ジュゴンの家・日誌
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同基金への協力は 
●琉球銀行 普通口座 名護支店
 口 座 番 号   23−130
 口 座 名  西 陽子 まで
●郵便局 17040−14225611
西 陽子
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6月@

  緊急カンパのお願い!!
現在、辺野古ではボーリング調査を阻止するための泊り込みの監視が行なわれています。この行動に必要となるお金(食事代等)のカンパをお願いしたいと思います。皆さん応援をよろしくお願いします!!
カンパを振り込まれる際は、必ず「座り込みカンパ」と明記し、下記の口座にお願いします。(このカンパのお願いは「ジュゴンの家」が、「命を守る会」を応援する気持ちで独自でやっています。振り込まれたお金は、辺野古でのボーリング調査阻止行動のために使われます。)
●郵便局 17040−14225611
西 陽子

名護新基地建設絶対反対!   ボーリング調査絶対阻止!
 
座り込み支援カンパ!!
         
よろしくおねがいします!


那覇防衛施設局が出した環境アセス方法書・
「市民アセスなご」が 出した市民からの方法書が読めます!!
みなさん読んで、施設局に意見書を出そう!!
「市民アセスなご」のホームページはこちら↓↓

http://www.nagoshimin.com/index.html




6月8日(火)

晋くん日誌
6月6日(日)
・防衛施設局は来ませんでした。

今日私はこの間で初めての休みを取り名護市街地に出かけていました。
午前中は防衛施設局の動きはなく、とりあえず一安心というところでした。
名護に出かけていき、そばやに入れば「あんたー!がんばっているねー!ごくろうさんだねー!!」と声をかけられる。本屋に行くと見知らぬおじさんに声をかけられる「この間、テレビに出ていたろ。がんばれよー。」と。

名護の人々の辺野古に向けられる目が変わりつつある。
この声は私個人に対するものではなく、たった50人余りの人達が日本とアメリカの行動を止めていることに対する敬意であり信頼です。
「声なき声の人の声を聞け」それをたくさん聞いた日でした。
輝く星の隙間にある多くの光らない星こそ未来を作る大きな天かける龍になるのだと私は思います。その人達と手を取り合い助け合って闘いを挑んでいます。
私達が必ず勝てる理由はそこにあると感じました。

6月7日(月)
 ・防衛施設局は午後3時40分にきました。

午前中は命を守る会代表の金城祐治さんと金武町伊芸区の人達の行動に参加しました。
今、伊芸区は・・・
状況としてとても厳しいものがあります。そして阻止しにくい状況があります。
第一にゲートの数が多い。
第二に海兵隊基地ハンセン内の工事はレンジ4だけではないため業者の特定が困難。
第三に"県が反対している"ということが言われているが見たところ伊芸区の人々、特に女性が多く、厳しい中で闘っている。
第4に基地内であり中で阻止することが困難であること。
第五に基地の敷地内であるためテントなどは建てられずにいることなどなど、、、状況はとても厳しい。
それでも朝、7時〜8時の間、第一、第二ゲートで伊芸区の人々は阻止行動を展開している。

私達はまず第一ゲートにいったのですが、人がいなかったため第二ゲートに向かいました。
第二ゲートには伊芸区民の女性たちを中心とした阻止線が張られていました。
「辺野古からきました」とあいさつをするとプラカードと「断固阻止」ハチマキを快く貸して下さいました。
「私達は素人なものだから、色々と教えてくださいねぇ」と金武町のおばちゃんから言われる。
夏芽さんと2人で「いつから僕達は玄人になったのだろうね。それって余りいいことじゃないよなー」なんて談笑していました。
すると「来たぞー」という声がかかる。見るとブルーのバンで車体にはその会社名のシールが張ってある。真っ先に夏芽さんが飛び出して止める。私は後に続いた。それにまた伊芸区の人達が続く。「私達の声を聞いてー!!」「私達はあんなものが出来たら暮らしていけないんですー!!」「私達に協力してください!!!」区長も拡声器を持って訴える。
業者は「上と話してくるのでUターンさせてほしい」と、「他のゲートから入っていくんじゃないのか」とのこちらの問いには答えずに帰っていった。
私達も8時まで行動に参加し、「辺野古が危険な時間になるので」と帰っていきました。
こんなやりとりが毎日続いている。何度もいいますが、辺野古と伊芸区の闘いは共にあります。私達は共にたたかわなければならない存在として認め合い始めているのです。それが感じられる時間でもありました。

