大学本館にヘリが墜落するという最悪の事故が発生し、大惨事になるところでありました。現在、沖縄国際大学は、夏休み期間中であり、幸いにも学生や民間人には負傷者が発生していません。不幸中の幸いであります。
 宜野湾市は先月、普天間飛行場の早期返還、住宅地上空での旋回飛行訓練の中止等を日米両政府に求めてきた矢先の今日の事故であり、市民の生命と財産を守る市長としてあってはならないことであります。
SACOで合意した普天間飛行場の5年ないし7年の返還の約束期限もすでに過ぎており、早期に普天間飛行場の閉鎖全面返還をしてもらうとともに、日米双方による事故原因の徹底究明と住宅地上空の旋回飛行を直ちにやめ、ヘリ基地として運用の中止することを、日米両政府及び米軍に強く求めます。

平成16年8月13日
宜野湾市長 伊波洋一


ヘリ基地反対協・座り込み一同
CH−53ヘリ機墜落事故に対するヘリ基地反対協の抗議声明

1.普天間基地の即時閉鎖と無条件全面返還を行うこと。
 昨年11月に来沖したラムズフェルド国防長官は、「ニューヨーク市のセントラルパークに軍事基地があるようなもの。事故が起きないのが不思議」と言い、SACOの見直しを指示した。
 私たちが絶えず指摘していた世界で最も危険な普天間基地。その周辺に位置する沖国大のキャンパスにCH−53ヘリが墜落事故を起こしたことは、断じて許し難いものである。夏休み中であることが大惨事にならず、不幸中の幸いであった。
 この事故の知らせを聞いたときは、石川市で起きた宮森小学校米軍機墜落事故を彷彿させ、とてつもない憤りを覚えた。
 1996年の橋本・モンデール会談で「5年から7年で普天間基地を返還する」との日米政府間の合意が反故にされている。普天間基地は不当占拠されているのである。直ちに普天間基地を閉鎖し、無条件で全面返還するよう要求する。

2.辺野古沖海上基地建設計画を撤回し、ボーリング調査も中止すること。
 新基地建設は供用開始まで最短でも16年かかると言われている。それまで、宜野湾市民と県民は危険にさらされることになる。私たちは日米政府が新基地建設計画を直ちに撤回するよう要求する。
 稲嶺知事は名護市民投票の結果を無視し、県の「自然環境の厳正な保護を図る区域(ランクT)」である辺野古海域を埋め立てる新基地建設計画に同意した。「軍民共用空港」と県民をたぶらかし、美ら海を軍事基地に変貌させる「非現実的で最悪な判断」を行った。
 私たちは稲嶺知事及び岸本市長に対して、基地の県内移設反対の圧倒的な世論を無視することなく、以下のとおり要求する。
 @サンゴ礁に刃を突き刺し、ジュゴンの餌であるアマモを破壊するボーリング調査の許可を取り消し、那覇防衛施設局に対してボーリング調査の中止を申し入れること。
 A新基地建設計画の同意を撤回すること。沖縄県の環境保護政策は沖縄の原風景であるリーフやイノーを子々孫々に伝えることである。現実的でベストな方法は、自然豊かな辺野古海域をサンゴ礁及びジュゴンの保護区に設定することである。
ヘリ基地反対協はボーリング調査の白紙撤回と新基地建設を断念させるまで、辺野古漁港前の座り込み行動を続けていく。

2004年8月14日(座り込み118日目)

ヘリ基地建設反対協議会
辺野古座り込み参加者一同


東京での抗議行動のお知らせ!!!
8・15 国会議事堂前駅の出た所!!
15日(日) 午後時、
アメリカ大使館に抗議行動!
命どぅ宝ネットワークは13・14日、防衛庁に抗議行動をしました。
8・16 国会前に集まれ!!

16日(月)の12時、

国会前で「ヘリ墜落事故」抗議行動を行います。

関東周辺に住む方は集まってください!!



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