辺野古では・・・
午後3時40分に防衛施設局が車2台、人数が8人できました。
平良夏芽さん、金城祐治さん、大西さん、具志堅徹さんが対応をしました。
今日、辺野古では「91歳」のおばぁが亡くなり静かに葬式が行われていた。
防衛施設局がやっていることは常識からかけ離れている。
「今日が何をやっている日かわかっているのか!!常識がないにもほどがあるぞ!!今すぐ帰りなさい!!」
金城祐治さんが怒りをぶつけた。30分ほどして防衛施設局は引き上げていきました。
防衛施設局は「地元への配慮」などと言うことは何一つ持っていない。ただあるのは「基地建設を進める」ということだけだ。とてもとても怒りを感じます。

今日は座り込み開始から50日目です。座り込み参加者の延べ人数は3655人になりました。
沖縄は午後6時30分よりOTV生放送で「座り込み50日目」として紹介され流されました。

6月8日(火)
・防衛施設局は来ませんでした。

防衛施設局が来なかったため、米軍の演習もなかったためとても静かな一日となりました。
金武町のおばぁたちはどうしているだろうか。生命の奪い合いをとめるため、生きるため闘うしかない人々の思いは私の心をしめあげるようです。
ここに来ている人達は1人1人が1人ではなくその後ろに多くの人達の思いがある。
その人達のためにつぶれるわけにはいかない!そういう思いでいる。
多くの人達に沖縄の思いをつなげて欲しい。こんなことはもうやめよう。人として生きる人々の生命を奪うのは間違っている。
イラクの抵抗する多くの人々に答えたい。沖縄の金武町の辺野古のおばぁたちに答えたい。「もう闘いは終わった」と。
手を貸してください。まだまだ足りないのです。92歳のおばぁが言っていた「本質的にまだ勝っていない!」と。
人々はくわを手にしたときから生活を生きるために反戦運動をしている。変わることを恐れずに辺野古に来て欲しい。生きるために。勝つために。

座り込みは午後5時に終え今日も無事に終えました。
しかし、この間の防衛施設局の動きは不可解です。中城湾のボーリングの資材を動かさせてはいけない。政府に対する監視を強め、とめるために行動をしましょう!


6月7日(月)

晋くんからの緊急メール
現地より、6月7日、午後4時15分。
辺野古では葬式が行われているということも知らずに防衛施設局が来たので、「何を考えている。常識というものがないのか!帰りなさい!」と金城祐治さんが激怒。
かえっていきました。
現在の辺野古。6月7日(月)午後3時40分。
防衛施設局が車2台と8名で来ています。
平良夏芽さん、大西さんが対応をしています。今のところ突っ込んでくる様子ではありませんが、県議選が開けた初日です。警戒が必要です。

座り込み50日目
お花の差し入れ! 金武の「都市型訓練施設」建設阻止闘争の現場に行ってきた金城祐治さん。みんなに報告「金武と繋がることが大切。」祐治さん・悦美さん・夏芽さん・山口さんなど、今日10人が行ってきた。ヨシタミさんは金武でも新聞を配っている
「ジュゴンの家」で買ったワンピースを着て座り込む悦美さん 辺野古を写した航空写真で基地建設予定地を見る。 ここに基地が作られたら・・・。辺野古の海は死んでしまうだろう
出張から帰ってきた大西さん
「座り込みは50日目に入りました。整然とした座り込みを着実に続けましょう。施設局に対し意見書も書きましょう。方法書の不備な点に対して一人10枚は書けます!!」
「今日夜6時30分からOTVの辺野古中継があります」
ジュゴン保護キャンペーンセンター・
蜷川さんからサンゴと海草の調査報告

「ボーリング調査地点の海草の状態を調べてきました。施設局の資料では『海草被度5%未満』、とかかれていますが、SDCCの調査では50%という数字が出ました。(調査する際の考え方が異なる)
漁港から500メートルの所にジュゴンの食み跡が見つかりました。
基地建設予定地にジュゴンは来ています。基地を作ったらジュゴンは死んでしまうでしょう」
当山さん
「去年、現地技術調査の地形・気象調査が行われました。残るは海象調査・地質調査です。
ボーリング調査は法律違反だと思います。
施設局に対して意見書を書きましょう!」





ジュゴンの家日誌
平良夫妻が、息子の愛香さんから頼まれていたレコードを受け取りにジュゴンの家に来ました。


(左)サングラスを変な風にかける修さん。
修さん・悦美さんが来ている服は悦美さんの手作りです!

(右)店のパソコンで「ジュゴンの家」ホームページを見る悦美さん
「そのサングラス、やめてほしいの。
何だか昆虫が飛ぶ時みたいでしょ・・・」
今日も阿部さんが夕食を作ってくれました。今日のメニューは・・・・
トマトと茄子のスパゲティー、
サラダ菜とトマトときゅうりのサラダ。ドレッシングも手作りです!!!
ビールで乾杯!!!おいしかった〜〜

6月6日(日)

ジュゴンの家日誌
阿部さんとあきちゃんが家に遊びに来ました!!阿部さんが夕ご飯を作ってくれました(涙) カツオのたたき!! ゴーヤチャンプルー!!
ゴーヤとワカメの酢の物!! 冷やっこ!! 瓜と挽肉の中華風とろとろスープ!!(カツオのあら入り)
めちゃくちゃおいしかったです!!阿部さん、どうもありがとう・・・・・!!!!
晋くん日誌
6月4日(金)
 ・防衛施設局は来ませんでした。

今日は参加者も増え、約100名での座り込みが行われました。

満月の日は潮がものすんごく引きます。
これを「大潮」といいますが、今日は私も見たことがないぐらい引いていました。
ジュゴンが食べる海草のところまで歩いていけるのは初めての経験でした。
海ってとーっても素敵な場所です。毎日表情が違う。

午前中から命を守る会のおばぁ達が集まってくる、集まってくる。おばぁ達は台風のようにその場を作る。
手際がよいというのか・・・
食事について「あれはこうしたほうがいい!!」とか「いやああしたほうが!!」とか論戦している。
わーわーわーわー言い合いながら愛情たっぷりのそーき汁が出来る。
そのできる仮定を見ている私は台風か戦争があったという感想しかない。いや「料理とは戦争である」なんちゅうことを体言しているというべきか。本当にすごい・・・

そーき汁は大好評!おかわりしたい人が殺到したとか。

でも振舞っているおばぁ達が一番楽しそうでした。「闘いは楽しみながら継続すること」を教えてくれているようです。

4月19日、歴史が大きく動いた日。東恩納琢磨さんはいいました。「継続こそが私達の勝利」だと。
闘いの原点に常に帰ること。おばぁ達はいつも体を張って教えてくれる。

基地建設を止めよう!真実はそこにある!!




6月5日(土)そのA

きよこさんから金武の阻止行動の写真をいただきました!!
キャンプハンセン ゲート1前「レンジ4 都市型訓練施設建設断固反対」と書いた横断幕、建設阻止と書いた赤いはちまきにプラカードを持った人たち。朝7時からゲートの両脇に立つ。おばぁたちも多く参加している。
しかし、今回の工事と関係のない車両も多く、どの車を止めていいのか私たちにはわからない。「これだー」と言われたときには、スピードを上げて基地の中に入って行くので、なかなか止めるのは難しい。今朝も軽トラックが入って行った。
その軽トラックが出てきたところを、女性2人が見つけ近寄っていったため、皆が車に近寄って行き、抗議をする。
車はアクセルを吹かし強行に立ち去ろうとするので、辺野古から駆けつけた夏芽さんが立ちはだかる。
すると運転手は基地の中へ逃げ込こみ、警察に通報した。

警察がやってきて、少々の抗議の後、運転手は逃げるように帰って行った。



6月5日(土)

座り込み48日目
朝のミーティング。注意事項などの説明と、少し前に座り込みに参加していた石川さんという女性の、辺野古座り込み体験の記事が、中国新聞に載っていた、という話 今日は「ジュゴン保護キャンペーンセンター」の人たちが来ていて人がいっぱい
琢磨さんの娘・リノちゃん 弟の海人くんと遊ぶ。
「りのねえちゃ〜ん、先にいかないでよ」
ケンカしながら遊ぶ兄弟
お母さんの朝子さんと座る 昨日座り込み現場に来ていた、金武の都市型訓練施設建設とたたかっている人たちの話をする。
夏芽さんが金武の様子を報告
「作業を阻止するために集まった人達がゲートの前に立っていました。
金武の方はこことは違って遠くから相手が来るのが見えないし、入り口も5箇所あるのです。それに、他の工事で基地内に出入りしている業者と見分けなければならない。
金武の人たちは慣れない中、悩みながらやっています。去年の(辺野古で測量調査が始まったときの)私達がそうだったように。阻止するためにはどうしたらいいのか、ひとつひとつ、積み重ねていっている所なのです。朝7時から8時、集まって監視しています。お互いに繋がっていきたいと思っています」
WWFJの花輪さん(左)

佐久間さん(右)
今日のイベントの説明など
東恩納琢磨さん
「“ザンの海アシビ”を行います。たまには息抜きして楽しみましょう!!」
ビニールシートをひいて、ジュゴンバルーンにヘリウムガスを入れる準備 うまくできるかな・・・・?
まずしっぽから。だんだんガスが入っていって・・・・・・ ふくらんでいき・・・・・・
体長7メートルのジュゴンバルーン・完成ーーーー!!!!
うれしそうな琢磨さん 「おおーー!!」見守るみんな
宮城ヤスヒロさんが来ました。 悦美さんと話すヤスヒロさん
←金武町に行ってきたカンキチさん達。
現地で会った人としてきた話をする



ジュゴンの家日誌
仕事が休みの篠原さんが、辺野古に行ったあと
お店を手伝ってくれました。

←値付けをする篠原さん



6月4日(金)

ジュゴンの家日誌
金武の作業所「らふてぃ」のメンバーが遊びに来ました!!
千鶴子さんから話を聞いて、ずっと欲しかったという「ヨッシーとジュゴンの家」のCD「戦争イブ」を買っていってくれました!!

ありがとうございました!!!
また遊びに来てね!!



座り込み47日目
お昼ごろうららちゃんが辺野古に着くと、座り込みテントは大賑わいでした!!!
辺野古のおばあ、おじいが、「座り込みの皆さんに食べてほしい」、と、なんと!!ソーキと昆布の煮物を作ってくれました!!!
みんなにあいさつする嘉陽のおじい
「いただいてます!!!」 小禄さんも
セツ子さんも おばあたちと善次さんも 師匠も
渡嘉敷さん・当山さんも うららちゃんもいただきまーーす!!! 育ってきたマンゴーの実をみんなに見せる祐治さん
真心のこもったおいしいごちそうを食べて、みんな笑顔なのでした!!!おばあ、おじい、ありがとうございます!!これからもがんばるぞ!!


6月3日(木)そのA

市民アセスなご・施設局方法書に対して意見書を書こう!!ワークショップ(労働福祉センターにて)
森山さんからあいさつ。
「4月19日から辺野古で座り込みが行われています。『市民アセスなご』で集めた緊急署名は17000筆を超えました。事業者にとって市民の声は基地建設の足かせとなるでしょう。意見書で意思表示をしていきたいと思います」
ここでお芝居。
おばさんに扮した吉川さん登場!!
(衣装は先日ジュゴンの家で手に入れたもの。)稲嶺派のおばさん。施設局に方法書を読みに来た。が・・・・
代替施設建設図は子供の絵のようだ。飛行機の機種も何が飛ぶのかわからない。ジュゴンが絶滅危惧種ということが書かれていない。400ページにもなる方法書をコピーして帰って読もうと思ってもコピーは禁止・・・・。「おばさん、頭がいたくなってきた・・・・・帰って“市民アセスなご”のホームページで読むわ」
3つのグループに分かれて、意見を出し合う。 学生達も来ています 渡嘉敷さん、当山さん、清子さんたちの辺野古グループ
宜野湾から参加した方の意見・・・「基地ができてしまえば米軍のやりたい放題になる。政府が、地位協定が米軍を守っている。ある人の計算では、『騒音で学校の授業が妨害される時間は、1年分にも及ぶ』という結果が出ました。騒音を聞きながら育つ宜野湾の子供達は集中力がないと言われています。子供達がこれからどうなるのか・・・胎児への影響も心配です。」
←しばらく話し合った後、それぞれ
自分の考えをまとめて意見書を書いてみます


→わからないところは、
施設局が出した方法書を全部読み通した宮城ヤスヒロさんに聞きましょう
書き終わったら、各グループから1、2名が、どんな意見を書いたか発表 宮城清子さんは、「なぜ辺野古に基地を作るのか。魚介類がとれる豊かな海。リーフの下には生き物達がいる」 最後に、「これから意見書提出期限までに、もっとこういう機会を持ちましょう」、ということで次回の日程が決められる。「わからないところがあったら質問してくださいね」
次回のワークショップは・・・・
6月8日(火)午後2時〜
  10日(木)午後7時〜、      
  15日(火)は午後2時〜と午後7時〜


いずれも名護市労働福祉センターで行われます。
「意見書を書きたいけどどう書いたらいいのかわからない・・・」「自分ではわからないところがあるので教えてほしい」という人、ぜひ行ってみてくださいね!!


6月3日(木)

座り込み46日目
仕事で留守にしていた悦美さんが帰ってきました!! 植物博士・宮城さんも久しぶりに登場!! 朝のミーティング
大西さんが持ってきた盆栽(?)に生えていた野ボタンが咲きました。宮城さんが俳句を集めて紹介 ヨシタミさんも一句
雨が降ってきたーー。 宜野湾に住む人たちがボランティアで米軍機の飛行ルート調査をしたデータ 線に見えるのが
普天間飛行場の米軍機飛行ルート。
ストレッチ
晋くん日誌
6月3日(木)
 ・防衛施設局が午後3時30分に来ました。

 今日、午後3時30分防衛施設局はくるま2台、施設局員9名できました。
「退去していただきたい」ということと「基地建設を進める」ということを通告しにきました。
 県議選挙の中で来るということ、不可解です。県議選挙が開けた直後に来る可能性は十分にあります。
常に厳戒態勢ではありますが、警戒が必要です。
 今日の来訪では雨でぬれた歩道に座り、私達から署名5000筆を手渡しました。その思いを彼らはどう受止めているのだろうか。

 お昼ごはん、団結弁当は「カレー」。せっちゃんいわく、「カレールーをたとえば甘口と中辛を混ぜて使うと、香辛料が混ざってこくのあるカレーになるよ」だそうです。毎日の生活の中で生活の知恵を炊事場のおばちゃん達から教わっています。
 今日は前日座り込みに来ていた新潟の方から「竹の子」が届きました。(下の写真が竹の子を持った夏芽さん。おしゃれ・・・?)こんな手紙と共に。

 「沖縄訪問中はみなさまにお世話になりました。新潟の家に帰ってきたらあたりの山はすっかり初夏の色になっており、ウラの竹林では竹の子が”ニョキニョキ”です。あわててとってお世話になったみなさまに送らせてもらいます。これは”破竹(ハチク)”種類の竹です。アクが少ないのでそのまま茹でてもよいのですが、米のとぎ汁でゆでたあと、だし汁、その他で煮て食べたり味噌汁に入れたりして食べてください。ハチクの勢いで攻めてくる国、防衛施設局に負けないで共にがんばりましょう。」

 明日、おばぁ達が「そーき汁」を座り込みの人達に振舞いたいということで午後から命を守る会は「おばぁだらけ」。
まるで台風のようです。ある意味、防衛施設局よりもずっと恐い。
手際よく大根を剥き、昆布を茹でる。後はその汁でそーきを炊くだけ。今日のたけのこも明日炊く予定です。
 来られる方はぜひ辺野古へ。明日がすごーく楽しみです!!

 ホームページ、メーリングリストで日誌を見られている方へ、便利な情報ですが、このホームページ「http://diary5.cgiboy.com/2/henokonikki」を携帯電話からも見ることが出来ます。携帯電話を持っていない方はみられませんが、持っている方は手軽でいいと思いますよ。


6月2日(水)

座り込み45日目
朝、辺野古に着くと・・・大きな船が海を進むのが見えました。機材を積んでいるように見えたので心配しましたが、どうやら漁礁をつんだ船だったようです。ひとまず安心 海を前にヒンズースクワット 篠原さんも
「こんな感じかな?」
流れ作業で資料を作る テーブルでは意見書を書く
←監視をするアキちゃん





→散髪してすっきりしたローズマリー
辺野古から少し行ったところの浜に連れて行ってもらった。
はしゃいで走っていく篠原さん 岩場で 何か見つけました。
ヒトデ!! 蛍光色に光る魚!! はじめて見た、毛むくじゃらのカニ。
ぬいぐるみみたい。おもしろい!!
浜にいたのは30分くらいでしたが、その間次々と生き物を発見!!短時間にさまざまな生き物達との出会いがあったのでした。海は生き物達の宝庫だ!!!
晋くん日誌
6月2日(水)
・防衛施設局は来ませんでした。

午前6時30分にまたも沖合いに「作業用の台船」が現れたため現場は緊張が走りましたが、辺野古の沖合いを通り過ぎるだけでとりあえず作業している様子はありませんでした。
今日の団結弁当は「コロッケ」に「葉野菜のサラダ」とってもおいしかったですー。
座り込みは少し人が少なかったものの大雨のなか整然と座り込みは続けられました。

世界中から届いたメッセージを紹介します。

2004年4月30日、ニュージーランドより
 みなさんの大きな成功と、この新しい米軍基地を止めるための努力における大きな勇気を願っています。
 連帯して。
 ディエゴ・ガルシア基地の閉鎖を、チャゴシアンを故郷へ返せ。

 マルティーニ・ゴッチェ


2004年5月3日、ベルギー、「母なる地球のために」よりみなさんのたたかいを支持します
 友人のみなさん。
 わたしたちは「ノー米軍基地」のメーリングリストで辺野古の米海兵隊基地建設に反対するみなさんの行動のニュースを受け取りました。

 私たちは、環境、非武装化、そして人権のためのみなさんのたたかいを支持します。
 ヨーロッパにおけるアメリカの核兵器基地に反対する私たちの運動もまた、市民的不服従を行ってきました。
私たちのウェブサイトで、より多くの情報、そしておそらく少しは勇気づけられるお話をご覧いただけると思います。
 
 平和の名において
 デイビッド・ヘラー


2004年5月4日、プエルトリコ、ビエケス救済発展委員会より
 平和の友人のみなさん。プエルトリコ、ビエケス島から暖かいごあいさつを送ります。
 軍隊という死の機械に対して命を守るためのみなさんの努力を支持する私たちの委員会からの、この心からの連帯のメッセージをお受け取りください。

 私たちは、米軍を特徴づけている、動物、植物、そして人間の生命に対する不遜をよく知っています。しかしまた私たちは、地域共同体が、その文化、遺産、そして未来の世代を守るために組織され関与するときに生まれる巨大な力も知っています。

 軍隊は愛に対抗する兵器を持ちません…平和に対しても…これらは、私たちの世界をコントロールしようとする軍隊の狂気を終わらせるために私たちが使えるもっとも強力な道具なのです。
 ビエケスは辺野古です!
 平和!平和!

ビエケス救済発展委員会
ニルダ・メディナ/ロバート・ラビン




6月1日(火)


座り込み44日目
朝、浜に着くと、与那覇さん達がカヌー練習をしていました 早朝カヌー
大西さんの作品そのA
ローズマリーの盆栽。芸術的
阿部さんが持ってきてくれた絵本。 沖縄の、先祖を大事にする教えが描かれている。
「僕のご先祖様は何人だろう・・・数えていくと・・・」 ページを開いてびっくり!!
これ、ぜんぶ人の顔なのです
ご先祖様が一人かけても僕は生まれてこなかった、ご先祖様を大事にしよう・・・・というお話
朝のミーティング テーブルはゆんたくや議論の場として活躍しています 「市民アセスなご」森山さんから、昨日行われた前・環境アセス学会長の島津氏による環境アセス講演会の報告
大西さん達が書いた、施設局方法書に対する意見書を読む 大西さんからイカの差し入れが!!!さっそく取り分けて食べます!!!
パクッ!! うまい!! おいしー!!
←もぐもぐ、篠原さん




→イカをいただきながら
昨日に続き、劣化ウランの話をする
やんばるの貴重な自然と基地、無知な県による自然破壊の話をする男性。
「森を伐採していた職員が、数年後に緑化を担当する・・・・。
私達は必死に勉強し、やんばる訴訟で裁判を起こしたが、県側は不勉強でこちらの質問に答えられない。
やんばるの山を断絶して作られた大国林道。誰でも車で入っていける。子育てのため餌を求めて森を動き回るやんばるくいなは車に轢かれて死ぬ。最近よく話題になるが、今に始まったことではない。・・・・」
晋くん日誌
6月1日(火)
・防衛施設局が昼に来ました。

防衛施設局が真昼の11時に来ました。2台のレンタカーに8人の施設局員が乗って「退去」と「基地建設を進める」ということを言いに来ました。
来るのが仕事とというのはずいぶんご立派だ。人の税金で給料をもらっておきながら。
これで防衛施設局が来たのは4月19日から合計で11回目です。
「手薄になればやるぞ」という姿勢はいまだに変えていません。私達はいつでも止める覚悟と状況が出来ています。

5月31日の毎日新聞朝刊に「在韓国米軍1万2千人日本に移転か。」という内容で載っています。イラクに派兵する1万2千人を韓国とアメリカ本国には帰らせず沖縄に駐留させるというのです。
今、韓国では「イラク派兵反対」「沖縄への移転は許さない」という趣旨のもとで各地の集会を開いています。
こんなことを許してはいけない。「劣化ウラン弾」を浴びた米兵達が沖縄に駐留するということがどういうことなのか。人格破壊をして帰ってくる米兵達が沖縄で何をするのか。
アメリカ本国に帰さないという理由に「本国に帰したらイラクで人殺しをしてきた米兵は何をするか分からない」ということがあるのです。自分たちで送っておきながら!
ベトナムで行われたことがもう一度沖縄で起ころうとしています。
ファルージャで大虐殺を行ってきた米兵達の沖縄は「癒しの場」でも「虐殺の場」でも「沖縄が加担する場」でもない!!
基地建設も基地も軍隊も沖縄にはいらない。血まみれの米兵を沖縄にはいれさせない!!

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